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カテゴリ: フットボール

THE LUIS SUAREZ CONUNDRUM


4バックに戻すことは、ジェラード、メイレレス、そしてまだ故障中のアンディ・キャロルを起用するとなると、ケニー・ダルグリッシュの頭を悩ませることになるだろう。キャロルはベンチからのスタートとなるだろうが、もしメイレレスとジェラードが二人ともフィットしているなら、4バックの前はどういうシステムにするだろうか?ウェストハム戦の前半にマーティン・ケリーが壊れたあと、4バックにしラウル・メイレレスを右サイドに移した。そこはロイ・ホジソンの時代に私たちがよく見てきた、彼には合わないポジションだ。そのあとメイレレスが膝を痛め交代となったが、彼がいる間、レッズは馴染み深い4-4-2でプレーした。このポルトガル人とジェラードをセントラル・ミッドフィールドに並べるのなら、4-5-1か、4-4-1-1を用いなくてはならないだろう。

もっともこのフォーメーションでは、ルイス・スアレスが1トップを務めるか、カイトがこのウルグアイ人の前でプレーし、彼がワイドに開くことになるだろう。私が考えるこの24歳のよさは、ボックスの外でプレーをつなぐこと、ボックス内で危険な存在であることだ。彼に1トップの役割を与えれば、中盤のボールに絡もうとして、前線には誰もいなくなってしまうことだろう。
この悩みはリバプールでルイス・スアレスに別のところでも更なる問題を引き起こす。アンディ・キャロルが怪我から戻ってきたとき、このウルグアイ人は前線でこのターゲットマンのパートナーになり、キーガンとトシャックのような関係を築くだろうと言われている。そのような関係は必ず4-4-2のフォーメーションへと逆戻りすることを余儀なくされるだろう。しかしこのシステムとなるとレッズは、セントラル・ミッドフィールドのラウル・メイレレスか、スティーブン・ジェラードのどちらかの攻撃の才能を犠牲にしなくてはならない。
メイレレスをルーカスと中盤で組ませ、ジェラードが前線でカイトとスアレスとコンビを組むキャロルのサポートをする4-2-3-1こそが、この問題解決となると言われているが、私はこれにはいくつか心配なことがある。

確かにルイス・スアレスはワイドなポジションでプレーしたことがある。ワールドカップのウルグアイ代表では、右サイドのエディソン・カバーニと共に、前線のディエゴ・フォルランを左サイドからサポートしていた。アヤックスでの彼は、ムニル・エル・ハムダウィムと並んで中央でプレーしていたが、何度か左サイドでプレーしたこともある。相手にとってスアレスに最も脅威を感じるのは、中央でプレーした時の彼のすばらしいフィニッシュ能力だ。四角い箱が丸い穴に合わないように、2300万ポンドを支払ったスアレスの才能に合う役割を与えなくてはならない。彼は中盤との連携を好み、キャロルのためにつなぎ役となれるだろう。しかし彼は、キャロルの空中戦の強さを生かして、ボックス内で良さを見せつけるベきだ。

2番目の問題はもっと単純だ。4-2-3-1ではスピード豊かなウィンガーが不足しているためにアウトサイドを有効に使えない。このフォーメーションはウィングにスピードが武器の選手がライン際まで攻め入り、アンディ・キャロルを最大限に生かすためにクロスを供給しなくてはならない。スアレスは中盤の位置から中央にカットインしていくし、キャロルにはスアレスとカイトのサポートがあるだろう。長期的に見て、キャロルとスアレスの両者が成功するには、おそらく違ったアプローチが必要だろう。おそらくスアレスはキャロルの後方でサポートする役割をこなせる。しかしそうするのなら、ジェラードをセントラル・ミッドフィールドまで下げるのか?このペアから最高のものを引き出すためには、どういうフォーメーションがいいのだろうか?


条件1:スアレスをキャロルのパートナーとして真ん中で使わなければならない。
条件2:ジェラードとメイレレスも中央で共存させなくてはならない。
条件3:ピッチをワイドに使える布陣でなければならない。
条件4:ディフェンスの枚数を減らしてはならない。

この要件をすべて満たさなければならないとなれば、ダルグリッシュがここまで重用している3バック+2ウィングバックの3-3-2-2(3-2-1-2-2?)でしょう。
その代償として、カイトがベンチになりますが・・・。

ここに『カイトも先発で使わなければならない』という条件が加わるのであれば、4-3-3しかないでしょう。
ただしワイドに開く4-3-3ではなく、カイトとスアレスをセカンドトップ、ジェラードとメイレレスはサイドハーフよりのインサイドハーフということになりますが。
4-3-3よりも、4-3-2-1に近い形かもしれませんね。

そのためには、もっと連携を深める必要があります。
更に言うと、ワールドクラスのセンターバックとアンカーマンを連れてくる必要もあるでしょう。

条件1:トーレスを1トップで起用し、彼にスペースを与えなくてはならない。
条件2:ジェラード、シャビ・アロンソ、マスチェラーノを中盤で共存させなくてはならない。
条件3:ピッチをワイドに使える布陣でなければならない。

2008-09シーズン、4-2-3-1をラファが見つけ出し、少しの成功に導きました。
しかしこの条件の答えは今ある問題よりとってもとっても簡単です。

正直私は2007-08シーズンの開幕直後から、なぜラファがこうしないのかずっとヤキモキしていました。
そうしていればモモ・シソコの出番だってもっとあった筈で、彼も退団という決断をしていなかったかもしれません。
最近はくすぶっているようですが、“ザ・アンカーマン”ということであれば、結構いい働きをしてくれる選手です。
攻撃面ではほとんど期待できませんけどね。


それに加え、ペナントやマルク・ゴンザレス、フィナン、リーセ、キューウェルといいクロスを上げれる選手も擁していましたしね。
ルイス・ガルシアもまだチームにいた頃で、ルーカスがまだ来る前のことです。
ワイドを生かせるタレントは結構揃っていましたね。
ほとんどが怪我がちでしたけど・・・。

今ある問題を解決するには人員整理が必要で、数名のタレントを入れ替えなくてはならないことは間違いありません。

4-2-3-1にするのなら、ルーカスとコンビを組むのはジェラードにすべきだと思っています。

はっきり言って、ボックス内ではジェラードよりメイレレスの方が相手に脅威を与えられるのではと感じています。
彼は、空いたスペースにスルスルっと入っていくのがとても上手いですからね。

最近見られない精度の高速フィードや、弾丸ミドルを生かせるという意味でも、メイレレスではなくジェラードをセンターハーフに戻すべきです。
彼の適正はトップ下だ、と言う方の意見に100%反対はしません。
ただ、彼がセンターハーフで自由に動き回っている姿の方が私は魅力的に感じます。
オフェンスでもディフェンスでも必ず顔を出さなくてはいけない、というわけではない、でも困ったときには彼がそこにいてくれる。
そんなジェラードがまた見てみたいと思うのは無謀でしょうか。


YNWA
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Last updated  2011/03/03 10:12:31 PM
コメント(6) | コメントを書く


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4-2-3-1  
Stray さん
一番プレミアに近い時のフォーメーションでしたね.おっしゃるとおり,過去にはワイドをうまく使える選手がいました.特にベナユンの便利さ,アルベロアの両サイドは私の中では特筆すべきもの.フィナンなんかもサブでならめどが立ちます.
 陣容が変わった今の状況なら若干の失点はやむなしと見ています.(それ以上に前線メンバーで稼げるようなフォーメーションならですが.)
 となると,強引ですが4-1-1-3-1というイメージを持てないでしょうか.キャロルが引きつけ,スペースに3人の誰かがが行く.組み立てはルーカス,ジェラードが基本といったところでしょうか.
 というのもスティービーにはやはり,ミドルを期待したいからです.CKをメイレレスに任せセカンドボールを...みたいな夢をみるのは私だけでしょうか... (2011/03/04 09:58:32 AM)

Re:スアレスのよさをどうやって引き出すか(03/03)  
a-ha さん
やっぱりキャロル、カイト、スアレス、ジェラード、メイレレスは同時に起用してほしいですね。となると433(4321)しかないように思いますが、でもそうなるとメイレレスの良さが消されてしまいそうです..
最悪442にしてジェラードを右、カイトを左というのもありかな?と思います、なんか可哀そうですが。ジェラードのクロスにキャロル!というのもあるんじゃないでしょうか!?
でも私の希望は433で成功してほしいです。
せっかくキャロルがいるので、高精度のクロスが送れるアウレリオも出番じゃないでしょうか...試合勘やコンディションに問題がなければ是非つかってほしいです。 (2011/03/04 07:42:03 PM)

あああ  
倉内ピーター さん
私ごとですが、先日クラウチアロンソについで、スアレスのユニをゲットしました(^.^)
まあ私がユニを買うとすぐ居なくなるというジンクスがありますが、、、大丈夫だよね(;一_一)ガクブル
前回のメクセスとクロ―ゼに関しては貧乏性の私はフリーと聞くとすぐ飛びつくんですよね。。
補強すればいろいろ変わるでしょうが、今期に限れば0809のバルサのイメージですかね、守備は4ー3でブロックをつくり前線の三人には下がってこなくても前線でハイプレスを仕掛けてくれれば充分、中盤はアンカーはポールセンで固定して他の2枠はメイレレスキャプテンルーカススピーリングを疲労がたまらないようにローテーションさせます。
攻撃はカイトには当時のメッシのように動きを制限してサイドに張らせます。スアレスはロナウジーニョのように自由を与えます。
そしてこの攻撃に不可欠なのは両サイドの上りですねジョンソンとケリーにはどんどんあがってもらって攻撃参加してもらいます。そのときの裏のスペースはすべてポールセンが埋めます。とゆうかポールセンの主な仕事がそれですね中央はキャプテンやらメイレレスやらがバランスをとる感じですね。

(2011/03/04 08:17:59 PM)

Re:4-2-3-1(03/03)  
せじとも  さん
> Strayさん

変則4-3-3というのがおそらく一番可能性を感じられる選択肢だと思っています。
しかし、また別の記事で驚きのものを見つけてしまいました。
それは私たちが議論していることを根底から覆しかねないものです。
その紹介はまた別の機会に。
お楽しみに!

さて話を変則4-3-3に戻しますが、この理想は中盤の底をルーカス、あとはメイレレスとジェラードが自由にというのが必須になります。
“自由に”というのはお互いの連携を深め、場面場面でどちらかがルーカスをコンビを組み攻撃を組み立てる、ディフェンスでも同じくどちらかがルーカスと底を務める、アタッキングサードにボールがある時は二人共がトップ下のように、そしてルーカスがスペースを突く動きをすれば彼のポジションをどちらかが補いバランスを取る、これが重要です。
あー、長くなりました。w
前戦でも同じこと。
3トップが基本ですが、ときに2トップで1人がシャドーとなって、前線に貼りつかせるのは原則キャロルのみ、というこちらも高度な連携が求められます。

簡単なことではありませんが、これが機能すればすばらしい結果が出るはずです。
ただその連携を築き上げるまでに一体どれほどの選手がレッズに残っていることができるか、ですね。。。

コーナーを他の選手に任せるようになったのはきっとケニーの指示でしょうね、私もその方がいいと思います。
相手にとってはジェラードがゴールを狙っている方がどう考えても怖いでしょうし、彼も背丈は結構ありますからね。
今後もスアレス、メイレレス、アウレリオらに任せておけばいいと思います。
(2011/03/07 08:51:57 PM)

Re[1]:スアレスのよさをどうやって引き出すか(03/03)  
せじとも  さん
> a-haさん

ユナイテッド戦を見る限り、ジェラードをルーカスのコンビにする4-2-3-1はいい形になりそうですね。
彼も“らしさ”を少し取り戻したように感じました。
ただ、これがダービーマッチ特有のテンションから来るものでなければいいのですが・・・。

アウレリオ、また壊れてしまいましたね。。。
彼の良さがこれから引き出せると期待した矢先のことだけに残念です。

YNWA
(2011/03/08 10:54:35 PM)

Re:あああ(03/03)  
せじとも  さん
> 倉内ピーターさん

スアレスのシャツ、早速ゲットしたんですね!
羨ましいです。。。

私は未だにリーボック時代のシャツで、ルイス・ガルシアを何とか作ろうともがいています。w

> 私がユニを買うとすぐ居なくなるというジンクス

ちょ・・・それだけは勘弁ですよ!

前線の高い位置からプレッシングをかけることは重要ですね。
ケニーも早くからその方法を取っているようで、最近それが実を結ぼうとしています。
カイトだけでなく、スアレスという運動量のある選手の恩恵ですね。

アンカーマンをポウルセンで固定ですか・・・。
私としては、今のところはルーカスで、夏以降は彼もしくは新戦力かな、と思っていたので倉内ピーターさんのご意見にビックリです。

サイドを深くつく攻撃のためにも、前線での溜めと、センターバックとアンカーマンのカバーリングが必要不可欠ですね。
前者はキャロルがフィットしてくれば解決できそうですが、後者はアッガーが完全復活しても、彼とルーカスにすべてを委ねるのはあまりに酷というか、シーズン通してそれを続けることは不可能に近いです。
層の厚さが重要になってきますね。

YNWA
(2011/03/08 10:54:57 PM)

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