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2014年7月のブログで、美少女戦士セーラームーンのプリンスデマンドと月野うさぎについて書いたけど、その年の12月頃から、アニメのきんぎょ注意報にハマっていた。クリスマスシーズンだったので、きんぎょ注意報のその辺りの話をきっかけに全話視聴した。ただ、ブログに書くような気分ではなかったのでこれまで書いてこなかった。
放映されたのは1991年。美少女戦士セーラームーンの前に放送されていた作品だ。たまたま本放送以来23年ぶり(2014年時点の話。今年で放送から四半世紀の25年が経過)にアニメを全話見てハマった。
りぼん読者(当時は中学生になっていたので、多分妹が買っているのを読んでいた)の私がどこできんぎょ注意報を知ったかというと、多分「なかよし」1990年4月号。
おもちゃ箱革命の最終回(主人公が髪を切ってしまってショックだったのと、勉強が出来る設定だったのでよく覚えている。髪が長かった頃を知っているということは、立ち読み等でもっと前から知っていたのかもしれない)や、(後追いで調べたが)スマイルアゲインの連載がスタートした号。(これまた後追いで調べたが)おぼろげにあさぎり夕の「アイBOY」も見たような・・
この当時、りぼんでは柊あおいの「星の瞳のシルエット」が1年前に連載を終了していて、その後に始まった「耳をすませば」で画風が変わってしまい、「銀色のハーモニー」で多少画風が良くなったが、星の瞳当時の画風が戻ることは無くガッカリしていた。水沢めぐみの「チャイム」も最終回を迎えた。ちびまる子ちゃんもアニメ化されてからは本誌の連載の面白さが減ったと感じていたし、りぼんを読む楽しみが減少していたのだろう。
だから他に楽しめる雑誌を求めて、「なかよし」を購入してみたのだろう。しかし購入したのはこれきりだ。
この時のきんぎょ注意報の内容は覚えていない。しかし1991年1月~アニメがスタートという情報は大分前からキャッチしていたので、かなり気になる作品ではあったのだろう。
第3話・・遠足に行きたーい! /わくわくカンケリ大会第11話・・ 大そうじは楽しいよ/ちーちゃんデートする
藤ノ宮 千歳においしい展開がある上記の話を、テレビの前で待機して見ていた位だから、アニメの始まる前からコミックスも読んでいたに違いない。
最初にハマった作品は美少女戦士セーラームーンだが、
セーラームーンの最初のシリーズは
第22話 月下のロマンス! うさぎの初キッス
感想・・ひたすらニヤニヤ
第32話 海野の決心! なるちゃんは僕が守る
感想・・当時の主人公崇拝的・意地悪な心の私は、「イエーイ!主人公を差し置いて、ネフライトと恋愛に発展しなくて良かった!海野で十分」と思っていたが、
一年後の感想・・ネフライトとなるちゃんの大人の恋愛最高!海野じゃなくて、同等レベルの男性を相手役に用意してくれよ。今ではネフライトもなるちゃんも大好きです。
上記2本しか本放送で見た記憶が無いのに対し、
きんぎょ注意報は
第1話 転校少女藤ノ宮千歳!/みんな集まれ! ピンクの金魚の楽しい学校
第2話 新田舎ノ中スパイ作戦/消えたぎょぴちゃん
第3話 遠足に行きたーい! /わくわくカンケリ大会
感想・・浅羽くんと千歳の鉢合わせの回でニヤニヤ
第8話 おまじないにご用心/由梨香と千歳が姉妹(きょうだい)!?
感想・・当時の私は「姉」の方が「上」だと思っていたので、「何で千歳が妹なんだよ?」と不満だった。
第9話 制服なんて大キライッ/忘れちゃだめよの日
感想・・都会ノ学園の制服、そんなにいいか?と思っていたが、今では好きです。特に男子の制服が金持ちっぽくて(本放送で評価されていたのは女子の制服だったけど)
第11話 大そうじは楽しいよ/ちーちゃんデートする
感想・・千歳に美味しい展開で、終始ニヤニヤ
第26話 やってきた美少年軍団/肝だめしではっぴい
感想・・詳しくはこの後で・・
少なくとも上記は本放送で見ている。
話が飛んでいるのは、タイトルから、千歳においしい展開があるかもしれないと考えられる回だけ見ていたからと思われる。
きんぎょ注意報のアニメは途中で見るのをやめた。私からすると見せ方がうまくないな、と。
第12話 お花見は仲良く/葵ちゃんのキスは五百円!?
にも浅羽くんが登場していて、浅羽くんが登場した回の中で一番作画が良く、千歳においしい話だったと思う。。第11話を見ていたので、次回予告で浅羽くんを映してくれていれば間違いなく12話も見ていたのに、宣伝が下手だな。
そして、第26話 やってきた美少年軍団/肝だめしではっぴい
で、美少年の一人が、千歳のことを「性格ブス」と言ったのを見てムカッときて途中でテレビを消した。この後浅羽くんが出てきたし、千歳と葵が何だかいい感じになっていたのに、演出がうまくなかったな。千歳に美味しい展開を常に期待している私にとって「性格ブス」は許し難かった。ここでの見せ方を失敗しなければ、間違いなく
第44話 めざせ! バレエの星/謎の少年、青バラの君第46話 ぎょぴちゃんのサンタ/ろまんちっくXマス
も見ていたのに。
原作だけでは、今後葵と千歳がいい関係になるなんて予想出来なかったから、26話のいいところできんぎょ注意報を絶ってしまった。
放送終了から23年も経って私が視聴するのをやめた後に、美味しい展開があったことを知った。浅羽くんもこんなに登場していると思わなかった。せめて新聞でタイトルだけでもチェックしていれば、44話や46話が千歳にとっておいしい展開になりそうだと思っただろうに、26話の「性格ブス発言」で千歳の扱いが悪いと勘違いして完全にきんぎょ注意報を絶ってしまったからな~。
現実の人の好みは様変わりしても、アニメや漫画の登場人物の好き嫌いはいくつになっても変わらない。
きんぎょ注意報も例にもれず、藤ノ宮 千歳においしい展開を常に期待し、イケメンの浅羽君が千歳にお似合いだと思っている。
「民子」が嫌いなのも変わらず。民子の存在は千歳にとってデメリットでしかないから。
アニメを全話見たが、民子が出てくる回は「見なければ良かった」と思った。民子もいらない位なのに、これ以上女性キャラが出てこなくて良かった。
1991年でアニメが終わって良かったと思う。景気が良い時代こその作品だと思うし、浅羽くんは千歳一筋の状態でいてほしいから、アニメが長引くとその辺が不安になるから。
タカピーもあまり好きでない。わぴこに惚れているキャラだからと見た目も興味が無かったのかもしれない。彼の登場の回を少し浅羽くんに譲ってほしかった。
しかし浅羽くんが千歳の相手役になる展開があるとは思えなかったので、「じゃあ秀一かな」と思っていた。なかよしを立ち読みして、秀一と民子のいい感じのシーンに腹を立てて、完全にきんぎょ注意報を断ち切ったと思う。原作者が民子を気に入っているのか、彼女においしい描写が多い気がした。
唯一当時と今で私の意識が変わった点と言えば、葵がそれ程嫌いでなくなったこと。
放送当時は、何故葵がこんなにモテる設定なのか分からなかった。どこがいいのか分からなかった。
しかし近年、いろんなサイトのきんぎょ注意報のブログを見て、葵と千歳系小説のセリフ回しの完成度の高さに葵も相手役として悪くないと思うようになった。そのブログを紹介したいところだけど、個人のブログだからリンクは貼れないな。
でも、「浅羽くんと千歳」「秀一と千歳」でグーグル検索すると、浅羽くんが登場する小説やイラスト、葵と千歳のいい感じの小説やイラストに辿り着くと思います。
絵については、アニメの作画より完成度が高いです。こういった個人の小説やイラストの方が、こちらの望む展開を堪能出来る気がします。
内容があまりにもハマリすぎて、個人の小説で描かれる世界を「真実」と錯覚しそうになる位。
あ、1つだけ「リンクフリー」と書かれてたので、貼らせていただきます。浅羽くんのイラストがアニメより絶対にいい! http://yubeshi.undo.jp/
今では秀一に左程興味を示さなくなった。だからといって民子はいらん。相手はわぴこでいいと思う。
浅羽くんをギャグにとらえる人もいるけど、私は、千歳に執着する危険なハイスペックイケメンという印象を持っている。だから紳士的でキザな浅羽くんが好きです。そんな危険な小説やキザな浅羽くんが千歳に絡む小説が読みたいです。
セーラームーンのフェードアウトは早かったのに、きんぎょ注意報はここ2年近くハマっているのは、きんぎょ注意報の登場人物が現実にいそうだからかな。
少なくとも浅羽くんについては。だってセーラームーンのゾイサイトとかプリンスデマンドとか、現実の世界とリンクしない。
浅羽くんは、今の自分の年齢だったら、どこでどんな仕事をしているか想像出来るから。
きっと本放送時の彼らの年齢設定と自分が同じだからそう思うのだろう。
私が貯蓄を増やすことを色々考えているのは、タワーマンションかそこまで行かなくても、いい住まいでいい暮らしをしたいと思っているから。浅羽くんは現実にいたら、勤務先は23区の中枢部で、住まいは高級タワーマンションの印象がある。私の憧れの部分を持っていそうなのも好きな理由だろう。
他に好きな理由は、以前ブログに、前の賃貸で隣の親父と騒音問題で険悪になって嫌な思いをしたと書いたことがある。壁ドンとかベランダからの怒鳴りちらしとか、品のいい人はまずそんな事はしないでしょう。近隣の住人に迷惑していた場合は管理会社や警察等の「第3者」を通すだろう。
品の無い親父にうんざりしたことも、ますます紳士的な男性への憧れに拍車をかけたのだと思う。
最後に・・きんぎょ注意報で好きな話。ここまで読んでお分かりの通り、浅羽くんの登場回全てと、千歳・葵がいい感じになる回、「雨のち晴れのち盆踊り」のような、千歳の外見・容姿に何らかの美味しい評価がある回。
嫌いな話もお分かりの通り、民子の登場回全てと、タカピーも関心が無い、千歳ママが出てくる回も全部ではないが、千歳に不利な展開になることが多かったので多くの回が好きでない。あとは勿論千歳に美味しくない展開の回。「夢見る少女ちーちゃん」も最終的には不愉快な展開になったし。
最後に・・きんぎょ注意報の主人公は藤ノ宮千歳だと改めて思う。千歳は悪い意味でも少女漫画の主人公の属性なんだよな。勉強が出来る設定でいいじゃないか、見た目通り皆からチヤホヤされる設定でいいじゃないか、と当時の原作に不満を抱いていた。しかしそうはならない、恋愛も一筋縄ではいかない。嫌な思いも沢山する。ほんと少女漫画の主人公属性だ。
わぴこは、どちらかというと少年漫画の主人公属性なんだよな。
ちなみに、千歳と、「ミラクル・ガールズ」の松永みかげは似ていると思う。千歳が高校生になると、みかげ位に落ち着く印象かな。みかげは主にアニメにて、美味しい展開を期待して応援していた。千歳よりかは扱いがいいように思う。こちらのアニメも好きだったな。
漫画は「りぼん」の方が圧倒的に好きだったが、欲しい世界観は「なかよし」の方が多い。
例えば、セーラームーンの住んでいる麻布十番に憧れたし、ミラクルガールズの主人公が暮らす横浜が好印象だった。きんぎょ注意報には具体的な舞台は無いけど、何となく都会ノ学園に通う生徒らは東京の都心に暮らすイメージがある。アニメにすると圧倒的に「なかよし」が好きだ。
最後に・・と言いながらなかなか終わらない。
20年以上越しにアニメを見て、相変わらず千歳を応援しているが、同時に欠点も感じている。
放映が1991年なので、時代的なものかと思いつつも気になったのは以下の点↓
☆千歳の価値観が古すぎる☆
千歳は理事長なので、学校の規則に関して色々と裁量権があるが、性差をつけすぎる。
例:
・女生徒「だけ」トイレに行く時は2人1組で!という決まり事を作る回があった。確か千歳が「美しい女の友情」に憧れたかなんかが理由。下らなすぎるし時代錯誤過ぎる。
・「目指せ!バレエの星」の回で、男子生徒「だけ」ジャージを着てOK、女生徒「だけ」ハイレグレオタードの着用の義務付け。都会ノ学園に勝ちたければ、進んだ学校にすべし。女生徒もジャージがベスト。
・勤労感謝の日の回で、モンペ着て農作業が嫌だというのは分かるが(これまた女生徒「だけ」モンペ)、千歳が「スチュワーデス(現在は消滅した言葉。今でいう客室乗務員にあたる)」に憧れる点。
欧米の航空会社では客室乗務員は男女ほぼ同数なのに、2016年現在、日本の代表的な航空会社(JALとANA)に男性の客室乗務員はほぼいない。「こいのぼりフライト」に見られる通り、男性も僅かにいるようだが、彼らは全て総合職の正社員で、数年だけ客室乗務員を経験したら、管理職を目指してまた地上職に戻る。
多くの女性客室乗務員は専業の契約社員だそうなので、身分からして男女差がある。
正社員以外の女性客室乗務員は男性職員と比べてその地位は低く、制服も時代錯誤な「スカート」。私服でスカートを着る分にはその人の自由だが、女性というだけで全員にスカートを強制することが時代錯誤だ。
動き回る仕事なので、下着が見えないよう、看護師同様ズボンが適しているはずなのにスカートにするということは、男性への「サービス」を含んでいるものと思ってしまう。スカートを支持する男性は、下着が見えそうな点と、スカートを履くと「か弱く」見えるので、優越感を感じるからだろうか?
「英語ペラペラでいろんな所に行ける」所に千歳は魅力を感じているようだが、そんなにいいか?オフィスカジュアルで働ける、上記の魅力を満たした職業を目指そうよと思った。
話が脱線しまくった・・
・都会ノ学園の制服が人気ナンバー1という記事を読んで触発されたのか、新田舎ノ中に制服を作ろうとする回があったが、時代錯誤な流れだね。都会ノ学園に勝つには、斬新に私服で通すのがベスト。
※都会の学園の制服は坊ちゃん嬢ちゃん学校の雰囲気で好きだが、あれは育ちの良い金持ちが着るからこそ様になるわけで、新田舎ノ中の連中が着ても似合わないので・・
・新田舎ノ中の女生徒の体操服が・・・あの昔あった下着みたいなやつ。せっかく私服の「進んだ」学校なのに、何故こんな時代錯誤な体操服にしたのか理解に苦しむ。この点は「ミラクル・ガールズ(アニメ)」も同様。ミラクル~は高校なのでより一層何で?と思った。この体操服でなければ通ってみたかったのに・・
折角女性である千歳に裁量権があるのだから、体操服は自由か、男子生徒と同じにすべし。都会ノ学園と差を付けないと(都会ノ学園の体操服がどんなものかは知らんが)
以上の点で、千歳は折角女性の理事長なのに、「男女同じ」という視点が欠けているのが非常に残念。ここさえ克服出来れば都会ノ学園より「進んでいる」と言えるのに。
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