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リドリー・スコット監督ってあんまりコミカルな映画を撮るという印象がなかったんですけど、昨日「ブラックホーク・ダウン」をDVDで観たら、あんな酸鼻をきわめる映画でもさりげなくギャグを入れているんですよね。(「耳元で撃つなよ!」ズダダダダダ「耳元で撃つなって言ったろう!」)
さて「オデッセイ」原作の小説『火星の人』にもギャグてんこもりなんですが、映画の方で特に好きな場面は
・NASAで統括責任者のカプーアが涙ぐまんばかりに「たった一人取り残された心理的影響は大変なものだ。彼は、今何を考えてる?」
ワトニー君(Turn a beat around を大音量でかけながら)
「このままじゃ死ぬ!」
「♪Turn a beat around」
「いやビートは回さない、断固拒否する」
(ちなみに原作では、NASAが心配しているその時、ワトニーはアクアマンについてぼやいている、というギャグでした。このアクアマンのくだりはプロモーション映像の” Ares Live
”で、別の形で使われています。この内容まで書いていると長くなるので明日書きますね。)
・水素を燃やす場面。うまく火がついて、「Whew!!」と叫んだとたんに呼気の酸素を吹き付けてしまい大爆発!ふっとばされたワトニー君がログを録画するのですが、爆発で髪がチリチリ、服から煙が立ちのぼって……これ、典型的なギャグマンガやアニメの表現じゃないですか!
・で、またこの後、安全のために船外活動スーツのヘルメットをかぶり、アルミ蒸着の樹脂シートで作ったエプロンみたいなものを着て作業を再開するんですが、これがまた頭でっかちで何とも珍妙なスタイル。
・同じく典型的なギャグとして、ジェット推進研究所のリッチ・パーネルが自分のこぼした飲み物で濡れた床で滑って画面から見切れた後、「大丈夫!」と言って立ち上がり、画面に入ってくる場面。
・パスファインダーのカメラが写真を撮る時、70年代ドラマの登場人物の決めポーズをとる場面。(これは原作にもあり)アメリカのドラマを知らない私にはピンと来ないんですが、NASAスタッフの困惑ぶりからすると、日本でいったら「シェー!!」をやってみせたようなもんかな?
・一番好きなのはパスファインダーのカメラが「YES」を指した時、ワトニー君が「Whew!」とバンザイした後「Yes!」と叫ぶんだけど誰に向かって言ってるんだ俺は……とはっと我に返りつつ、それでも向きを変えて「Yes!」と叫ぶ場面。
他にもクスリと笑う場面が多々あるんですが、こういう場面は満員の映画館でほかのお客さん達とクスクス笑いながら観たかったなあ。「マッドマックス怒りのデスロード」みたいに、どっかで爆音上映会やってくれないかなあ。
あ、もちろん4DXでもいいですが下肥の臭いはナシでお願いします。