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坂道のアポロン【1】【2】 小玉ユキ著
1966年、父親の仕事の都合で転校を繰り返してきた薫は、行く先々で好奇の目にさらされることに敏感になってしまっていた。教室で突然息が出来なくなってしまうのだ。そんな息苦しさを静められる場所が「屋上」だった。
しかし屋上に出る鍵はクラスメイトの不良、仙太郎が握っていた。
いつしか二人は友達となり、仙太郎の幼馴染み律子に薫は恋をする。そしてある日、仙太郎がジャズドラムを叩くという知られざる一面を見るのだった。。。
最近何となく気になっている小玉ユキたんの初の2巻以上の連載作品なのだった。それも、時代背景が1966年という昭和レトロな時代なのだ。この時代を覚えている人はまだまだたくさんおられるので、なかなか挑戦だなあという気がするのだけど、(え?私は知りませんよ。もちろん。。。)当時のファッションも良く描けてて(多少スマートすぎる気もするが)、何より今では失われてしまったような人の気持ちのシンプルさや誠実さが表現されているなあと思う。
今のところ登場人物の気持ちが全て一方通行(淳兄だけは危険だ!)で、これからいったいどうなるのか、ドキドキするやら甘じゅっぱいやらもうたいへん。恋の行方はともかく、薫の目にはアポロンのように光り輝く仙太郎、薫もそれに負けず光って欲しい。ジャズの軽やかなリズムに乗って。
そして丸尾君の再登場を切に願う。(笑
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