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とちめんぼう7770
旧とちめんぼうブログが不調なので、アカウントを取り直して引っ越しました。引き続きよろしくお願いします。
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2012.10.28
カテゴリ： カテゴリ未分類
００９について書かれているブログをいくつか拝見したら、たいへん深く、丁寧にまとめた文章やユーモラスな文章ばかりなので気が引けるのですが、せっかく書いたのでＵＰ～。
今回の映画では、主役の００９の次に活躍するのは何と言っても００２ジェット・リンクでしょう。
原作の猛禽類をモデルにしたような極端にデフォルメされた顔立ちではなく、リアルに描かれたジェット・リンクは思いがけない男前になっています。
さらに空を飛んでいる時のメカむき出しのフォルム。ジェット機好きのとちめんぼうにはたまりません。停止するときに開いていたパーツがガシャンと閉じるのもいいし、飛行中カナードのように動く肩のパーツもいい。そうか！これはジェット機の擬人化ではないか。ファンです。サインください。付き合ってください（←殴）
閑話休題。
タバコも吸うし酒も飲むジェットの体内がいったいどうなっているのか想像を絶するのですが、まあそこは追究してもしかたがないですね。エンジンは何で動いているのか、燃料はどこに補充するのか、あれだけの推進力を得る動力を小さい人体に収めるには原子力電池しか無いんじゃないか、しかし飛ぶにはどうするのか、など謎は尽きないんですが。
さて、映画の中でも名場面の一つと言えるジェットの空戦について色々気づいたことやわからないことを書きますよ。
００９のファンでこのブログにいらっしゃったという方は、戦闘機については興味をお持ちでないかもしれないのでいくつか解説します。
知ったかぶりで色々書いていますが、半可通なのでおかしな点が多々あると思います。ぜひご教示ください。
翼が半円形というか全体に六角形の全翼機に近い形状のステルス戦闘機で、角張った形なのはご存じの通りレーダーに映りにくくするためです。機首にカナードがついています。垂直尾翼は無しです。エンジンは２発でノズルは偏向ノズル。これはノズル自体が向きを変えることによって噴射の向きを変えることができ、固定されたノズルより旋回の自由度が増します。（Ｆ－２２戦闘機などについていますよね。）
２）ジェットを追う米軍機の機種がよくわかりません。はじめはＦ－１６かと思ったけど、垂直尾翼が二枚あるし。ストライクイーグルかと思ったけど垂直尾翼が垂直だし。だからＦ／Ａ－１８でもないし。形はロシアのＭＩＧ－２９かＳｕ－２７に似てるんだけど、米軍機に違いないし。これもご存じの方ご教示ください。
３）コックピットのジェットが映ります。Ｇスーツもヘルメットも酸素マスクもないんですが、たぶんジェットはサイボーグなので高空でも酸欠にならないし、高Ｇがかかってもブラックアウトしないんだと思います。自分がジェット機みたいに飛ぶんですから。
ジェットの足の間には虎ロープみたいな輪っかがあります。非常脱出用の射出座席を作動させるものに違いなく、後で使うときに観客にわかりやすくするため、目立つような描写がしてあります。
４）さて、追撃機と交戦するジェットですが、野暮を承知でいうと今時のジェット戦闘機はあんな風に機銃で撃ち合ったりはしません。ドッグファイトをするのは映画の中ぐらいだと思います。現実には目視できないくらい遠くからレーダーで捕捉してミサイルを発射し、後はミサイルが自分で敵機を追っかけていって撃ち落とす、という誠に絵にならない戦い方をするものだと思います。でもこれは映画なのでドッグファイトしまくりです。
５）はじめ、ひたすら逃げるジェットのＦ－３８ですが、追ってくる戦闘機を撃退するため火の玉を連続発射します。画面から見るとフレアかと思ったんですが、突っ込んできた追撃機がよけきれずに爆発してるし、画面には爆弾のようなものが映るので、これは爆弾なのかな？
６）次にＦ－３８が機体を垂直にするような機動（コブラ？）をして追撃機を自分の射線上に誘い込み、まとめて２機やっつけます。ここでカナードが動いているあたり芸が細かいですね。さすが岡部いさく氏監修です。
７）次にわざと失速してきりもみ状態になって落ちていくＦ－３８。墜落寸前で姿勢を立て直して飛んで行きます。ここの動きもいい。
８）さてついに追っ手の銃弾が命中するＦ－３８。レバーを引き脱出するジェット。普通のパイロットならこの後パラシュートが開いて海面に降りるところですが、もちろんジェットは自分がジェット機なので脱出と同時に自分が飛んでいきます。あちこちの可変翼みたいなパーツがこれまたいい。
９）さてＢ－２に追いついたものの、ジョーと取っ組み合いをしているうちにＢ－２からミサイルが発射されてしまいます。Ｂ－２のお腹がカパっと開いてミサイルが降りてきますが、これはご存じのようにウェポンベイといいます。ステルス機の場合突起物や凹凸ができるだけ少ない方がレーダーに映りにくいので、翼に爆弾をつり下げたりはせず、機体の中にしまっておくわけです。
10）宇宙空間のジェット・リンク
灯油を燃やして動くジェットエンジンは当然大気中でしか働かないので、ＳＬＢＭを止めにいったジェット・リンクが宇宙空間でどうやって推進していたか謎です。でもジェット・リンクのジェットは名前なんだから、別にジェットエンジンで動く必要はないな。大気中で飛んでいたときと噴射の炎の色が違ったので、ひょっとしたら宇宙空間で使う推進剤を積んでいるのかもしれません。
今回の映画では、主役の００９の次に活躍するのは何と言っても００２ジェット・リンクでしょう。
原作の猛禽類をモデルにしたような極端にデフォルメされた顔立ちではなく、リアルに描かれたジェット・リンクは思いがけない男前になっています。
さらに空を飛んでいる時のメカむき出しのフォルム。ジェット機好きのとちめんぼうにはたまりません。停止するときに開いていたパーツがガシャンと閉じるのもいいし、飛行中カナードのように動く肩のパーツもいい。そうか！これはジェット機の擬人化ではないか。ファンです。サインください。付き合ってください（←殴）
閑話休題。
タバコも吸うし酒も飲むジェットの体内がいったいどうなっているのか想像を絶するのですが、まあそこは追究してもしかたがないですね。エンジンは何で動いているのか、燃料はどこに補充するのか、あれだけの推進力を得る動力を小さい人体に収めるには原子力電池しか無いんじゃないか、しかし飛ぶにはどうするのか、など謎は尽きないんですが。
さて、映画の中でも名場面の一つと言えるジェットの空戦について色々気づいたことやわからないことを書きますよ。
００９のファンでこのブログにいらっしゃったという方は、戦闘機については興味をお持ちでないかもしれないのでいくつか解説します。
知ったかぶりで色々書いていますが、半可通なのでおかしな点が多々あると思います。ぜひご教示ください。
翼が半円形というか全体に六角形の全翼機に近い形状のステルス戦闘機で、角張った形なのはご存じの通りレーダーに映りにくくするためです。機首にカナードがついています。垂直尾翼は無しです。エンジンは２発でノズルは偏向ノズル。これはノズル自体が向きを変えることによって噴射の向きを変えることができ、固定されたノズルより旋回の自由度が増します。（Ｆ－２２戦闘機などについていますよね。）
２）ジェットを追う米軍機の機種がよくわかりません。はじめはＦ－１６かと思ったけど、垂直尾翼が二枚あるし。ストライクイーグルかと思ったけど垂直尾翼が垂直だし。だからＦ／Ａ－１８でもないし。形はロシアのＭＩＧ－２９かＳｕ－２７に似てるんだけど、米軍機に違いないし。これもご存じの方ご教示ください。
３）コックピットのジェットが映ります。Ｇスーツもヘルメットも酸素マスクもないんですが、たぶんジェットはサイボーグなので高空でも酸欠にならないし、高Ｇがかかってもブラックアウトしないんだと思います。自分がジェット機みたいに飛ぶんですから。
ジェットの足の間には虎ロープみたいな輪っかがあります。非常脱出用の射出座席を作動させるものに違いなく、後で使うときに観客にわかりやすくするため、目立つような描写がしてあります。
４）さて、追撃機と交戦するジェットですが、野暮を承知でいうと今時のジェット戦闘機はあんな風に機銃で撃ち合ったりはしません。ドッグファイトをするのは映画の中ぐらいだと思います。現実には目視できないくらい遠くからレーダーで捕捉してミサイルを発射し、後はミサイルが自分で敵機を追っかけていって撃ち落とす、という誠に絵にならない戦い方をするものだと思います。でもこれは映画なのでドッグファイトしまくりです。
５）はじめ、ひたすら逃げるジェットのＦ－３８ですが、追ってくる戦闘機を撃退するため火の玉を連続発射します。画面から見るとフレアかと思ったんですが、突っ込んできた追撃機がよけきれずに爆発してるし、画面には爆弾のようなものが映るので、これは爆弾なのかな？
６）次にＦ－３８が機体を垂直にするような機動（コブラ？）をして追撃機を自分の射線上に誘い込み、まとめて２機やっつけます。ここでカナードが動いているあたり芸が細かいですね。さすが岡部いさく氏監修です。
７）次にわざと失速してきりもみ状態になって落ちていくＦ－３８。墜落寸前で姿勢を立て直して飛んで行きます。ここの動きもいい。
８）さてついに追っ手の銃弾が命中するＦ－３８。レバーを引き脱出するジェット。普通のパイロットならこの後パラシュートが開いて海面に降りるところですが、もちろんジェットは自分がジェット機なので脱出と同時に自分が飛んでいきます。あちこちの可変翼みたいなパーツがこれまたいい。
９）さてＢ－２に追いついたものの、ジョーと取っ組み合いをしているうちにＢ－２からミサイルが発射されてしまいます。Ｂ－２のお腹がカパっと開いてミサイルが降りてきますが、これはご存じのようにウェポンベイといいます。ステルス機の場合突起物や凹凸ができるだけ少ない方がレーダーに映りにくいので、翼に爆弾をつり下げたりはせず、機体の中にしまっておくわけです。
10）宇宙空間のジェット・リンク
灯油を燃やして動くジェットエンジンは当然大気中でしか働かないので、ＳＬＢＭを止めにいったジェット・リンクが宇宙空間でどうやって推進していたか謎です。でもジェット・リンクのジェットは名前なんだから、別にジェットエンジンで動く必要はないな。大気中で飛んでいたときと噴射の炎の色が違ったので、ひょっとしたら宇宙空間で使う推進剤を積んでいるのかもしれません。
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