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2011.03.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類



って人に頼むことができますか?



健康保険が切れ、病院代が払えなくて、

結果病気が手遅れ状態になり命を落とす人が増えている、

というニュースがありました。なんとも痛ましい事です。



 そんなニュースがあったときに、ある新聞の社説に、

「お金が無いという理由で、医者にかかれずに命を落とす。そんな世の中ではいけない。」

というものが有りました。



 確かにその通りでしょう。



命の大切さは変わりが無いのですから、

お金がなくて、病院に行けない、そして死にいたるというのでは、

人の命に軽重が有るようで、あまりいい気持ちはしません。



その社説には、

「これが世界トップクラスのGDPを誇る先進国の現状なのか!」

と書かれています。



例えばアメリカ合衆国。

もうずいぶん長い間GDP世界第1位であり、先進国で有り続けている国ですが、

生活困窮者の数と比率の高さは、日本の比ではありません。

それなのに、オバマ大統領が登場するまでは、健康保険制度すら有りませんでした。



GDPで日本を抜いて世界第2位となった中華人民共和国も、



今後中国の経済はますます伸びていくことでしょうが、

貧困者層を作らず、健保制度を充実させながら、経済発展を続ける事が、

到底出来るとは思えません。



つまり、「GDPで優っている国は貧困が少ない、だから病院に行けず死ぬ人が少ない。」

というロジックは大変怪しいものです。





日本がよその国に比べて、急に金回りが良くなるとも思えません。

ましてや、健保制度を現状維持以上の充実を保ちながら、経済発展をするなどということは、

「それが出来りゃ、誰も苦労しない」というもので、

相反する高望みのように思えて仕方がないのです。



社会保障を高次元で保ちながら、経済発展をする方法をご存知の方がいたら、

そんな人にこそ、今すぐこの国の指導者になってもらいたいものです。



昔の時代劇に出てくるような、

「おとっつあんをお医者様に見せてやりてぇけども、うちにゃ銭がねぇ」

というような話は、心情的にはなくしていきたいと思いますが、

「じゃ給料の半分を税金って事で?」って言われちゃうと、

「うう・・((+_+))」ってなるのが偽らざる気持ちではないでしょうか?



この社説にはこんなことも書かれていました。

『低所得者などの支払いを減免する「無料低額診療事業」を行う病院が増えている。』と。

場合によっては、「無保険」の人であっても対称となるようです。



こういった制度を利用する人は、まだまだ大変少ないのだそうです。

生活困窮者は、世の中の情報に触れる機会が極端に低いのだそうで、

新聞、テレビ、インターネットなどの媒体に触れることも、

なによりも人との交流が極端に減ってしまうのだそうです。


生活困窮者を救うための制度も、その人たちに届いていない。

そういう意味では、「孤独死」、「自殺」も同じかもしれません。

人生のピンチの立たされた人が、「ネットで無料低額診療事業を検索。」なんて事は

考えにくいし、誰って内向きな考えになってしまい、

次第に孤立していくものだと思います。



国、行政レベルででこういった問題を解決しようとすると、

お金もかかるし時間もかかります。

人間いつどうなるかわからないのですから、

一人一人が、少しおせっかいになって、

困っているようにみえる人、

元気が無いようにみえる人、

孤立してるように見える人に、

声をかけ、手を差し伸べる事がることが、

なにより困窮者を救う方法であり、自分自身をも救う道ではないかと感じました。



いつ自分が生活困窮者にならないとも限りません、

それにこんなことを行政に担わせるとすると、

税金が余計に必要になるに違いないのですから。















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Last updated  2011.03.09 17:35:36 コメントを書く


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