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・ 【フットボールコラム】~慰留と放出の境界線 (1)

続いて、ディフェンダーを見ていくことにする。



グレン・ジョンソン - 今シーズンも故障に悩まされた攻撃的なフルバックだが、不慣れなレフトバックで輝きを取り戻した。しかし、彼がチームに加えるオフェンス面でのスパイスは、やはり右サイドでこそ生きてくる。若手の台頭は歓迎すべきことだが、彼の経験は今後もチームに大きな影響を与えるだろう。来シーズンもライトバックのファーストオプションは彼であるべきだ。



ポール・コンチェスキー - 彼の“最後のビッグクラブ挑戦”は大きな失敗に終わった。彼は今、下部リーグのノッティンガム・フォレストで奮闘しているが、彼はまだ終わった選手では決してない。しかし手薄なポジションにも関わらず、レッズでの彼の居場所はもはやないに等しく、このままローンを続けるか、古巣への帰還を余儀なくされるだろう。



ダニエル・アッガー - 今シーズンも彼は怪我に悩まされた。ガラスのようなディフェンダーは、シーズンを通して使えた試しがない。しかし、フィットしていればピッチに多くをもたらしてくれる選手であることに変わりはない。健康ならば常にチームシートに名前がある選手だ。ただしこれからもフィットしない時期があまりに長く続くようなことがあれば、彼は余剰人員へと格下げになってしまうかもしれない。彼ももう27歳であり、来シーズンが勝負の年となることは間違いない。



ファビオ・アウレリオ - アウレリオは評価の分かれる選手だ。アッガー同様、フィットさえしていれば変えの利かない選手なのだが、起用できないのであればどうしようもない。夏の補強がうまく進む保証はないため安いサラリーでもう1シーズンだけキープしておいてもいいかもしれないと考えるかもしれないが、若い才能を生かすためにも彼は契約を更新されないだろう。



ソティリオス・キルギアコス - この屈強なギリシャ人はプレミアリーグで守れないというレッテルを貼られたままだ。フィジカルの強さは誰もが認めるところだが、もはや今のレッズにとって貴重なバックアッパーではない。放出されるだろう。



ダニー・ウィルソン - レンジャーズからやってきたこのスコットランド人は、その才能を垣間見せることなくシーズンを終了した。しかし、ダルグリッシュはこの若きタレントを辛抱強く見守っている。出場機会は少ないままだろうが、チームに残るだろう。



ジェイミー・キャラガー - 出場記録を伸ばせるかどうかは分からないが、チームに必要な選手であることは疑いようがない。コーチへの道はまだしばらく先の話だろう。







マーティン・ケリー - ジェラード以来となるアカデミーからの才能は、来シーズン最も楽しみな選手の一人だ。センターバックでの起用も視野に入れるときがきたのかもしれない。彼がマルチなポジションで活躍できれば、レッズの最終ラインを一気にレベルアップさせるだろう。



マルティン・シュクルテル - ムラの多いセンターバックは、以前のような屈強さを失ったかのように見えることがしばしばある。しかしレッズの最終ラインを支える中心選手であることに変わりはなく、パートナーが変わればもう一つ上のステージへと上がることのできるポテンシャルをまだ秘めている。ケリーとのコンビが実現すれば面白いことになるだろう。



ジョン・フラナガン - 今シーズン、一気に注目株となった逸材がチームに残らない筈はない。まだ多くの指導を受ける必要は残しているが、それは伸びシロが残っていることの裏返しだ。絶対に手放してはならない若手の一人だ。



ダニエル・アジャラ - ハル・シティで不遇の時期を過ごしたが、彼は安定感のある選手に成長しつつある。スペインに返すべきではない。



ジャック・ロビンソン - フラナガンに一歩先を進まれたが、それは彼が劣っていることを意味するわけではない。彼には輝かしい未来が待っている。



フィリップ・デゲン - 彼のポジションはキーパー以外で補強の必要がないポジションだ。あとは買い手を見つけるだけだ。



エミリアーノ・インスーア - 彼はトルコでもまったく印象を残せていない。来シーズンも彼にサラリーを払うのなら、ローンでの移籍は免れないだろう。しかしそれでは、チームにとっても、彼にとってもいいことは何一つない。

このポジションは一番若返りが図られるポジションになるだろう。
経験がものをいうポジションだけに不安要素も多くなるが、若き選手たちは成長を続けており、クラークの存在による恩恵を最も受けることになるだろう。
レフトバックの補強は必要不可欠だが、センターバックの補強も必要だろう。
ケリー、ウィルソン、アジャラがどこまで成長できるかがカギとなるかもしれない。

【フットボールコラム】~慰留と放出の境界線 (3)

・ 【フットボールコラム】~慰留と放出の境界線 (4)

・ 【フットボールコラム】~慰留と放出の境界線 (5)


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Last updated  2011/05/26 08:40:54 AM コメントを書く


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