サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2018.08.19
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カテゴリ: クラシック
エンターテインメント


 しかし、京都橘高校がもともと女子高であったことを差し引いたとしても、日本のブラバンがずうっと前から、女子優勢の団体をなしていたことは、私でも知っていました。歳が知れますが、私が中学生だった五十年ほど前は、ブラバンでの男女比率は、金管と木管を分けあう形で、ほぼ五分五分であったような気がします。
 それがいつ頃から、女子が金管を侵食する形で男子を淘汰していったのか?私は中学校をずうっと見ていたわけではないので、まったく分かりませんが、娘が中学校で少しブラバンをやっていた頃には、すっかり「女子化」していたのを覚えています(これらの経緯については、いろいろ思うところがあるのですが、長くなるのでここでは触れません)。一二回演奏会を聞く機会があり、演目がすっかり様変りしていることに、仰天してしまいました。私の中学時代はブラバンといえば、マーチ主体の「軍楽」系が主だったのに対し、すっかりカジュアル化してG・ミラーとかスウィングジャズを中心にやっていて、目を疑いましたね。
 で、曲目の中にはソロのクラリネットとかサックスとかドラムスで、ビックリするような腕前を中学生で披露する子もいたのです。したがって今回、京都橘高校が演奏技術面で、ある意味プロ顔負けのスウィングを見せたとしても、私はそれほど驚かない。彼女ら(男の子もいるので「彼ら」とすべきすが、ここはやはり「彼女ら」と呼びます)を生み出すに十分な蓄積が、日本のブラバンの歴史にはあったのでしょう。

 では京都橘の何が、私たちを驚かすのかと言えば、それはやはり圧倒的なダンス・ステップのパフォーマンスでしょう。ローズ・パレードの前後にはさまざまな行事があるらしく、年末には同地グラウンドでバンド・フェスティバルが行われたらしい。彼女たちのパフォーマンスがどういうものか「 2018 Pasadena Bandfest 」の動画を見てみてください。24分とちょっと長いので14分くらいから3分ほどでいいですよ。ハイクオリティの意味がよく分かる。
 面白いのは、同じ「Sing Sing Sing」なのに、パレードの時とは違う振り付けを行っていることで、それもどうやら彼女たち自身の企画で行っているらしいところです。

 とはいえ、それだけの話であれば、わざわざここで取り上げたりしなかったでしょう。私が言いたいのは、これらの基本コンセプトが、6年前の 2012年ローズ・パレード のバンドフェストで、すでに確立されていたということなのです。それは一言でいえば、「エンターテインメント」ということでしょう。それも徹底した「エンターテインメント」性ということです。16分とちょっと長いですが、観てみてください。






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Last updated  2018.08.19 00:01:14
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TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
cocolateさんへ@ コメントありがとうございます。 三年ほど前に826asukaさんのことを知り、…

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