父さんの一人旅

父さんの一人旅

2006.08.08
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テーマ: しつけと虐待(1)
カテゴリ: カテゴリ未分類
帰宅後に芋焼酎の水割りをすすりながら
ぼんやりテレビを見ていると
国営放送で興味深い番組が放映されていた。
「にっぽんの現場『48時間の約束』」
埼玉の児童相談所に密着したドキュメンタリーで
児童虐待の現実を赤裸々にした内容だった。



オレだって親にも先生にも殴られたことはある。
でも、それを暴力だとも虐待だとも思っていない。
なぜなら、それには、然るべき理由があったからだ。




オレには無縁の問題だが
他人事かと言えば、そうでもない。
現実に学生時代の友達は
亭主の家庭内暴力が原因で離婚している。



ま、それはさておき
番組を見ながら
ふと、土曜日の出来事を思い出した。



場所は横須賀の大型スーパー。
エレベーターホール前のベンチで
小休止していたときのことだ。
父親と見られる20代半ばの男は

ベビーカーに乗ったままの子どもに
「どれがいい?」と聞いていた。



「これ?」
「違~う」
「じゃ、これ?」

「じゃあ、これかよ!」
「違~う」
「この、クソガキ、ふざけんじゃねーぞ!」
「うぇ~ん」



何それ?
しばらく、空いた口がふさがらなかった。
よく、若い子を「キレやすい」というが
これはキレるとかいう以前の問題だ。



数十秒後、母親らしきケバい女が近寄ってきた。
「どーしたの?」
「こいつ、ワケわかんねーよ」



この、寸劇のような事態を咀嚼するのに
しばらく時間が必要だった。
そして、導き出した結論は…

女房は年上でバツイチ子持ちの元キャバ嬢。
年下の亭主は元客で初婚。
口説く時には「子どもの面倒も見るよ」って言ったけど
実際、一緒に生活するとなると
自分の子どもじゃねーから
すげーウザい。

そんなストーリーだった。



当たってるかどうかは分からない。
でも、そんなシナリオでもない限り
「このクソガキ」発言を理解することは不可能だった。



ドキュメンタリーの最後
「児童虐待って何ですか?」という
記者からの抽象的な問いに
所長さんだか部長さんは、こう言った。
「大人の苛立ち…ですかね」
何とも難しい問題だ。






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最終更新日  2006.08.09 00:03:15
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