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2008年07月19日
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カテゴリ: ウチの姫

いよいよ長い長~い夏休みがやってきました。

そのまま放っておくとダラダラ過ごしてしまいそうで、どうしたら自主性を損なわずに、計画的に
有意義な夏休みを過ごせるかという事に腐心しております。
(最近、親が勝手に計画を立てると反発したりするので…)

どなたか何か良いアイデアがあったら教えて下さいm(_ _)m (←切実)

そんな夏休みに入る直前、15日に個人懇談がありました。

娘の学校(というか、うちの市では皆そうだと思いますが)では支援学級在籍児童は一応通常学級にも籍が有る為、通常学級の担任とも支援学級の先生とも、両方個人懇談を行います。

うちの場合、一発目は通常学級の方から。

今年はクラス自体は3年生からの持ち上がりでメンツは変わらず、担任の先生だけが変わりました。
担任のM先生は、一見今時のお姉さんの様な出で立ちですが、こちらのお願いに迅速に対応して
下さる、なかなかパワフルでユニークな先生です。

先ずは勉強については
「どの教科も満遍なく出来てます」
んん~?まぁ、先生がそう仰るならそういうことにしておきましょう。

こちらが心配していた切り替えの遅さ、動作の遅れなどはやはり見られるけれど、結構お友達のフォロー等も有り、目立つ程ではないそう。

ただ、今回理科の実験等で手先を使う作業が多く、手先が不器用な姫はしばしば固まっていたらしいです。

分からない事があった場合も固まったままで、お友達や先生等、誰かが声を掛けてくれるまで
待っている事も多かったそうで。
自分から「分からないから教えて」と手を上げるのは、あまりしなかったとの事でした。

この辺、今後の課題ですね~。

最後は一番心配していた友達関係。

姫は学校から帰ると、休みの日も含めてずっと家で過ごします。
友達の家へ行く事もなく、連れて来る事もなく。まだ自転車に乗れない、というのが原因の一つになってるのではと思うのですが、外でボール等で
遊ぶ時は、私か夫が相手です。

ちょっと心配になって、
「別にお友達連れて来てもいいし、ちゃんと行く場所さえ言ってくれたら、お友達と遊んでも、家に遊びに行ってもいいねんで」
と言っても
「家で絵描いて遊ぶからいい」
等と言って一向に友達と遊ぶ気配なし。

「学校では大丈夫なのかっ?」
と思い、先生に相談すると...

「クラス遊びでもちゃんと中に入って遊んでますし、一人でポツンとしている、という事はない
ですよv」
との事。

このクラス、3年生最初の頃は喧嘩が絶えなかったようですが、去年の担任の先生がクラス遊び
(ドッジボール、キックベース等、クラス全員でする遊び)に力を入れておられた様で、その甲斐あってよく纏まっていて、今でも必ず長休時(20分休みや昼休み等)には全員でクラス遊びに興じている
そうです。

運動音痴な姫ですが、ちゃんと仲間に入れてもらって、以前は
「すぐ当てられるから嫌い」 (←そりゃ当てやすいもんね)
と言っていたドッジボールも、皆気を使ってくれているのかあまり当てられなくなり、ボールは受けられませんが、逃げるのが楽しくなって来た様です。

「仲の良いお友達もいますし、自分から声を掛けて、という事は少ないですが、誘われて
遊んでいます。
自分から声を掛けられる様になるともっと交友関係が広がると思うので、そうなれば良い
ですね」

自分から、というのはなかなか難しいですが、それでも以前よりは自分から話し掛けられる様になった(友達談)ので、これも徐々に…ですね。
ともあれ、 「休み時間一人ぼっちで過ごしているんでは…」 という心配は取り越し苦労だった様で良かったです。

通常学級ではおおむね好感触で、次に支援学級の方へ。

先生:私=4:1 (めっちゃ威圧感)

普段通常学級で過ごしている姫は、一ヶ月に2~3回ある「ひまわりタイム」(支援学級在籍児童全員参加)のみ参加しています。
クラスではお世話されっぱなしの姫も、支援学級では下級生の世話をしたり、ゲームの合計点の計算等の役を買って出ているそうです。
(母、ちょっと意外)

兎に角学校では問題は無く、姫としては結構気を張って頑張っている様なので、先の帰宅後の件でも家ではクールダウンしたいのかもしれません。

その後、
「○ちゃんはひまわり(=支援学級)に来るの、嫌がってませんか?」
という話になりました。

この辺りの話になると告知の問題が大きく関係してくるのですが、支援学級の先生は正式な告知は 「まだ早い」 という見解。

でも姫の様に主に通常学級で過ごしている子は、高学年になるに従い
「自分は何故支援学級にいるんだろう?」→「支援学級に行きたくない」
となる場合が多く、実際に姫も支援学級の先生が連絡帳を取りに行ったり、返したりするのに通常
学級の教室へ行くと、明らかに
「何で来たの?」
という顔(明らかに歓迎してない顔)をするそうで。

支援学級の先生も、通常学級の友達の何人もから
「何で○ちゃんはひまわりなん?」
という質問を受けたそうで、きっと姫本人も友達から同様の質問を受けているのだと思います。

家でも以前、
「○ちゃん、ひまわりに行きたくないねん」
と言った事があります。
(この時は自分の好きな教科の時に「ひまわりタイム」に出ないといけなかったから(姫談)で、他意は
なかったと思います)

かといって、支援が必要無い訳では決してなく、参観等で様子を見ていると、
「あっ、今固まってる」  とか
「今何していいか分かってないな」
というのがよ~く分かる。

支援学級の先生もそれはよく分かってらっしゃって、

「例えば連絡帳を持ってくるのや私達が取りに行くのが嫌なら、一週間に一度とかにしても
いいし、これからも無理のない様に、○ちゃんにとってよりよい方法を考えていきたいと思い
ます。もしまたひまわりに行くのが嫌だと言い出したら、遠慮なく言って下さいね」


と言って下さいました。

…単純かもしれないけど、何だか妙に嬉しくて、涙が出そうになりましたよ。

色んな意味で遅れがちになる姫をフォローしてくれたり、ドッジボール大会でどう考えても戦力外の
姫を、試合に出してくれた通常学級のクラスメイト。

いつも 「こちらで気を付けないといけない事があれば何時でも言って下さいね」 と声を掛けて
下さる通常学級のM先生。

そして支援学級の先生方。

素敵な仲間や先生に囲まれて、嬉しいね。よかったね。

今が良いだけに、今から来年の春のクラス替えがかなーり不安なんですが (他のクラスでいじめがあったりするもんで)

2学期も、無理しない程度に頑張ろうね♪






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最終更新日  2008年07月19日 23時46分34秒
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