自分たちの住むところの「止まれマーク」、子供用に足型が書いてあるのですが、それが消えかかっていないか調査をすることになり、地区全体を歩いて回りました。
小学校のお仕事なので、無理やり時間を作って家を出たのですが、少し歩き出すとまず空の色が目に入ってきました。
夕焼けのオレンジ色とかすみがかった空の青、春らしいぼんやりとしたグラデーションではっとするほど美しい色でした。
そしてほとんど散ってしまった桜の木を間近で見ました。花びらはわずかしか残っていなくて、新しい緑の葉っぱがたくさん茂ってきています。
桜の花の盛りをすぎたころ、この桜の新芽の緑がちらちらと見えてくると、いよいよ花の終わりを告げられているようで、とても寂しく思います。
その寂しさと夕暮れの静かな空気が混ざり合って、なんともしみじみと花を見ました。
寂しい気持ちにはなりますが、季節の移ろいを目で見れることは一つの楽しみでもあります。
ご近所の方々の畑には、チューリップが今を盛りにたくさん咲いていました。
どの畑にもチューリップが植えてあるようです。とても存在感のある花なので花の方から存在を知らせてくれるような気がしました。
お昼間とはまた違う、陽が傾いた空気の色を通して見る外の景色は、いつもと少し違う表情で私たちの目を楽しませてくれるものだということを知りました。
自然はいつも変わらない美しさで、わたしたちの周りに存在しています。
もっと自分から近づいて見てみたらいいのですね。
車の運転のついでに見えてくるだけでなく、自分から間近まで近づいてみると、思いの他いろいろな美しさに出会えるのだと思いました。
自宅に戻ると家族が待っていました。
一仕事してきたママが帰ってきたとみんな思っていたと思いますが、私はとても充実した気持ちでした。
そんな私の表情は、みんなにはわからなかったかなぁ・・・。