ほんとに小さな葡萄園(小幸園)から

ぶどうの出荷は落ち着いたものの、なんだか疲れてパソコンも仕事のみ。
ブログを欠く元気を失ってました。
ぶどうも残すところシャインマスカットと瀬戸ジャイアンツ、そしてロザリオビアンコと
なりました。黄玉とパイングレープも少し残っていますが、これは少しずつＪＡ産直の
店に持って行って売ろうと思っています。

問題はシャインマスカットと瀬戸ジャイアンツ。
シャインマスカットはとても香りも味も良いぶどうなので、一度食べられた方は
皆さん絶賛なのですがまだ値段が高くて、オラとこでもｋｇ２８～３０００円と
今までのぶどうの倍の値段です。道の駅やネット販売の店では１０円／ｇで
うってるところも多々あります。名前が知られてくるときっと爆発的な人気が
出るでしょうね。

でも生産者から見ても、いくら美味しくてもたかが
ぶどうです。よほど付加価値が付かないと、たとえば健康に良いとか、
そうでないと食べてくださる方に失礼な値段は付けれませんよね。
ハウスの償却とか資材代とか考えると高い方が嬉しいのだけれど、
自分が食べ物にいくらぐらい払えるかなと考えると難しいですね。

でも幸いなことに乳酸菌のおかげ？かどうか分かりませんが、
安芸クイーンからゴルビー、ピオーネ、ベニバラードと続き、
ピオーネ、黄玉、パイングレープ、どのぶどうもこれが好きと
言われる方が居て、あれを切ってこれを増やそうと出来なくなっています。
特にゴルビー、黄玉、パイングレープは大人気でした。
これからぶどうを作られるお方は、ゴルビー、黄玉は外せませんよ。

でもそれ以上にやはりシャインマスカットですね。結構緑の時から甘くて
今日母ちゃんがケーキ屋さんへ売り込みに行ったのですが、「これはケーキに
つかえるね」と好評だったそうですが、あとは値段の問題でしょう。

瀬戸ジャイアンツはその逆で、なかなか糖度がのってこなくて苦しんでます。
桃太郎ぶどうの本名だってことが大分知れ渡ってきました。
が、なかなか美味しくなってくれません。ロザリオビアンコに追い越されそうです。

新聞紙の傘です。


黄玉です。これだけ黄色くなると糖度が２１度を超えています。
ジャスミン香があり、次のパイングレープと甲乙付けがたいそうです。


黄玉と外見はほぼ同じで、収穫してしまうと見分けが付きません。
すぐに袋に詰めて名前シールを貼ります。
僅かなパインの香りで女性に人気だそうです。
この三種類を詰合せたセットが好評でした。

早くシャインマスカットの名前が知れわたらないかな～の毎日です。