sweet bullet

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Feb 27, 2008
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まだまだまとまらないけれど。


人間とは勝手な生き物で。
例えば一目惚れの場合なんて特に当てはまると思うんですけど、
運命という言葉で片付けたがる。
確かに、偶然の出会いは運命といいたくなる。
でも。
それは恋に落ちたという結果があるからこそなんですよね。
出会いに意味をもたせたがるんでしょう。

まず世の中って大前提として、運命じゃないことなんて何一つ存在しない。
だから、運命なんて存在しない。
何もかもが運命なのだから、そのうちのひとつということ。
運命は日常、ということ。
だって。
私たち、毎日毎日たくさんの出会いがある。
広義に解釈すれば、視界に入ったもの全てと出会っている。
もしかしたら、視界の片隅の隅の隅の人との相性が抜群かもしれないじゃないですか。笑
でも、たまたまお話したのは1番近くにいる人。
ただそれだけの理由で、その人を運命の人だと思い込んだりするわけでしょう?
他の未来を知り得ないのだから、賢者ならば無言でいるべき。


どれだけ考えたって分からないことに思考を巡らす暇はないはず。
私たちは皆、“自分”を借りている。
空っぽの肉体に魂を注入。それだけのこと。ヤドカリ。
借り物の体だけれど、心は自分で支配しているでしょう。
その自分でさえ答えが分からないなら、もう諦めるしかないじゃない。

特別な力を持つものが、運命を決めているのだと。
縋りたいの。簡単に諦めがつくように。

所詮は逃げ道を作りながらしか前進できない。
いつでも引き返せる安全圏の中でしか勝負できない。
だって。
恐怖じゃないですか。
何もかも捨てることは恐怖。
身一つでノーガードで、裸で裸足で?
そうね。若い人には可能かもしれない。
若い人、というか、無垢な人か。
蔑称を使うと、経験に乏しい人。
正直な話、いろんなことを経験した上で、逃げ道のないところへ踏み出すなんて不可能。
ああ、でもこれは経験にもよるのか。
あたしは、幸せな日々も過去にもったことはありますが、
トラウマとなったことは、その比じゃない。
臆病にならない方がおかしいでしょう?

「恋は、傷」
痛みから逃れる方法として
“癒す”ことを思い浮かべることのできる人は幸せですよ、きっと。
手っ取り早いのは痛みの上乗せでしょう?
もっと大きな傷を作ればいい。
他に夢中にならざるを得ない状況を作ればいい。
あたしは、もう傷付けることの出来る場所さえ減ってきているわ、きっと。
だって。
あたしの恋は、喩えるならば。
指に刺さった植物の棘から逃れるために腕を切り落としたようなものですよ。
痛みの本質も理解しないまま、ぼろぼろになっていくことでしか正気を保てない。
むしろ、少しくらい狂っている方が器用に恋愛できるんでしょうけど。
そんなことどうやって理解しろというの?
じっとして自然に治癒させることは1番難しいはずでしょう。
1人きりで耐えなければ、“美しい思い出”なんて作れるわけない。
元々、不幸に対する容量が低いのかもしれません。
苦しいことからは、まず逃げたい。
そうして深みにはまっていくことか知らない。
いつまで続くだろう。

ねえ、ポジティブって何。
そんなものは極めて幸せな人だけがもつ特権だとあたしは感じるの。
そんなものはあたしの心には響かない。
だってリアリティを感じられない。
あたしの人生とはかけ離れているところに“在る”。
幸せな人が口を揃えて言う御伽噺。嗤ってもいいですか?

なにも、自分の人生を悲観しているわけじゃない。
確かにあたしはまだ18年しか生きてないながらも、いろんな経験をした。
でも。
それは“あたし”として生まれたから経験できたこと。
“あたし”として生まれたから、愛されるんだもの。
ただ。
もう少し穏やかな楽しみ方を知りたかったなぁとは思う。
疲れるんだもの。
化粧を薄くして、少し太って、髪を黒くして、うつむいて歩けばいい?
「絶対に嫌」
だけれど 笑





病んでいるとかそういうわけじゃないです。笑
そもそも本当に病んでいる時は文章書く余裕なんてない。
ただ、思ったことを書いているだけです。
最近、自分と対峙する時間が増えて、
思考が、ちょうど3年前の今頃に還っているのかもしれない。














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Last updated  Feb 27, 2008 06:08:54 PM
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