◆◆ 主治医は、一緒に戦ってくれる、コーチ その2 ◆◆
8年前に
https://plaza.rakuten.co.jp/tennisoyabaka/diary/201405110000/
と題して、このブログで書いています。
そのため、今日のお題は、その2です
このブログに来ていただいている方は、前立腺がんの治療中の患者さん、
もしくはそのご家族と思います。
治療中であれ経過観察中であれ、定期的に病院を受診され、検査と治療を受けている。
朝早めに病院に行って、おそらくまずは、採血検査。
PSA を測るので、結果まで、小 1 時間かかります。
採血結果がそろえば、主治医の先生の診察室に呼ばれます。
PSA の結果が心配です。
採血結果などが変わりなければ、
『 変わりありませんね。
PSA
も上がっていません。
それでは、〇ヶ月後に来てください
』
という会話で、あっけなく終わってしまいます。
時間を測ってください。
3分間かかりますか?
採血結果がでるまで、 1 時間近く待っているのに、実際の診察は、あっという間です。
少し時間を取ってくれるのは、 PSA が上昇していた時や、画像で悪化している時、治療方針が変わる時ぐらいでしょうか。
患者さんは、いつもドキドキして検査結果を待っています。
悪化なければ、ほっとします。
『しかし、今後はどうなるのだろう?』
『 PSA が上がってきたら、どういう治療があるのだろうか。副作用は強いのだろうか』
『あとどれくらい元気でいられるだろうか』
『治療は止められないだろうか』
『内分泌療法(去勢術)は中止できないか』
主治医は忙しそうで、
『 たられば の相手をしている暇、現状が問題なければゆっくり相手をしている暇はなさそうです。 』
患者さんも、主治医の機嫌を損ねたくはありません。
命を預けているわけですから。
大病院であればあるほど、多くの患者さんが詰めかけます。
前立腺がんに詳しい先生がいれば、前立腺がんの患者さんが多いかもしれません。
もちろん他のがん(腎臓、腎盂尿管膀胱、副腎、精巣、後腹膜など)の患者さんもみないわけには行きません。
がん以外の病気も、結石、前立腺肥大症、透析、腎移植、先天性疾患、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿失禁の患者さんもいます。
たくさんの病気の中の1つが前立腺がんです。
もちろん、昨今、前立腺がんの患者さんが増えていますので、たくさんの患者さんがいるのも事実です。
勉強熱心な患者さんは、様々な治療法を勉強しています。
当然です。
命がかかっていますから。
新しい治療は受けられないのだろうか、
自分にはもっといい治療があるのではないか、
今後はどうなるのだろう、
内分泌療法(去勢術)は止めれないのか、
放射線療法は受けられないのか、
重粒子線治療はどうか、
丸山ワクチンなどの民間療法は、受けていいか、
他の病院の先生の話を聞きたい、
あとどれくらい生きられるのか
主治医とゆっくり話したい、時間を取ってもらいたい
これが、皆さんの願いのように、私 Uromaster は感じています。
泌尿器科医は、かなり広い範囲の手術を受け持っています。
また、前立腺がんの治療のように、内科的な治療も受け持っています。
医師としては、大変やりがいのある分野で、興味は尽きません。
米国のように、分業制で、手術をすれば、それで終わり、
あとは腫瘍内科へというわけにはいきません。
1 人の患者さんに外科治療、放射線療法、内科的治療から、一番いい選択肢を見つけることができるという点では、釣り合いのとれた、偏らない治療選択肢を、日本の泌尿器科医は、患者さんに提示できるという利点があります。
ただ、泌尿器科医は忙しいという現実があり、
これが、患者さんとのコミュニケーション不足を招く1因になっています。
また、扱う疾患が、前立腺がんだけではなく、一人一人の泌尿器科医の得意分野は、さまざまです。
必ずしも、前立腺がんが専門とは限らないのです。
そうは言っても、
主治医は、コーチです。
スポーツなどでは、いいコーチ、いいトレーナーの存在が、結果を左右するといわれています。
医療の現場では、主治医は、一緒に戦ってくれるコーチのような存在です。
命がかかっていますから、いいコーチを選びたいというのが、本音ですね。
言い換えると、患者さんは、
いい主治医を選びたいというのが、本当のところだと思います。
あなたの主治医は、いいコーチですか?
あなたが選んだ、いいコーチですか?
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