PR
Shopping List
https://www.pointtown.com/item/1989?intrid=DM9X2XfG8HESJ
マネックス証券でiDeCo
1990年10月~12月にフジテレビの月9の、ちょうどクリスマスシーズンに放送されていたトレンディドラマ。
出演者は以下の通り(詳しくは wiki
参照)↓
他
※以下、出演者を役名で記載するが、男性=苗字、女性=名前で表記したようになっている。
女性も苗字で揃えたかったが、ドラマ内で呼ばれている名前で書いた方が分かりやすいと思ったので、その通りにしたら、男性は苗字、女性は名前になってしまった。
某有名動画サイトで2話、3話、7話、最終回がアップされていたので視聴した。
(※ほぼ全話視聴したので修正&追記しました)
放送当時は中学一年生。本放送で見ていたけど、断片的にしか記憶が無い。
当時の記憶で覚えているのは・・
・中山美穂演じる与田 圭子が柳葉敏郎演じる野茂 俊平に片思いをしていて、圭子が名前と姿を伏せて、「電話での友達」として野茂と親しくなる、という話。近年でいう「メル友」みたいなものか(当時は携帯電話が無いので、勿論自宅の電話で話す)。
・圭子が野茂の親友・潮崎 豊(演じるのは石黒賢)に惚れられて交際するも、圭子が本当は誰を好きか知った潮崎が自分から去っていった。しかし、野茂は親友を振った圭子に対して、「そんなもんかよ!(セリフはよく覚えていない)」と怒鳴った。
・圭子の会社の同僚で親友の仁科 友美(和久井映見)もよく覚えている。何故か証券会社にお勤めと記憶違いをしていた。
・圭子が制服を着て仕事をする一般職というのも覚えていて、当時からつまらない会社で働いているなと思っていた。
2016年12月に20年以上ぶりにドラマを見直した感想を以下に記す。
全く記憶に無かったけど、
相原勇とか東幹久、とよた真帆も出ていたのは記憶に無かった。結構大きい役なのに。
2話と3話だけ見た段階では圭子の親友・落合 妙子(相原勇)が鬱陶しいと思った。
(最初は妙子が野茂に惚れていて、誕生日に許可無く彼の部屋に入り込んで料理を作って待ちかまえるシーンがあったが、これはやらない方が良かっただろう。勝手に家に入ったことを野茂が怒ったために泣き出してしまい、妙子にキツいことを言えなくなってしまった。)
野茂が転職した、小さなおもちゃ会社BANBIでチーフを勤める園部 育美がカッコいい。
この人のように、1990年当時も女性の管理職や総合職がいたのだろうが、その数は限られていそう。女性の多くが圭子のような制服を着て働く会社に勤めていたのであれば嫌な時代だ。
当時はインターネットが一般に普及していないので、就職活動をしていても、社内見学でもしなければ、制服の有無も分からないから、こういう制服着用の会社を引き当ててしまう危険が高かっただろうな。
今はいい世の中になった。仕事において、男性と変わらない状況に立てる。
冒頭でチラッとふれた「野茂が圭子を怒鳴るシーン」について・・
前年の「同級生」という月9ドラマでも、安田成美に石田純一が怒鳴ったシーンがあり、当時のトレンディドラマに出てくる男性達は女性に怒鳴ることが無かったからか、怖~とショックに感じて印象に残っていた。
野茂が当時から好きでないのは、女性にも容赦ないというイメージがあったから。ドラマ内でも自分のことを「頭が固い」「考え方が古い」と言っていたが、そんな感じ。
ドラマ「愛し合ってるかい」でも、誠実でない対応に怒っていたし(としまえんに行く約束をしたのに、吹雪が親友に代替を頼んだと思ったシーンなど←コレは誤解だと分かったが)
当時から「男女共に同じように社会的義務を果たすもの」と私は思っていたが、「柳葉敏郎が中山美穂を怒鳴った」シーンは20年以上ぶりに見ても衝撃的だ。
当時のドラマの男性達が女性に甘々だったから、それが「当然のこと」として慣れてしまっていたのだろう。私も潜在的に影響されていたんだな。
でも「すてきな片思い」の野茂俊平は好きですよ。
今でも通用するまともな男だと思う。
逆に年々受け付けなくなるのが瀬戸 哲雄(東幹久)みたいなタイプ。言動がイカレてる。
皆が楽しく飲んでいる場で「与田(圭子)を抱いた」とかデタラメ言ったり、いきなり車で(圭子を)誘い出してラブホテルに直行しようとしたり、「(友美を)誰とでも寝る女だ」と言ったり。
「性欲」を前面に押し出したガラの悪い男は嫌いだ。
友美がこの男を好きになり、色々世話を焼こうとするが、最終回間際まで、圭子さえその気があればいつでもスタンバイOKみたいな感じでスッキリしなかった。
第9話で圭子と友美が海苔販売の応援で日本橋の百貨店に出向している時に、瀬戸が圭子を呼び出すシーンがある。少し前に友美に「誰とでも寝る女」と言ってしまったので、彼女に直接会えないから圭子を呼んだと思いたいが、
「昨日俺んち来たか?」と聞いた際、もし圭子が「うん」としか言わなかったら、「グローブは与田(圭子)がくれたんだ」と勘違いして再び迫りかねないと思った。
「友美と一緒に行った」と答えたので、「なーんだアイツ(友美)がくれたのか」と思ったように見えた。
圭子が高校の時は瀬戸が好きだったと言いかけてやめたシーンでは、瀬戸の目つきが圭子をあきらめていない感じだった。もし途中で言うのをやめなかったら、迫っていたのでは?
最終回で、女3人でイブの夜を飲むシーンがあるが、ここで瀬戸が登場。直接、友美を指名しなかったので誰に会いに来たのかハッキリしない。追ってきたのが友美だったので彼女で妥協したように見えた。
女性の主な登場人物は圭子、友美、妙子、育美、真美だが、圭子みたいな女性が一番モテるんだろうな。
(大人っぽい)美人で女らしく控えめ。そのうえ常識的。
友美も大人っぽい美人で女らしく常識的な点は圭子と同じだが、「惚れた男に恋の駆け引きを仕掛ける」所がある。潮崎が圭子に惚れた理由を「落ち着く・癒される」と言ってたが、圭子が一番モテる理由はそれだろう。
男を試す女は小悪魔的だけど癒されないだろうからね。
妙子は個性的で、子供っぽく非常識な所がある。なので個性的な女を好む男以外には一目惚れはされないだろう。
育美はキャリアウーマンで常識的でカッコイイ。性格もいい人で現在でも通用すタイプ。しかし当時の男性が好んだのかどうか・・
真美は女性から見ると長身でカッコイイし派手な美人だが、いくらバブル時代とはいえ、男性がこのタイプを好んだのかどうか・・やはり圭子のような大人しめな美人が好まれそう。
しかしドラマを面白くするのに一役買っていた。自信家だが、性格もそんなに悪くない。
話は変わるが・・この時代はまだ週休1日が主流だったのだろう。見ているだけで大変そうだ。
男女共この時代だったら出勤日時が選べるアルバイトの方が気楽で楽しそう。
潮崎に押されて付き合うことにした圭子だが、デートの約束が常に「今度の日曜」だもんな。日曜にデートをしていたら、明日は仕事なのに疲れそう。
おもちゃ会社に勤める野茂はちょくちょく日曜出勤している上に、平日も21時過ぎまで仕事していることが多い。親友の潮崎との会話も会社の電話だったりする。上司の目もあるし、当時は大変だね。
最終回は24日クリスマスイブだったけど、祝日にもかかわらず(調べたら、1990年12月24日は月曜日で祝日になっていた)圭子の会社は普通に出勤なんだね(祝日出勤は繁忙期だから?土曜日は平日と同じ9時-17時のようだ)。
この時代のドラマを見る度、プライベートな時間が少なくて大変だったんだと感じる。
週休1日しかないのに友達と遅くまで飲んだり、デートしたり、一人暮らしの友達の家で騒いだり・・でも会社は9時始業。
朝の通勤ラッシュは今よりもキツそうだし。この生活で圭子はそこそこ自炊もしているようだ。友美は貴重なアフター5を瀬戸の為に買い物と手料理を作りに行っている。
うわ~。何度も言うが疲れそう。私には真似出来ない。面倒臭いしかったるい。
トレンディドラマのような生活をしていたら、十分な睡眠時間や家でボ~とする時間が無いじゃん。
買い物もスーパーではなくコンビニ(日用品も全て)。17時に終わって直帰すればスーパーの営業時間に間に合うだろうけど、貴重なアフター5だからか、ほとんど直帰するシーンが無い。そりゃあ普段の買い物もコンビニになるだろう。住んでる近くにスーパーが無いだけかもしれないが。
当時の独身一人暮らしの日常的な光景だったのかもね。今の方がスーパーも多そう。
やはりアフター5にこの内容を詰め込むのは無理があるのだろうか、時間間隔が現実的でない。
6話で、野茂に失恋した妙子を自宅に泊めるシーンがある。
時計が朝の7時20分を指しているのに「遅刻するよ」と言いつつ慌てる様子が無い。
圭子は「府中~新宿」へ通勤している。制服のある会社の朝礼に間に合わせるとして、7時20分に起きたら、少なくとも20分で家を出ないと遅刻するだろう。
あんなカッチリした通勤服で、髪の寝ぐせもとかしてメイクもバッチリ。しかも友達の身支度もある。
絶対20分じゃ出てこれないだろう。
そして、この時代のドラマを見る度感じるが・・「この時代では今の私は生きていけない」。
本放送時は中学生なので、主人公の恋愛模様も、「20代前半の若者の恋愛模様」以上には考えていなかったし、特に思うところも無かった。
しかし39歳になった今見ると、「当時の日本は20代前半~中盤の人しか回していないのか?」と思ってしまう。
私と同じ年代の女性が全く登場しない。バブルの世の中においては存在を抹消されているようにさえ感じる。
20代前半~中盤を過ぎた、特に女性はどこへ消えてしまったのか??独身の人はどうしていたのか。
主人公の圭子や友美も20歳~21歳で、勤続2~3年目位。多分高卒で働いている。今の時代ならまだ学生だよね。
会社の先輩役の真美も、かなり大人っぽく見えるけどたったの23歳。今でいう4年制大学のまだ新卒位の年齢。
なのに、女性社員ではこの人よりも年上と思われる人は出てこない。
ベテラン社員として働く男性達(野茂・潮崎)も27歳~28歳と、まだ20代。キャリアウーマンの育美も26歳と、今の時代ならまだ若手の領域だが、ドラマではかなりのベテラン扱い。
39歳の私からすると、「ひよっこ」のような年齢の人達ばかりが出てきて日本を回している。当時はまだ中学生で良かった。今の私は当時のうちの母親と同じ年齢だよ。もし当時39歳で独身だったら、アルバイトですらどこにも採用されず困っていそう。運よくオフィスで働けても、周りの女性が20歳前後の人ばかりだったら、皆クリスマスイブで盛り上がっている中で居場所が無さそう。
今の時代に39歳で良かった。何度も言うが、いい時代になったよ。
ドラマ 「 意外とシングルガール 」 感想 … 2023.09.18 コメント(2)
ドラマ 「 オイシーのが好き ! 」 感想 … 2023.09.14
日本人は ベルギー映画 の9割 を フランス… 2018.10.07
Free Space
Category
Calendar