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いまだに残っている釣り具屋さんについて考えてみました。
まず消えて行った釣具屋さん。
【ポパ〇】
アルミカヌー:SPOOK
これはポ〇イで一番高い買い物でした(笑)
168000円。
オールドタウンとかに比べるとかなり安いですよね。
ロッド&リールに掲載された広告を見て飛びつきました。
買ったのは練馬店でしたが、在庫は霞ケ浦にあって移送に何日か
かかったのを覚えています。
通常、木製カヌーは船底を上に向けて保管するのに地面からの
湿気を避けるためにある程度(1~2m)底上げする必要があります。
アルミにしたのは草加にあった自宅で保管する場所が限られており
地面に直接置かなければならなかった・・・と言う理由もありました。
あ、そうそう。最初のレインスーツも〇パイで買いましたね。
バッカン
今でも現役で主に海釣りで使ってます。
フタを開けると独立した小物入れがついていてこれが内ブタの代わりにも
なっています。小物入れは上部が透明で斜めにファスナーがあるので
強風が吹いている時でも小物が飛ばないし透明なので何がどこにあるか
すぐにわかるのがいいです。
ブーツバッカン
もれはブーツでもいいし、ウェーダー入れにも使えます。
なんだかんだオリジナル商品を多く開発してたので
ダイワ、シマノのロゴだとバサーぽくないので(笑)
何と言ってもメーカーの製品より安かったのも良かったです(笑)
店舗は知っているだけで、上野、練馬、霞ケ浦、松戸、岩槻、
会津若松など、かなり多くの支店を展開していたのに
バス釣り人口の減少?のあおりを受けて消えていきました。
本体は滋賀県にあったような気がするんだけど・・・
もう忘れました(笑)
【スー〇ーブッシュ】
上野店の店長さんだった高橋さんという方が〇ーパーブッシュを
お辞めになって レスイズモア
のビルダーさんになっちゃったんですよね~。
私はほとんど高橋さんとはお話したことがなかったのでよくわからないけど
高橋さんのナイスガイな人柄もあって、彼のファンが多いはずです。
スーパー〇ッシュは正確に言うとなくなってはいませんね(笑)
長野県に拠点を移し、 WEB店舗
で生き残っています(笑)
ZEALを買うのにまだ抵抗があった頃、
最初にここで買ったのはDAIKOのブルーダーと言うスピニングローッドでした(笑)
いろんなルアー、ライン、小物もニンナの竿、グリップ、もここで買いました。
仲間で飲み会がある時もこの店で待ち合わせなんてこともありました。
【コマ】
埼玉県越谷市のロヂャースの裏にひっそりとあったお店。
草加の自宅からチェリンコで行けました。
ここは釣り具屋というか?
ルアーショップというか?ルアービルダーというか?
良く分からないお店でした(笑)
先日書いた記事でケロールをここで買いました。
コマとは面白いご縁がありまして・・・
テンチョが12年前プータローで暇している頃にルアーを自作していました。
ビーブレンズの小林千春さんから大量のウッドブランクを頂きました。
出所はどうやらコマが閉店した時に在庫で残っていたモノらしく
小林さんがもらい受け、小林さんはルアーは自作しないので
「テンチョさん最近自作してるからあげるよ」と
巡り巡ってテンチョのところにやってきました。
そのブランクを使って ルアーを作ったり
しました。
【ビーフレンズ】
忘れてならないのが一番お世話になったのは江戸川区にあった
ビーフレンズ
さん。
ですが、これは前述なので今回は割愛させて頂きます(笑)
次は残っている釣り具屋さん
【サンスイ】
関東では何といっても サンスイ
さん。
ここは老舗中の老舗、なんと 明治35年創業
。すげ~な~(笑)
関東の釣り人で知らない人はいないでしょう。
上野店、池袋店、渋谷のルアー&フライ店、千葉店、町田店
新宿店に行ったことがありました。
新宿店だけ閉店しましたが、確か西新宿の再開発でビルの立て直しの
影響だったと思います。
バスがメインではなくて様々な魚種に対応してまして
渋谷の本店さんはメーカーさんとも強いつながりがあるようです。
17年前、ダイワ精工のTD-Xと言うリールを私の不注意で
レベルワインダーに紙を詰まらせてしまったことがあります。
まあ、それによってハンドルを回すとガリガリ言うようになってしまいました。
フツーに購入先を経由して修理すると2週間から3週間は間違いなく
かかると言われました。
ゴールデンウイークには使いたかったので
元ダイワ精工でオーバーホールや組み立ての仕事に関わっていた人が
知り合いでいたので「どうしたら早く治してもらえる?」と聞いたら
ズバリ「クレーム!!」でダイワの本社に電話しろと言われました(笑)
もう、本社のどなたと話したか忘れましたが・・・
その時、私が渋谷で勤務していると言ったら
「渋谷サンスイの本店の店長さんを訪ねろ」と言われました。
渋谷サンスイの店長さんも
「フツーはダイワ本社にクレームなんて入れたりしないよ。
あんた、ダイワの親戚?」と言われましたけど・・・
超特急の1週間でリールは直りました(笑)
まあ、お勧めできる方法ではありませんが。。。ご参考までに(笑)
サンスイは渋谷本店グループと町田サンスイさんとか
組織が違うらしくて、(フランチャイズ?)
ポイントカードが別々にあったりしました。
【バスポンド】
こちらでは現在も使っているカヤック、ウィルダネスシステムの
パムリコ100を買いました。
初釣行は房総の川でしたが、いきなり50UP釣ったりしました。
バスポンドさんはザッパー、フッカー、ゼニス、BPミノーとか持ってます。
いきおいでダイレクトリールも1個買っちゃましたけど・・・使ってません(笑)
代表の松井さんは有名人だから説明の必要はないですよね。
カヤックフィッシングを世に広めた方だと思います。
【ノーバイト】
前述の渡部さんが町田サンスイの店長を辞めて、独立開業した
トップ専門店。
ノーバイトさんは市販のルアーをチューンして多くのリセットモデルを
発売したり、完全オリジナルルアーをハンドメイドしたりしています。
秀逸なのはノーバイト羽。もうっちょっとカッチョイイ名前にすれば
いいのに(笑)
これキャスト後、ラインテンションをかけるとゆっくりルアーが引っ張られ始めると
絶妙なバランスでルアーが左右に揺れ始めます。この揺れによって水面に
モワモワと波紋を発生させます。しかも無音です。
この波紋がバスを誘います。
だからなるべくベタ凪の時が有効です。
渡部さんも使い方を理解している人はよく釣れるし、理解できない人の
二極分化しているとおっしゃっていました。
に、しても、よくこんなルアー考え出したな~と感心しました。
いわゆるクローラーベイトの走りじゃないかな?
渡部さんは大病を経験されましたが体に注意していただいて
トッパーい寄り添う今のスタイルを是非続けて頂きたいなと思います。
もうちょっと近くにお店があったらな~(笑)
【タックルベリー】(すべての中古、委託販売店と言い換えてもいい)
もう、こちらはお世話になりっぱなしです(笑)
ロスト(または壊れて)してしまったルアーと再会できる
チャンスをもらえる可能性があったりします。
でも、中古屋さんにルアー売ったことありますか?
驚くほど安い価格で引き取られていきます(笑)
もう製造原価もへったくれもありません。
無名のルアーなら買った価格の1%に満たない時もあります。
だから中古屋はいい商売です(笑)
でも、無くなると困ります(笑)
私は売却は渋谷店で1回だけ利用したことがあります。
でも、引取り価格があまりの安さで悲しくなるので出しません(笑)
ブックオフやトレジャーファクトリーも同じ原理でしょう。
いろいろ、書きましたけど、
釣り具屋さんに限らず、需要と供給のバランスを見誤ると
商売として成り立たない。
どんなにこだわって作った商品を世の中に送り出したとしても
買ってくれる人が・・・
また、支持してくれる人がいて成立します。
残っているお店はこのバランスが保たれていると思います。
でも、無くなってしまったお店にもひとかたならぬお世話になった
お店もあるわけで、私は忘れたくはないな~。
いつの世も自然淘汰されていくマーケットの環境下、
こうやって記録して書き留めておきたいと思って書いてみました。
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