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カテゴリ: フットボール
今シーズンはまだ終わってもいないし、これからが一番面白くなる時期ですが、今ジーズン最も記憶に残ったニュースは何かなぁ、と考えてみました。

リバプールの大不振。
ジェラードの暴行事件。
シャビ・アロンソ放出。
リバプール絡みで出てくるのは、重~いものばかり・・・。

そこで、他に目を向けてみると、、、

ベッカムのオールド・トラッフォード凱旋。
そしてその後、靭帯断裂。。。
(昨日のスポーツ新聞で、『自爆』とか書いてるところがありました!なんと品のないことか!!)



色んなニュースがありました。
そしてこれからもきっと多くのニュースが出てくることでしょう。
皆さんが現時点で挙げるトップニュースは何でしょうか。

私はダントツ、、、“ポーツマスの破産”です。
これは衝撃的でしたね。
プレミアのクラブには多額の放映権料が入るだけに、こんなことが起こるとは夢にも思いませんでした。
ポーツマスの経営陣は何をやっていたのか、知りたいです。
先日の試合で、アンフィールドに来ていた熱狂的なポンペイサポーターが不憫でなりません。
彼らのためにも、一日も早く再び光の当たる場所への復帰できることを祈っています。

ただこのショッキングな事件は、一クラブに起こったことと考えない方がいいかもしれません。

この表を見てください。

プレミアリーグ ラ・リーガ セリエA
 総資産(£)
3,800,000,000  2,500,000,000  1,300,000,000 
 負債総額(£)
3,400,000,000  858,000,000  442,000,000 
 負債率(%)
89.47  34.32  34.00 



プレミアのクラブはスタジアムを所有するケースが多いからです。

プレミアの負債率がズバ抜けているのは、一目瞭然ですね。
これはプレミアのクラブが“健全な経営”をできていないという証拠です。

しかも、プレミアのクラブのオーナーシップは、借入れをし、買収をし、クラブ負債に加える、というフローが一般的なようですから、そこも大きな問題になります。
リバプールの場合、アメリカンズは借入額を負債に計上しない、と言っていたそうなんですが、その約束は果たされなかったようです。


それではここで次の表を見てください。

資産 (*1)
負債% (*2)
総収入
1
 マンチェスターUtd.
 イングランド
1,870,000,000
54
512,000,000
2
 レアル・マドリー
 スペイン
1,353,000,000
23
576,000,000
3
 アーセナル
 イングランド
1,200,000,000
107
349,000,000
4
 バイエルン
 ドイツ
1,110,000,000
0
465,000,000
5
 リバプールF.C
 イングランド
1,010,000,000
59
332,000,000
6
 ACミラン
 イタリア
990,000,000
0
330,000,000
7
 バルセロナ
 スペイン
960,000,000
7
487,000,000
8
 チェルシー
 イングランド
800,000,000
92
424,000,000
9
 ユベントス
 イタリア
600,000,000
5
264,000,000
10
 シャルケ04
 ドイツ
510,000,000
38
234,000,000
11
 トッテナム
 イングランド
445,000,000
29
228,000,000
12
 リヨン
 フランス
423,000,000
18
245,000,000
13
 ASローマ
 イタリア
381,000,000
9
276,000,000
14
 インテル
 イタリア
370,000,000
77
272,000,000
15
 ハンブルガーSV
 ドイツ
330,000,000
0
202,000,000
16
 ドルトムント
 ドイツ
325,000,000
33
183,000,000
17
 マンチェスターC
 イングランド
310,000,000
0
164,000,000
18
 ブレーメン
 ドイツ
292,000,000
0
177,000,000
19
 ニューカッスル
 イングランド
285,000,000
96
198,000,000
20
 シュトゥットガルト
 ドイツ
264,000,000
0
176,000,000
21
 アストン・ビラ
 イングランド
240,000,000
10
150,000,000
21
 マルセイユ
 フランス
240,000,000
0
200,000,000
23
 セルティック
 スコットランド
218,000,000
14
145,000,000
24
 エバートン
 イングランド
207,000,000
49
151,000,000
25
 レンジャーズ
 スコットランド
194,000,000
86
128,000,000
*1:スタジアムを含む *2:スタジアム建設費を含む


これはフォーブス誌が発表した、2009年度のクラブの経済価値のランキングです。

首位のユナイテッドは、この調査が開始された2004年度から首位をキープし続けてはいるものの、グレイザー一族が抱えている負債でもがいています。
毎年上位に顔を出す我がリバプールも、ヒックス&ジレットのアメリカンズによって同じような被害を受けています。
一方、一見経営難に陥っているように見えるアーセナルは、その負債のほとんどをエミレーツ・スタジアム建設に充てており、クラブ買収時に抱えたものではないので、近々ペイするだろう、と言われています。
つまり、借入をすること自体が問題なのではなく、当然のことながら、その目的と運用がクラブの経営状態に大きな影響を与えているという証拠でしょう。

イングランドのクラブがこれだけの危機にさらされている状況は、外国人オーナーによる買収方法に問題がある、と見ていいかもしれませんね。
ただ、ビラもアメリカ人オーナーですが、ランディ・ラーナー氏は“健全な経営”を行っているようです。
・・・つまり、オーナーの国籍がアメリカかどうかは関係なくて、その人がどういう人物か、ですね。。。
ビラが羨ましいです。

我がリバプールは、4月に何かが起こる、と言われて続けていました。
一説によると、アメリカのローン・グループという投資会社が40%もの株式を買い占め、ヒックスとジレットは30%ずつ保有し、負債額は半分になると言われています。
・・・結局アメリカンズであることは変わらないんだ。
私はてっきりアラブの王子様が登場するのかと思ってましたが・・・。
負債が減ることで良しするべきなのか、判断の難しいところですね。

ただ、この取引はまとまらないとも言われています。
要は、、、
“トップ4でフィニッシュできて、チャンピオンズリーグ出場権をゲットできれば、ヒックスとジレットが筆頭株主の立場を守るだろうし、それができなければ、クラブを売却せざるを得ない状況になるだろう”
ということです。

チャンピオンズリーグ出場権か、オーナー交代のどちらを選択するか、と迫られているように感じます。
ファンはどっちも得たいと思っているんですけどね・・・。
アラブの王子様、どうか業を煮やして、二人から金にモノを言わせて強奪してください。


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Last updated  2010/03/17 09:18:14 PM
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