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昨日までなかったものそれは 君であったり 命であったり 技術であったり あるいは 宇宙であったり僅かな兆候の中で姿を見せる明日にはなくなっているものそれは 時であったり言葉であったり 事実であったりあるいは 世界だったり昨日得た分 何かを失って笑った分 何処かで泣いている今日ここにあるものそれは 感情だったり希望だったり 思い出だったりそして 僕自身だったり確かに 今ここにいるよ
2007.11.08
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暗闇をたいらげて 夜が明ける 今日も深呼吸して感じる 酸素息が出来た 生きている荷物をまとめて 鍵を閉めたら向かう学校 バイクのエンジン音非常階段を上がって 見渡す街少しずつ目を覚ます太陽を睨んだら 黄色いシミが目に残った今の僕には眩しすぎて 直視出来ない空を駆け上って時を告げる イマを背伸びして震える 体温鼓動を聴いた 生きてるチャイムが鳴って教科書しまったら部屋を出るみんなの足音非常階段を上がって 見渡す街騒がしい日常雲のフィルター越しに見える太陽今の僕には眩しすぎて これが限界未来なんて眩しすぎて 良く見えないけど霞んでいて 揺らいだ中に見える確かな光等身大の僕に見える光
2007.11.07
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打ちつける様な土砂降り 雨音ちょうど良いと混ぜる泣き声 涙大事にしてた何かを無くしてしまいそうな不安 戸惑い泥濘に足を取られて 転びそうになる跳ねた泥で「お気に入り」が汚れる保ってきた体温を奪われてしまう実感 焦りそんな君には 天気を変える事は無理だけどほら傘を差してあげるよ2、3歩先のイマより10歩先の未来を描いて進め心に出来た水たまりの 底が見えない覗き込んで呑まれそうになるほんの一瞬 頭の中を過ぎってしまった諦め 絶望そんな君には身体全部は無理だけどハンカチ1枚分の不安を拭ってあげる2、3歩先のイマより10歩先の未来を描いて進め未だ土砂降りが続いてても100歩先の光を信じて進め
2007.11.06
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星の瞬き 雲のカケラ見上げた空が見せる一瞬の表情この宇宙で僕だけが手にした特別過去にも未来にも誰も知りえない瞬間白と青の大きな魚夕日が作り出す火の鳥何気なく見上げて取り止めもないモノと忘れられがちな宝物空のスキマ 光の柱突き刺す 透き通った風原っぱの青臭さ誰もが手に出来る特別カーテンの向こう 一瞬のイマ永遠に知られず 終わるかもしれない特別を君は手にする
2007.11.04
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陽だまりの中 しゃがみこんだ僕の頬風は温もりを奪って 過ぎ去ってくやわらかな光と暖かさに 甘えた僕を次の場所へと 急かすように必要な物 いらない物 旅への準備引きずり続けた 君への想い今はもう笑って言える 思い出のひとつすり減ったそれを 手のひらの中へ秋の空 舞い散る木の葉達を次の空 冬の風が連れ去ってく立ち上がり 見渡す蒼の下碧はいつの間にか 色を変えてあの時から僕の周りだけ 時が止まって幼い日の迷子の様に焦った届かない 呼びかけ それが答えなら立ち止まり 手のひらの中を見つめる今はもう笑って言える そう言い聞かせ手のひらのそれを リュックの中へ夏の空 あの陽だまりの中しゃがみこむ僕を包んでくれた秋の空 舞い散る木の葉達と一緒に次の空 冬の風が連れ去ってく僕の空 雲の合間から光が射す
2007.11.01
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