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子ども達が生まれて、今までの間。
なにか大きなも小さなも含めて、勝負事(と言っても殆どがバスケの大会関連なのですが)が有る時、母はいつも「カツ」を前日の夕食に出しています。
そういう時は消化の良いあっさりした物の方が良い、という意見も頂きますが、何と言うかこれは母の中の願掛けなんですね。もちろん、カツは極力衣を薄くつけて出来るだけあっさりと食べられるようには工夫していますし、試合前は出来るだけ早く就寝させる為、夕食の時間も早くに設定します。
もちろん、カツを食べたからと言って試合に勝てる訳でもないのですが、願いを込めて、何回カツを作ったでしょうか。
娘ちゃんがまだ小学6年の時。一つの大きな試合がありました。この試合に勝てば、次のもっと大きなステージに行けるかもしれない!という大切な試合でした。でも、母はこの時の夕食をカツにはしませんでした。試合続きでカツを作り飽きていたのも正直ありました。また、帰宅が遅くなるので、いつも通り前日では無く、試合があった日の夕食にとカツの下ごしらえだけしてその試合を応援に行きました。
すごく接戦した良い試合でした。こんなプレーが出来るようになったなんて夢のような素晴らしい試合を展開してくれました。けど。結果一点差で負けてしまいました。その日の夕食は泣きながら家族でカツを食べました。カツをちゃんといつもとおり食べていたら勝てたか?というとそれは分かりません。勝負は時の運ですから。
でも、この時。強く思いました。やっぱり、カツは願いを込めて前日に食べようって(^_^)/!
息子君の中学最後の大会が始まります。
母はいつものとおりカツを作ります。願いをこめて。