恋のような 愛のような

Jan 27, 2005
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カテゴリ: 女優系
 あなたはためらいがちに
 そういったはじめてのキスや
 はじめての抱擁を
 二人のためにたいせつに封印して19歳になった

 消えかかった蝋燭の火が、夜通し灯り続けたなら
 二人の思いは獣の愛で、燃え盛ることになる

 背中の割れたドレスを着て、飲んだくれている
 私のプリマドンナ
 私だけの舞踏をはやくみせておくれ


 あなたが壊れる

 ふしだらな普通の女になる時間
 そういったあなたの表情の
 少女の面影が希薄に感じられる時間

 愛はすべてを無意味にし
 あなた以外の女がみえない

 そうして私は孤独になる
 あなたがだきしめてくれることを
 生きがいにする残された時間に

抑止
at 2004 11/09 00:49 編集



「あいしてる」
「きみがひつようだ」
「きみがほしい」

 そういった確信の裏打ちにない感情の発露を彼は長い人生で排除してきた。彼の感情はなかった。そうしたなにが面白くていきているかわからないと彼の周りは心配していた。
 彼の情緒の障害は深刻だった。奔馬のごとく彼は彼女を愛しはじめた。だれもふたりを止めることはできなくなった。




at 2004 11/09 12:13 編集

愛されるより愛したい



愛されたい
at 2004 11/11 11:25 編集

愛する苦しみをそれで癒されたい



愛とは
at 2004 11/11 11:57 編集

愛とは乾ききった喉の一杯の生ぬるい水である。

乾いていないときだれもそれに見向きもしない。



しかし愛とは
at 2004 11/11 11:58 編集

悲しみをうすめたりしちゃう



そして愛とは
at 2004 11/11 11:59 編集

愛されているとき、愛があるとたぶんきずかないかも



あるいは愛とは
at 2004 11/11 12:00 編集

顔文字の微笑み



表情
at 2004 11/12 05:29 編集

ただそこで彼女は時間を彼らと共有した。

深夜の彼女は日常の表情をして、西海岸まで愛が届くように、やさしい穏やかな表情をしている。

みんなはそういった表情を、すこしばかり楽しみにしていたりする。



ある愛
at 2004 11/14 00:25 編集

 彼女の体の記憶を消し去るために、おびただしい新しい体を求めた。彼女を愛していたような、あいまいなそういった行為は、心の場所のある体を、代償の体を求めていく不毛な情事の堆積がかさを増していた。

「私、愛してる人がいるの」

 夜明け前の私の部屋で、コーヒーのマグを抱え込むようにして、うつむきながら彼女は言った。覚悟はできているのか?と聞こえた。

 私は白んでいく夜の気配の窓の外を見た。車のライトが遠景を流れていく。

「どこに帰るのかしら、さみしい川のながれのよう」

 私は彼女の虜で、いくらほかの女たちにだかれても、このやっかいな乾きの心は満たされることなどないと承知で、泣きながら目覚める朝が怖くて、眠れないでいる。

 彼女が私を必要としたPHASEを反芻しながら、素の彼女が愛している男には見せない表情や、状況のなかで、私を求めた事実だけが、その厄介な恋の行方を照らし始めている。



信頼
at 2004 11/16 21:30 編集

 あなたがわたしになにをしてくださるかで、あなたのことが理解できるようになるでしょう。

 あなたの行動が、あなたを表現する一番最適な方法です。あなたを理解すれば私の信頼と、許容をあなたは勝ち得ることになるでしょう。

 あなたが私をほしいのは知っています。

 しかし使い捨ての人間関係なら、必要ありませんし、わたしがあなたを特別に大切にしていることを自覚いただかないと、私を理解することは困難でしょう。

 だから私を愛しているといわないでください。
 そのたびに私が引いているのに気がついてください。



あの夜のまま
at 2004 11/16 22:01 編集

ふたりでいる楽しい時間を知って
そして
あなたのいない夜を知る

あなたの表情と匂いを
わすれないように
そういった重ねた夜を思い出して
あなたのいない夜をすごす

あなたのことを考えている夜に
たどりついて

あの夜のまま
動かせないでいる
玄関のあなたの脱いだスリッパが
かわいらしくわたしを迎えてくれる





雨の夜
at 2004 11/20 00:44 編集

「あいしているといって」
「あいしてる」

 夜更けの電車で送られて、お部屋に帰った彼女に、ひどく酔ったままの彼から、電話が入る。

 彼はわたしに愛されたがっている。私はあいすることをしらない。私を欲しがっている、私の時間や、笑顔や、身体や、知性を。

「どこにいるの?」
「ガオカだよ」

 土砂降りの雨の中で、彼は愛していると繰り返した、私があいしているかと繰り返した。
 なんてかわいそうなひとなんだろう。そんな日曜日が終わってしまった、午前2時の土砂降りの雨の中、彼は私を欲しがっている。

「風邪ひくよ、うちにおいでよ」
「うん」

 彼女のマンションを訪ねた。雨は夜明けまで降り続いた。二人の夜を覆いつくすように。






at 2004 11/18 10:52 編集

地下鉄出口で待ち合わせた夜、駅近くの、スーパーの、夜の食品売り場で、柿とローストビーフと白ワインを買った。私の家に並んで歩きながら、彼女はハミングしていた。彼が食品を買うのは、稀なことだった。そのように二人は愛し合っていたが、お互い気がつかないふりをしていた。

 ワインの栓はなかなか抜けなかったし、あまりおいしくなかったと彼女はいった。彼の大きすぎるキッチンで、ローストビーフを丁寧に彼女が切っている後姿は、無防備で、彼への信頼を表している。
「つまんでみる、ていうかわたし試食したし」

彼女はちいさなビーフを彼の口に差し出した。

「おいしい?」 
「おいしいね」

「問題があるんだ」
「何」
「食事をするテーブルがない」
「これでいいと思う」

 彼のデスクを指差した。デスクの上のコンピュータを床に移動して、レストランは開店した。






at 2004 11/18 11:31 編集

 彼女がはじめて彼の部屋にきた日、待ち合わせの時間、彼は百均で、彼女のために赤いチェックのちいさな箸とクリームイエローのスリッパを買った。
 そして切れているトイレの電球を買うとき、切れているバスルームの電球を買うべきか、迷った。彼女は多分バスルームをつかわないだろうと思って、電球はひとつしか買わなかった。

 そういった買い物はしたことがなかった。それをみた19歳の彼女は、{百円なの、おかいもの上手ね、380円くらいに見えた}と言った。
 彼女を愛していたので、お金があればエルメスの箸とスリッパを西武百貨店の財前にもってこさせるのだか、彼のその行動は、彼女の気に入ったが、ふと、私は使い捨ての女なのかなと感じた。その夜、彼女は泣いた、ピンクのBEDで。



海岸
at 2004 11/18 11:50 編集

 彼が出国審査を受けているころ、東京は雨になった。3年が過ぎていた。
 アメリカは彼に優しかった。

 彼女との恋が終わって、彼はスタンフォードに行ってしまった。ハイテクの権化の大学の聴講生になった。しかし、その三年間は不幸な経済状況を背景として、シリコンバレーはレイオフにあふれていた。

「2年前だったら、紹介状を君の希望するCOMPUTERMAKERに書いてあげられたのになあ」

「いいんですよ、あなたのせいでなく時代です」

 すまなそうに担当のクリス教授は言った。

 「NYは人種差別がひどいよ、西海岸のほうがいいよ」

 彼はNYにいっていたらどうなっていた三年間だったのだろうかとうつろに考えていた。

「ご搭乗ありがとうございます」
航空会社の黄色い日本人の女が彼に話し掛けた。もう日本の女はこりごりだった、メアドの書いた名刺を渡されたが、ジャケットのポケットにしまいこんでいてわすれさっていた。

 由佳は臨時雇用者のある航空会社の国際線アテンダントだった、世が世なら、男は選び放題の仕事だったが、時給1800円の彼女は、OFFの夜六本木のクラブでバイトして家賃をたたき出していた。

 フライトアテンダントがクラブでバイトしていると、彼女はおもったが、世間はホステスがエアホステスをしていると考えるものだ。

 そうして結局、クリーニング屋が、ジャケットと彼女の名刺を持ってきた夜に、彼はメールを打ち、彼女の夜のバイト先にのみにいくことになった。



ほとんど間歇的に
at 2004 11/19 09:11 編集

 朝はそれでもやってきて、雨は止まない。

男は私のBEDで、夜通し、私の体をほしがり、繰り返し間歇的に愛しているとささやいたが、なにも起こらなかった。


at 2004 11/19 21:07 編集

 愛していることに確信が持てないと、裕子はわがままをする。愛される確信がないと不安になった。スケジュールが詰まった予定帳が彼女の支えだった。乾いている彼女を落ち着かせる男はいなかった。自分を王女扱いしてくれる男が必要だった。そしてその時間が極限的にすてきである必要があった。ドンペリニオンを飲みすぎた女は、失った恋の痛手だけ深い悲しみに満ちて、一層その美しさを増した容姿に男たちが群がり、崇拝し、侮蔑する。

「うざいのよ、おこちゃまはこれだからいやだわ、もうかえってちょうだい」

 午前3時に彼女のBEDでまどろんでる学生に彼女が罵る。ジーンズを履く気配に背中を向けて裕子はいまごろ祐介はどんな女を抱いているのか考えたりしている。
 安っぽい貧乏医学生は、ポルシェを都合のいい若い女のマンションに向かうことになる。結局そんな夜はそんなに重要でない愛のシャッフルが続く、夜明けまで。



うざい女
at 2004 11/20 00:38 編集

 最後の電話をたたききって、わたしは大きな声を出して泣いた。BEDに倒れ込んで泣いた。
 私のうざい部分は、こういったクリスマス前の年末年始のバケーションの相手を争奪する時間に、ストックしている愛のやさしさを、指折り数えていく金曜日に、男をあおったり、放置したり、切ったりしている。
 結局今年の冬に北欧でスキーをする女はわたしではなかった。
 彼は私の真心で満ち足りる男ではない。
 女たちの献身や裏切りの中で、彼の周りで女たちが渋滞をしている。
 結局クリスマスを彼と過ごすことはないのだから、私は彼に冷たくした。
 秋めいた夕暮れのテラスでドンペリニオンをたたきつけた。こなごなになったガラスとシャンパンの液体が、ベランダを静かに流れた。

「夕べ、だれとどこにいたの?」
「きみは?」

 彼は澄んだひとみで私を見つめている。

 彼はガラスで指を切った。たそがれの終わった東京湾は、冷たい静けさにおびえている。

「電話したのに、なぜでてくれない」
「いそがしかった」

私は携帯を叩き壊した。
「これで気が済んだ?、私はあなたを愛しているの、どうしてわかってくれないの?」

「すまないが、かえってくれないか、来客があるんだ」

 海蛍が遠景に浮かんでいるのが、急に滲んだ。私は泣きながらエレベータに乗り込んで、しゃがみ込んでしまった。そとに出るとはげしい雨が降り始めた。






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Last updated  Jan 27, 2005 12:37:05 PM
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Comments

losartan cozaar@ Hi:) Test, just a test q1 I need to say, as very much as I enjoy…
山崎貴之 @ Re[1]:22万アクセス(05/26) 姫。さん >おめでとうございます。 > …
姫。@ Re:22万アクセス(05/26) おめでとうございます。 もっとたくさ…
山崎貴之 @ Re:まもなく218888だね(04/23) いつもありがとう 218891 2008-04-27…
山崎貴之 @ Re:検索にでてこない新検索サービス会社?(03/31) いらっしゃいませ  おまちしておりまし…
山崎貴之 @ Re[1]:バニラはお好き(04/17) 姫。さん >「いろこいかるた」の ま …
姫。@ Re:バニラはお好き(04/17) 「いろこいかるた」の ま 待ちくたび…
姫。@ Re:バニラはお好き(04/17) 今夜は あいしてるって いってあげ…
山崎貴之 @ Re[1]:雑談(04/10) 午後に雨はあがりました。
夏川結女花。 @ Re:雑談(04/10) 雨が降っています。  

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