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2011.06.08
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カテゴリ: びっくりしたこと
 4月は学校に行かない代わりに、家でテスト勉強をするつもりだった。

韓国語能力試験の6級に合格したら、韓国語の勉強を止めよう

と心に決めたからだ。


もともと6級なんてとても無理だと諦めていたのだが、

去年のクラスメイトが合格したのを機に、

私も韓国にいる間に挑戦することにした。

ちなみに6級が、最上級である。


普段は試験勉強なんてしないのだけど、今回は過去問を解くなど、

真面目に勉強に取り組んだ。

・・・が、もともと意志の弱い私・・・



過去問も2回くらいしかできなかった。


今回受けるのはTOPIKとKLPTで、

TOPIKの1週間後にKLPTが控えていた。

KLPTは過去に2度ほど受けたことがある。

(1度目は こちら     試験結果は こちら

だけどTOPIKはまだ受けたことがなかった。

過去に何度か受けようとしたけど、

最初は受付期間を過ぎててダメだった。

(受付終了が早いのよ


その次は期間内に受付を試みたのだが、

日本のパソコンを使用しているせいか、支払いの段階になるとエラーが発生してダメだった。

先生に聞いてみようと思っていたところ、

あっさり忘れて、再び受付期間終了~


受付だけでも3度目のトライとなる今回、




さて、TOPIKの受験会場は、釜山大学を選択していた。

KLPTは地元の大学で受けれたのに、釜山は遠いよ・・・。

電車に乗って行くのも面倒なので、ダンナにお願いして送ってもらうことにした。

前日からナビに大学の所在地を入れ、準備万端にしておいてくれたのに、

試験当日、カーナビの衛星が反応しないというトラブルが発生!


おいおい、勘弁してくれ~


このカーナビ、ダンナの試験の時もストライキしたんだよね。

私たちに何か恨みでもあるのかね?


何度も再起動して、どうにか接続できたから良かったけど、

今回も試験を受けれないかと焦ったよ。

(受付に成功しても、会場に辿り着くまでは安心できないってことなのね~


会場には、試験開始30分くらい前に到着した。

ダンナは私の試験が終わるまで、近くのカフェでお茶タイム。

そして私は自分の教室へと向かった。


教室に入るとすぐに、時計のチェーック。

・・・って、あれ、この教室には時計が無い!?


実は私、外出の時はいつも忘れない時計を、

今日に限って忘れてしまっていた。


何てこったい・・・


私は慌ててダンナに電話をかけ、時計を貸してくれるようにお願いした。

本当は、ダンナの時計を借りたくはなかったけど仕方が無い。


今日ダンナがつけていたのは、結構なお値段がする、いわゆる高級腕時計だ。

普段は触らせてももらえない。

ちなみに私の腕時計は、彼の時計の1/10程のお値段である。

なんせ腕を(と言うか色んなところを^^;)よくぶつけるので、

時計も指輪もすぐ傷だらけになるから、高級品なんてもったいなくてできない。


普段は触ることすら許されないダンナの腕時計・・・

初めて自分の腕にはめてみた感想は、


重いし、ゆるゆるで落ちる~


うっかり落として失くさないように気をつけねば!

と心がけた結果、何度か机にぶつけて鈍い音がした。


ダンナ、ごめんよ~ (彼はまだ、この事実を知らない)


さて、試験開始10分前になって、試験官が2人入って来た。

一人はアジュンマで、彼女は壁掛け時計を抱えていた。

あらら・・・時計、用意してくれたんだ。

しかしこの時計、よくよく見ると、


時間が1時間5分進んでいた


時間、合わせてくれるんだよね?

と期待していたけど、時計はそのままだった。


これじゃ、時間分かんないじゃない~!


私がオロオロしていると、別の子が質問してくれた。

質問の内容は聞き取れなかったけど、監督官の答えは・・・


時間は、携帯を見て確認して下さい!

だった。


ええーっ、携帯って没収しないの?

ひょっとして私のリスニング、今から危ない??

って言うか、時間合わせないの?

終了時間は?


疑問だらけで動揺しまくりの私。

誰かが別の質問をするのが聞こえてきた。

今度はアジョッシ監督官が質問に答える。


「むにょむにょむにょ・・・でい。」


あれ・・・何て言ってるの?

最後の「でい」って、釜山の方言だよね?

方言使われたら、全然聞き取りできないよーっ号泣


ますます動揺する私。

アジュンマ監督官が、「問題用紙、開いてみて」みたいなことを言った。(と思う。)


ん・・・まだ験開始じゃないのかな?

(ってか、どのタイミングで開始するのか分からない

ひょっとして落丁の有無を確認するのかと思い、

ざっと確認して、再び大人しく待っていた。

他の人も、大人しく待っている。

すると・・・


開いて。ほら、早くしなさいよ。

と言われた。


あ・・・これ、開始の合図だったんだ

(てっきり、「始め~」とか言うんだと思ってた。)


私は心臓バクバクで問題を解き始めた。

最初は「語彙・文法」と「作文」である。

過去問では、語彙・文法は平均値と言ったところだった。

が、今回は問題が簡単だったのか、知ってる問題が多くて次々に解けた。

元来小心者の私は、問題が解けることにも動揺してしまう。


「作文」も、前半は割と簡単だった。

作文はちょっと時間が足りず、最後を仕上げ損ねたのが気になるけど、

まぁまぁの手応え。

とは言え、どのくらいの点数をもらえるのかは分からないので、

万が一足切り(50点以下)にあったら、無条件で5級決定・・・

最悪タイトル無し・・・になるから恐ろしい。

とりあえず1時間目は、過去問を解いた時よりは良い感じだった。


2限目の「聞き取り」と「長文読解」は、私の得意分野だ。

1限目の不足分を、2限目が補って6級合格!と言う段取りだった。

ちなみに時計は、相変わらず1時間5分ずれたまま進んでいる

(私は結局、ダンナの時計に頼っていた。)


2限目の最初は「聞き取り」から始まる。

監督官が、試験開始前にテープの音を確認し始めた。


が、音が出ない


なんで本番前に、ちゃんと確認しておかないのかなぁ・・・。

アジュンマとアジョッシは、やがて自分たちの手に負えないと悟り、

別の教室の監督官に助けを求めた。

2人だった監督官がやがて4人になり、みんなでゴニョゴニョ相談している。


その間、ほとんどの人が配られた問題用紙を見ていた。

「まだ開かないでくださいね」と言っていた監督官たちは、

テープに気を取られてそれどころではなくなった。

やがて・・・


皆さん、ページの後ろの方の“読解”から始めて下さい!

と言われる。


嘘でしょ~

って言うか、今回も始まりは何時なのよ?


再び動揺しつつ、問題用紙の後ろの方を開こうとした。

すると・・・


問題用紙がくっついてるーっ!!


一体何なの???

いくら私が災難に遭う確率が高いとはいえ、これはひど過ぎる。


本来なら問題用紙を取り替えて欲しいところだが、

監督官たちはテープにかかりっきりで、こっちを見ようともしない。

仕方が無いので、一枚一枚破って開いていくことにした。

幸いにもくっついてるのは下の方だけで、丁寧に開けばすぐに破れた。


気を取り直して最初の1問を解き、

順調に2問目の問題を読んだところで、


さぁ皆さん、準備ができたのでリスニングを始めます。

 前のページに戻ってください!


と言われた。


再び、 嘘でしょ~


途中から笑いが出てきた。

こんな試験、日本だったら絶対あり得ないよね。

終わる時間も分からないし・・・。

(終わる30分前から定期的に教えてくれるので、それが頼りだった。)


こうしてようやく「聞き取り」が始まった。

そして今度は、難し過ぎて動揺した。

一番点数を稼いでくれる「聞き取り」で、自信喪失とは・・・


その後の「長文読解」は、それなりに解けたけど、これまた自信が無かった。

問題の意味は分かるけど、答えが分からないのだ。

この中に答えがあるの?と思うものもあれば、

2つに絞れるけど、決定力に欠けるものも多かった。


こうして、初めてのTOPIK試験は終わった。

家を出る時からつまずいて、最後はボロボロ・・・

とても6級に合格しているとは思えない。

とは言え、それは試験のせいじゃなく、

自分の実力不足が原因だ。


次の試験は7月・・・それまで時間があるから、

少し休んだらまた勉強しようと心に決めた。


さて、それから1週間はほとんど何もしなかった。

まだKLPTの試験が残っていたけど、

これは地元の学校であるし、今回で3回目だから要領も心得ている。


ちなみにこの試験でも、ちょっとしたハプニングがあった。

それは、

監督官の遅刻と、受験番号の記載ミス。


受験番号は、受付の時に事務の人が手書きで記入して渡してくれる。

それが正式な受験票となるのだが、

“0”が一つ多かった。

つまり、桁数が違ったのだ。

しかし、TOPIKで動揺しまくったおかげで、

これくらいのハプニングは何とも思わなかった。


試験は、何度も受けて度胸を付けることが大事ね~。


と悟った出来事だった。





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Last updated  2011.08.22 19:15:07
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