サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2008.01.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 あけましておめでとうございます。
 このブログを見に来られた皆さんにとって、今年がかけがえのない年でありますように。
 以前に友達から多少言われて、私自身も「そうだな」と最近とくに感じているのが、このブログの中味「ちょっと難しすぎる」かなということなのですが、無用に難しくしているのか、テーマが難しいのか、といえば、どうも最近無用に難しくしている気配が、ありありとしていて赤面するばかりです。
 こういうときは大抵、私自身も楽しんで書けてないときなので、となるとこのブログの例の3原則が崩れかねないのですが、成しうるならば「ムツカしい話を面白く、何かの折のタメになる(どんな時の何の場合か、といわれても困るのですが)」が、ひそかな目標なのです、なんちゃって。

 ところで、今やテレビをつければ、吉本の売れっ子タレントが登場しない日はなく、日本中が吉本化しているかとさえ思えてくるのですが、吉本流のボケとツッコミとか豹柄のオバハンが、何か大阪のイメージの一枚看板のように見られて、苦々しく思っている人って、地元でもけっこう多いんじゃないかと思うのです。
 べつに吉本の存在価値を否定するわけではありませんが、日本中が同じようなチャカシの思考パターン一つにはまり込んでいるようで、笑いの多様性のなさに、貧寒たる思いをしているのは私だけでしょうか。
 かつての大阪には美しい船場言葉があって、その語り口が標準語では決して表せない独特な論理を保持していました。元来土着の言葉というのは、その土地々々の風土や文化の論理をもっとも体現しているはずなのですが、東京に進出することによって吉本自体が変質したように、今どきのテレビに現れる大阪弁は東京語に翻訳されたような(標準語の論理に変換された)、ヘンな大阪弁になっています。
 ここに現れてくるのは、妙にステロタイプ化された大阪言葉であり文化であって、困ったことはそれがブーメランのように地元に反射して、本来の決して標準化されない堅牢な土着の論理を、知らない間に腐食して薄っぺらでひたすら下品な言葉にしてしまうことです。

 と、またまた正月早々大いにぼやいたところで、今回話しようと思っているのは、ギャグやド突きで、無理やり笑いをとる式の笑劇ではなく、本来 喜劇というのは悲劇よりも難しい
 これまたうろ覚えの話になりますが、昔、誰からか「喜劇は悲劇より難しい」と言われて、おおいに違和感を覚えたことがあり、違和感ゆえにその中味を仔細に考えることはしなかったのでした。というのも、たしか古代ギリシャ劇でも日本の能狂言でも、悲劇が喜劇より一段上位に置かれていた、というような記述を読んだような気もするし、何よりも自分の気分として「笑うこと」よりも「渋面をつくること」のほうが、人間として格上!のように長く思い込んでいたからです。
 しかし何十年もたって今改めて、この命題を考えてみると、何となくその意味するところに思い当たることがなくはないのです。

 結論からいうと、ヒトは本来「悲劇的存在」であり、悲劇的存在であるヒトが喜劇を演ずるのは無理がある、したがって「喜劇は悲劇より難しい」ということなのですが。
 またまた難しい話になりそうです、あ~あ!

― つづく ―






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Last updated  2008.01.02 02:36:33
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TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
cocolateさんへ@ コメントありがとうございます。 三年ほど前に826asukaさんのことを知り、…

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