2003年12月31日
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2003/12/30 (火) 室温20℃

実家では今頃せっせと餅をついているのだろうが、我々夫婦はどちらも親不孝者なので、帰省は暮れも押し迫った12/31である。のんびりした時間で、今年最後のパンを焼くことにした。「打ち納めは何がいい?」と聞くと「ぶどうパン」とリクエスト。あー、基本に戻るのもいいなあと思って、久しぶりにシンプルなぶどうパンを焼いた。

材料 (1)
強力粉 150g
ドライイースト 6g
砂糖 21g
水(40℃) 195g

材料 (2)
強力粉 150g
塩 6g
スキムミルク 6g

材料 (3)



かきまぜ 22:03~22:08 5分
材料(1)をゴムべらでよくかきまぜる。今回は基本のレシピほとんどそのまんま(スキムミルクをプラスしてあるが)なので、安心である。トロトロとした液状の生地になった。あー、これだこれだ、このゆるさだ。

1回目の捏ね ~22:18 10分
材料(2)を入れ、まとめる。ここで、ルポ・オートリーズで一休みさせようと思っていたのだが、やっぱり打ちたくなったので、おそるおそる打った。何しろ夜中だからなー。

2回目の捏ね ~22:28 10分
バターを入れてまた打つ。生地の温度はどんどん下がってひんやりしてくる。しかし、なんとかグルテン膜は形成されたようだ。

1次発酵 (レンジ33℃) ~23:15 35分
ラップをかけてレンジの発酵機能で1次発酵。道具を一通り洗って冷蔵庫の上を見るとそこにはレーズンが鎮座していた。入れ忘れていたのだ。まだ発酵開始からまだ5分くらいだったので、改めて生地を取り出してレーズンをもみこんだ。あー、手順を忘れてるなあ。

分割(8分割) ~23:20 5分
生地を8等分して丸める。嫁さんの実家にこのパンを持っていってもらうことにする。私のパンを、私と嫁さん以外が食べるのはこれが初めてか。

ベンチタイム ~23:40 30分


成形 ~23:50 10分
8分割したうち、6個を円形に並べてクーロンヌを作る。これが第1陣。残り2個はコッペパンの形に成形して第2陣とする。

2次発酵
第1陣は発泡スチロール(42℃)で35分(23:45~24:20)
第2陣はビニル袋(22℃)で30分、その後、発泡スチロール(41℃)で15分(23:50~24:25)

焼成
250℃で天板も一緒に予熱。焼く前に霧吹きをして、250℃で3分焼いたらすっかり焼き色がついてしまったので、210℃に下げて5分、表面はすっかりいい色だったが15分は焼くつもりだったので、170℃に下げて7分。第2陣も結構早く焼き色がついたので、同じように温度を下げて15分間焼いた。焼き上がりに劣化防止のために溶かしバターを軽く塗った。

20031231_レーズンパン.JPG

A
予熱がしっかりできていたためか、材料の配合がちょっと違っていたのか、今回はあっという間に焼き色がついてびっくりした。しかし、少なくともコッペパン型のを食べた限りでは、なかなかの仕上がりで満足であった。たぶん、クーロンヌ型の方も問題なく焼けているだろう。今回の帰省では、新年のご挨拶は省きましょうということで、お互いが自分の実家に帰るだけなので、私の代わりにぶどうパンのクーロンヌが嫁さんの実家によろしく言っておいてくれるだろう。問題は、正月はパン以外にも食べる物がいっぱいあるということかな。

さて、これで2003年の更新は終わりです。ほとんど発作的に近い形で始まったこの手打ちパン通信ですが、このページを通じて皆様にいろいろなアドバイスをいただいたり、激励のお言葉をかけていただいたりして、本当に感謝しています。ありがとうございました。2004年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





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最終更新日  2004年01月04日 15時10分31秒
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