ときに、貴方はご自身の どちらの顔
が 好き
ですか?
別に昼は高潔な令夫人、夜は娼婦の顔、という例え話ではない。
ここで先の 「 二枚目!瀧河信次郎サンの作り方page1 」 冒頭に戻る。
人にそっと話しかける時や近寄って耳を傾けるとき、身体のどちら側を相手に向けますか?
あるいは写真に写る時にカメラに向ける側、髪の長い方は髪の分け目をつくるなら、 左右
、 どちら側の顔
を選びますか?
選んだ顔は、おおむね 『よそゆきの顔』
であり化粧映えのする顔であり、表情がはっきりとしていて、 なりたい自分を作れる
方の顔だ。
では、選ばれなかった側の顔は。
無意識が表出したり、ひとによっては咀嚼が偏る癖があったり、鏡を見るたび何かが気に食わない。
いまひとつ制御の効かない、 自分にとっては不細工
な方の顔だ。
だから、俳優やモデルの中には、終生、片側の顔しか撮らせないひともいる。勿体ないはなしだ。
本題の 桐谷健太くん に話題をもどしてみる。
彼がカメラを向けられるとき、 選ぶ位置 は?記憶をたどってみると、状況により選択肢がない場合を除き、決まって 上手側 、フレームの右寄りを選んでいることがわかる。
左側
眼光鋭く自信たっぷりでキレがよく、でも、ひょうきんで気さくで男らしい。
礼儀正しいのに、少し厚かましい。
親分肌で、ちょっと暑苦しい。
それが桐谷健太くんが自身で選ぶ 『桐谷健太の顔』 だ。
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