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2005.03.09

よく、潜在意識を使って運命を変えるという本の中には、

書いてあります。

恋愛が上手にいくかどうか、愛し、愛される関係になるかどうか
にも、これはとても大切なことです。

というとー。「誰も恨みに思っていない」と思うでしょう？
ここでいう許しとは、そういう意味ではないんです。
単純に誰かを恨んでいるということではありません。

これはカウンセリングをしていてとても面白い発見でした。

運命が変わる、愛されるし愛することができるという
ことがわかってきたからです。

では、潜在意識から許しを体験して運命の人に出会うにはどうしたら
いいのでしょうか？

ここでいう許しをお話する前に、
人は、人生の中で起こったさまざまな
出来事から、必ず「ここの部分については
自力ではどうしようもできない」と考えているところがあるということに
ついてお話します。
自信満万に見えている人でも、時には、
「自分がちゃんとしていないと受け入れられない」という気持や、

恐れている場合もあります。
まあ、それも人それぞれです。もちろん
よい自信に満たされている人々もいますが、
そうではなくて、「ここには無力だからここでがんばる」とう
場合もあるということです。

「自力では何もできない」と感じていることがあるので
これに気がつき、これが違うという事実に気が付くことが
真の許しの意味です。

幼いときに受けた傷、そういうものが人にはあるので、
（それは相手が悪い、というよりもその人の
感受性がそれぞれ、敏感なところがあるということも
原因になっています）

「ここは私のせいじゃないもん」「ここは私にはできない」
という無力感を持っている場所があるんです。

恋愛で言えば、「私の言葉で相手が去ってしまったらどうしよう」
こう考えている人は、メールを打てません。メールを打つたびに
「あれ、これは言い間違えた」「あれ、傷つけちゃった」「何とかしないと」
相手の顔色が悪そうだと動揺し、「どうしよう」「私何か言ったかな」と
相手の気持になることができず、相手に気に入られる視点から
メールを書くので相手も段々彼女と話していると不安になってきます。

というように、次々とメールを送ったり電話をして相手から鬱陶しがられる
という場合もあります。
出方は人それぞれなのですが、
とどのつまり、つまりですね、

要するに、「私が愛されるかどうかは相手次第」
「自分ではなんともできないし」という気持を何らかの原因で
持っているんです。

しかしこれは事実ではなく、
「相手」に「どうしても好きになれ」というのであれば
ストーカーですが（笑）

しかしあなたは選べるんです
「こんな不実な相手なんかいらない」というのも一つの
選択、「私はできるだけのことをしたけれども
彼には愛されていないみたい、ちゃんと愛される相手を探しましょう」
と選ぶのも選択、できるんですが、

心の傷を抱えている人であると
「彼から愛されなかったらどうしよう」
「私が悪い？私が悪い？やっぱり私が悪い？」と
ずっと傷ついているんです。それは
自分はこの恋愛について無力であると感じているからです。

彼以上の人に愛されない？なぜなら私は
愛されたことないし、という無力感がどこかにあるのです。

というのは一つの例、いずれにしろ、さまざまな
形で無力感を持っていて、そこは自分ができないと
信じているところなんです。

実際は、さまざまな正しい選択ができますし
それについて、例え一時傷ついても、正しい選択をすると
正しい結果がついてきます。
不誠実な相手をきちんと見極められる人であれば
そのあとで正しい人に出会えることもあります。

しかし恋愛で傷ついていて、「私のせいだ」と
無力感があると（つまり相手が不誠実であったことなどが
客観的に見られないで自分を責めていると）
それは相手を許していない、ということなんです
あなたのせいでこうなったの、
という気持がどこかにあり、
「私を愛してよ」とどこかに望んでいるのですが

そういうふうに過去にこだわっていると
これは見事に、彼女達に男性像を書かせると
「男性は裏切るものである」
「男性は悪いものである」という
ようなマイナスな男性像や
「結婚は本当は不幸」という
考え方がぼろぼろ出てきます。

つまり、「自分も選べるし、正しい選びをしていけば
正しいかかわりあいができる」ことを学んでいないので
あるいは（私は愛したのに彼が愛してくれなかった）
ことにまだこだわっているので、
（愛してくれない男性が悪い）という男性像を
無意識に持っていて、男性はそういうものだと
考えているので

そういう男性をひきつけている女性もいました。

過去にこだわっているとき、「私は精一杯やったのに」
「私のせいじゃない」という考えがどこかにあるんです。
あるいは相手を許していないので、
「自分が惨め」ということに逃げ出します
被害者になってしまう場合もあります。
「私はなんてかわいそうなのでしょう」
これも形を変えた
「彼が悪い」「彼が愛してくれなかった」という
望みなんです。

相手にこだわりがなくなると自分自身を始めて許せるし
力を取り戻せます。過去の出来事を本気で許すと、
「ああ、そうか、私にはこうできる力があるんだな」という
ことがわかってくるんです。

許す、ということは、過去にあったさまざまな出来事を
正しく理解し、「今のあなた」は選ぶことも、
自分の運命を変えることも、そして愛されることも
できる力を持つという事実を知ることです。

心の底で、「父親に愛されなかったのは私のせい」と
考えているのは、つまり言葉を変えてしまえば
「お父さんのせいで、私は不幸なの
お父さんのせいで、私は何もできないの」と
訴えているということであり、
自分の足で立つことを拒否していることなんです。
悲しさの中にとどまるということは
自分が相手を許さないということを決心しているという
ことなんです。

このようにしていると、さまざまなところで恋愛に影響がでてき
ます。

これは面白いのですが心の中の問題を本当に
クリアーすると、同じ様に心の問題をクリアーした
相手と出会います。それは友人であることもあれば
恋人であることもあるでしょう。

いずれにしろ、「あなたは正しいことを選べる」んです
この事実に気が付いていますか？
彼が変な行動をして、あなたをだましているとどこかで
気が付いていても、「でも私には彼しかいない」と
しがみついていることはありませんか？
そうであれば、誰かに傷つけられてその
傷をまだ乗り越えていないのかもしれませんね

キャシー

キャシー　天野　
恋愛上手　とっておきの方法グラフ社
3月発売

第１章　　

あなたは、こんなにも魅力的になれるのです
あなたの本当の魅力を沸き立たせるためのあなただけのテーマ

●　理想の男性に愛されないのは理由があるのです
●　恋愛癖を治すと、出会い運が変わります
●　魅力はあなたのテーマを見つけて、
　　始めて輝きだすのです
●　あなたを輝かせる内面の幸せ
●　男性が美しいと思う二段階の動き
●　会話から言い訳を除いてみると、彼と心が繋がる
●　あなたが心で恐れていることを彼に押し付けないと
　　うまく行き始める二人の関係
●　自然があなたに与えた魅力
●　理解している同士が引き合う不思議

第２章

彼の心を捉えるために

彼の心を捉えようとする不自然さがなくなると、
彼はあなたを女性として意識する
ようになります

●　あなた自身の価値を見出すと、彼から愛される不思議
●　恋の呼び水
●　被害者になることをやめてみよう
●　相手に親切にしすぎる真の動機
●　あなたの発している2重のメッセージ
●　あいまいでなくなると、理想の人に出会える
●　男性が愛するとき、女性が愛するとき
●　男と女の心の絵
●　男性を手に入れることと愛されることは違います

第３章

きれいになるあなた　
女性が目指すきれいは、男性が望んでいるきれいと違うことを知っていますか

●　卑屈にならない魅力
●　ファッションのセンス
●　印象に残る女性
●　心のイメージチェンジ
●　好きなことを極める距離感が、男性を惹きつける　
●　綺麗になるとき
●　恋の主人公になろう

第４章
男性を動かす資質　　

女性に親切にするのと同じ方法を使ってはいませんか。男性を動かす方法を使うと
男性はあなたを守ろうとしてくれるようになるのですｌ

●　女性を守りたい気持ちにさせる感謝と励まし
●　男性が思いとおりにならないとき
●　相手があなたを追い求める「すてき自立」の勧め
●　自立すると、愛情センサーが働き出す
●　怒りを伝えてもいいとき、悪いとき
●　彼からもっとメールがほしいとき　
●　男性の面倒病、女性の相手の問い詰めたい病
●　彼の愛情審査

第５章
彼とうまくいかない本当の方法　

恋愛には必ず原因があって、今の二人があります

●　1年ぐらいで別れてしまう本当の理由
●　何か変だと思うとき
●　押しかけ女房をすると、彼はなかなか結婚を
　　言い出さなくなくなる
●　彼の気持を少しずつ好きに向かわせる
●　男性が心を開かないとき
●　大切なことがこんなに違う男女
●　男の時計、女の時計
●　こもる男性、発散する女性　　　　　●　この言葉を言わせると修復ができなくなる
●　具体的な修復の方法
●　ちゃんと原因を見つめられる勇気
●　熱烈に男性が女性を求めるときの二つの理由

第６章

運命の出会いをするために　

運命を作り出すことはできるのです。しかしそれには、今見えないことを見出さなければなりません

●　あげまんになる方法
●　恋愛事始　彼の心を捕まえて離さない
●　運命の人に出会える気を蓄える
●　観察はするけど判断はしない
●　時が解決する問題
●　本当はできていない、幸せになる覚悟　
●　イメージングと妄想の違い
●　まずはふりから

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