獺 祭

ペインの番取りをすべく６時半に家を出たんですが、なーんか景色が白っぽいなーと思ったら、あちこちの山肌が白かったです。
昨夜雨が降ったみたいなんですが、お山では雪だった模様。
平地でも降ってくれればいいのに…

まー、寒いと腕が痛いので、ソレはソレでイヤなんだけど。

で、ペインは２番だったよ。Ｏ崎先生が診察室に入ったのは９時半で、10分くらいでアタシの番になりました。

「痛みはどうですか？」
「痛くなると痛いです」
「痛くなると…？」
「えーと、普段はあんまり痛いのが気にならないんですが、ひとたび痛くなると結構痛いです」
「どんな感じ？」


えーと、つらかったのは、シャワーですね。お湯が当たると、皮が一枚むけてるところに水がかかってしみて痛いっていう感じの、ピリピリというかヒリヒリというかそんな痛みが腕全体に出ます。そうなるとお風呂に浸かるのも痛いですね。
あとは大体ズキズキした感じの痛みで、何かとがったものがささってるような痛さです。骨がしめつけられるような痛みもあります。

「（カルテに書きながら）お薬の効果は？」
「トラムセットは痛みが和らぐんですが、副作用がきついので、夜なにもなくなって後はもう寝るばっかり、という時でないと飲めません。飲むと副作用で、ぐっすりと寝てしまいます」
「ノイロトロピンは鎮痛剤というよりも、痛みを感じる物質が出るのを抑えるものなので、劇的には効かないんですよね。昼間きつくてもトラムセットが飲めないなら…軽い抗うつ剤をのんでみますか？ただ、古いタイプの抗うつ剤なので、便秘と…飲み始めて３日くらいは吐き気や軽いふわつきがあるんです。そのあたりはすぐおさまるんですが、便秘は飲んでいる間中の副作用として出るんです」
「あ、アタシ大腸憩室があるので、副作用に便秘が出るのはダメです。便秘が３日続くと憩室炎でのたうちまわることになるので、その薬いりません（キリッ）」
「ダメですか？」
「はい、ダメです。これ以上あっちこっち痛くなるのは勘弁してください（笑）　痛くならなければ大丈夫なので、頓服でトラムセット出していただければそれで対応します」
「わかりましたｗ　ではお注射しましょう」
「はーい」

しかし、アタシのこの痛いのって治るのかなー。
すでに意識は「治る・治らない」というところから離れて、「いかにして痛みをコントロールするか」っていうのに向いてるよ、アタシ。

今日のお注射は、いつも通りズーンと肩甲骨に痛みが抜けました。
そういう時はあんまり喉の詰まりがないんだよね。
よし、今日はお昼に普通にご飯が食べられるぜ！！

注射した後は15分ばかり安静にしていて、そのあと診察しておしまいです。
が、丁度15分過ぎて身支度終えたとき、Ｏ崎先生は隣のベッドで処置中だったのね。
看護師に「このあと診察がありますから、診察室のイスにかけてお待ちください」って言われたんだけど、Ｏ崎先生ってばカーテン越しに「あ？〇〇さん（←アタシ）、顔だけ見せてくれれば診察いいよ。効いてるかどうか確認したいから、こっから顔出して見せて」ですってさ。
なので、カーテンちらっと開けて、Ｏ崎先生に顔をみつめられて（←だから違）終了です。

あ、前回１時間半も待たされてトラムセットですが、今日は会計すませてる間にできてました。
だよね、錠剤だったらそんなもんよね。
まったく、ホントにこないだの担当薬剤師、出てこいや

今日はリハビリがないので、自分で運動しなくっちゃ…と思ってたんですが、ハッと気が付いたらなにもしていないまま夕御飯時間でした。やっぱアタシ、自主トレ無理だわ（笑）（←笑うな）

ペインの帰りに本屋さんに寄って来たんですが、カーヴィーダンスの本チラ見したら結構肩甲骨を動かすのね。
腹周りが引き締まるっていうのと、ブーツはいてやんなくっちゃ駄目なの？っていう印象だったんですけども、こんだけ肩甲骨動かすんだったらリハビリにいいかも…と思いました。
誰かコレやってる人、実際にどんななのか教えてください。

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