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カテゴリ: フットボール
シュクルテルについて、エコーの記事です。


WHY MARTIN SKRTEL'S DEPARTURE IS THE BEST SOLUTION FOR LIVERPOOL



マルティン・シュクルテルに700万ユーロのオファーが届いた。

ベストな時期が過ぎた31歳のディフェンダーに550万ポンド以上が届いたのだ。

たとえ何をしていたとしても、手を止めて注目しなくてはいけない。

フリーでジョエル・マティプを加え、デヤン・ロブレンはリバプールのキャリアを手中に収めた。ママドゥ・サコは薬物使用違反の出場停止から戻ってくる。ユルゲン・クロップは笑いが止まらないだろう。

多くのリバプールファンは彼と喜びを共有するだろうが、シュクルテルにとってのみいいことではないのかもしれない。リバプール在籍期間が最も長い選手の1人が何故ここまで落ちてしまったのだろうか?

シュクルテルは来シーズンリバプールで10シーズン目を迎えるところだった。しかし彼は他のベテランから支持を得られることはなかった。

それは恥辱的なことだ。彼はリバプールでよくやった選手の筈だ。

このスロバキア人はすばらしいディフェンダーだ。この元ゼニトの男は、アグレッシブでスピードがあり、タックルの強さもある、あらゆる才能を兼ね備えた選手なのだ。

だが、シュクルテルは安定感において充分になることに失敗した。

2007-08シーズンの途中から加入したシュクルテルは、当初イングランドの試合でフィジカルが求められることに苦しんだ。ゆっくりだが確実にこのスロバキア人はイングランドでの生活に慣れていき、続くシーズンでは活躍しリバプールが86ポイントでプレミアリーグ2位でフィニッシュする助けをした。

続くシーズンではリバプールはプレミアリーグで苦戦し、それはシュクルテルも同じだった。調子とフィットネスは悪く、わずか19試合の出場に留まり、レッズは7位でフィニッシュした。

ラファ・ベニテスの代役としてロイ・ホジソンが2010年夏にやってきて、彼はシュクルテルのファンとなった。彼とその代役となったケニー・ダルグリッシュはこのディフェンダーを2010-11シーズンのすべてのリーグ戦で起用した。

リバプールは苦戦していたが、シュクルテルは遂に安定感を身に付けたように見えた。ダルグリッシュのフルシーズン、2つのカップ戦ファイナルに駒を進め、シュクルテルはウェンブリーでのリーグカップ決勝カーディフ戦でゴールを決め、リバプールのプレイヤー・オブ・ザ・シーズンに輝いたのだ。

それから変化は起こり始めた。

ブレンダン・ロジャースがダルグリッシュの代わりにやってきて、この北アイルランド人の最初のプレミアリーグの試合は酷いものだった。レッズはウェストブロムに3-0で完膚なきまでに敗れ、シュクルテルはペナルティを献上してしまった。続く試合のアンフィールドでのマンチェスター・シティ戦で、シュクルテルは愚かなバックパスをしてしまい、それをカルロス・テベスにインターセプトされシティが同点にするお膳立てをしてしまったのだ。

FAカップでオールダムに敗れ敗退となった失意の夜の前、ロジャース最初の6ヶ月での彼は調子を取り戻すことに苦戦する。彼はシーズン後半のプレミアリーグでわずか4試合にプレーしただけだった。

シュクルテルが調子を取り戻すと、リバプールは2013-14シーズンにチャレンジできるようになった。

彼はそのシーズン7ゴールを決めたが、危ういディフェンスの一員だった。結局のところ、レッズはタイトルを逃してしまう。

他にも粗末なシーズンがロジャースの下で続き、シュクルテルはアンフィールドに別の新しいマネージャーの下、新しいスタートをする機会がもたらされた。

だがユルゲン・クロップの到着は、終わりの始まりの信号にすぎなかった。

当初、クロップの下で彼はよく起用されていた。シュクルテルは、このドイツ人の最初の13試合に連続して先発出場した。彼はスタンフォード・ブリッジで3-1で勝利した試合でプレーし、マンチェスター・シティで4-1で勝利した試合では得点を決めていた。

だが、ワトフォードで酷いパフォーマンスを披露し、シュクルテルは終わりの一途を辿った。彼はサコとロブレンがパートナーシップを築き、クロップのディフェンスの心臓となったことでチームで場所を取り戻せずにいた。

その後、このフランス代表はマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグにおいて薬物検査で引っかかりUEFAから出場停止を言い渡された。クロップはシュクルテルをチームに戻すほどの信頼をしていなかった。サウサンプトン戦後半での悲惨なプレーは、クロップの考えを再確認できただけだ。

代わりに35歳のコロ・トゥーレが起用された。これにより将来はシュクルテルよりもこの選手となったのだ。コートジボワール人選手の存在はシュクルテルにとって死弔鐘となり、彼は夏にアンフィールドを離れることになると言われるようになった。

フィジカルは整っていたが、メンタル面でシュクルテルは落ち目になっていた。単純に、彼はピッチでしばしば悪い選択をしすぎたのだ。

シュクルテルの視野は狭く、相手のストライカーにスペースを時間とシュートのスペースを与えることを許してしまっていることをファンはよく分かっていた。それは彼らを怒らせるにするには十分だった。

彼はタトゥーとスキンヘッドだが、その容姿と違いシュクルテルは強い男ではない。

彼のピッチでの選択が評価を落としたことで、クロップは速やかに補強に動きシャルケのディフェンダー、マティプを1月に自由移籍で獲得することにした。

フェネルバフチェの移籍は、シュクルテルとリバプールにとって最良な解決策だ。彼はファーストチョイスになること、大金を得られること、タイトルにチャレンジできることを望み、クラブを移るだろう。そしてリバプールは年を取ったセンターバックを放出し移籍金を受け取ることができる。

リバプールファンはいいときのことを憶えているべきだ。憶えているだろうか、アーセナルに5-1で圧勝した試合での2ゴールを。2014年春、アンフィールドでマンチェスター・シティを2-0で破ったときのヘッダーを。昨シーズン、同じカードを4-1で制したときの同じような光景を。

いいときを憶えておこう。納得させられなかった存在としてではなく、リバプール・フットボールクラブが雇った優秀な選手としてこのディフェンダーを。


この記事は、これまでここで私が言い続けてきたことをズバリすべて言い表していると思います。

シュクルテルは悪い選手ではありません。
ただ、ベストには成りきれない選手ではありました。

キャラガーとヒーピアが年齢から来る衰えが隠せなくなったとき、彼とアッガーがチームにはいました。
アッガーは故障に悩まされ続け、守備の中心選手と考えることはできないとクラブが決断したことで、シュクルテルはレッズのファーストチョイスに昇格しました。
そう、消去法で成り上がっただけだったのです。

誤解してほしくないのは、シュクルテルを憎み嫌っているわけではありません。
それどころか、長くレッズのディフェンスで戦ってくれたことに感謝していますし、フェネルバフチェに移ったとしても新天地で活躍することを心から祈っています。


厳しいことかもしれませんが、彼のハートの弱さと安定感の無さに対する不満はここで何度も書いてきました。

キャラガーとぶつかってしまい、お互いに流血してしまった開幕戦。
キャラガーはすぐに彼の形容詞であるファイターぶりを見せつけてくれ、頭に包帯を巻きながらも一歩も引くことなく戦い続けてくれました。
一方でシュクルテルはどうだったか。
消極的なプレーに終始し、そのシーズンはあまりに粗末なパフォーマンスでした。

いいシーズンを送ったと思ったら、その翌シーズンは決まってパフォーマンスが落ちる。
すばらしい試合をしたと思ったら、次の試合では致命的なミスをしてしまう。
自分に甘く、慢心しやすい性格なのか、と眉間に皺を寄せながら見ていた試合は数えきれません。

レッズがヨーロッパの強豪に返り咲くには、絶対的な守備のリーダーが必要です。
その重責は、彼には荷が重すぎる。
でも、レギュラーでプレーし続けたい。


私が憤りを覚えるのは、シュクルテルに対してではなく、レッズのフロントに対してです。
動きがとにかく遅すぎる。

ロジャース、クロップと攻撃的な戦術で前のめりになりがちなチーム作りにおいて、失点はある程度仕方がないのかもしれませんが、最小限に抑えられるような存在が今のレッズには必要です。
スキル、スピード云々関係なく、味方も敵も恐れるほどの、誰からも一目置かれるような、絶対的なディフェンスリーダーが。

過去にクラブの象徴的な存在であるスティービーと揉めたことで立場が危うくなったロブレンが、今のレッズにおけるその筆頭候補でしょう。


マティプにも大きな期待がかかりますね。
ただ、初めてのプレミアリーグ挑戦ですし、プレッシャーは私たちには想像できないほど大きなものとなるでしょう。
ただ、クロップの存在が彼を助けてくれることになると信じています。

サコも復帰してモチベーションは非常に高いでしょうし、もしかしたらすばらしいトリオになるかもしれませんね。


YNWA
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Last updated  2016/06/17 06:17:28 PM
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