全540件 (540件中 1-50件目)
次男も無事大学の入学式を終了しました。長男も第一希望の学部に進学でき、私の「お勉強に対する働きかけ」は ほぼ 終了の時期となったような気がします。子どもへの関わりは もちろん 私が親である以上 ずっと 永遠に心の中も含め続いていくような気がしますが、とりあえず 「休まずたゆまず真面目に努力する」姿勢を伝え続け 伴走するスタイルは終了です。 このブログも 当初は 長男の受験の記録を残しておこうと思い書き始めましたが次男の受験の事も残しておこうとそのまま続け、今日まであれこれ書き綴ってまいりました。 日々の日記は mixiの方と これから私自身が勉強していく大学の通信教育は「学習と子どもの成長」のほうに 書いていこうと思います。 このブログを お気に入りに入れてくださった皆様本当に有難うございました。mixi のほうで ご一緒の方は これからもそちらへ遊びにきてくださいね。mixi で ご一緒でない方は 「やさしい教育ママをめざそう!」というコミュに入っていますので、遊びに来てください。また 「学習と子どもの成長」にも宜しかったら いらしてください。 今までこの日記を見てくださった方 本当に有り難うございました。
2008年04月07日
昨日は 目薬、テッシュが手放せない1日でした。塾の最中も 生徒が外から入って来るたびに くしゃみが出てしまいました。外の花粉をたっぷりつけて来るのだと 改めて体感しました。お迎えにいらしたお母様も ひどい様子。お互いに、「今日は 特にひどいですよね。」と話しました。「先生、花粉症はストレスも要因だそうですよ」とおっしゃるので、「そうかもしれませんね、私も日ごろストレスがたまりっぱなしですから。生徒がすんなりわかってくれないと・・・」と答えかけたところ、保護者の方は慌てて「すみませ~~ん。本当に、耳が痛いです。」とおっしゃるではありませんか。私が「生徒が分からない事がストレス」と言ったのは、「自分の教え方の不甲斐なさ」を感じることが ストレスに繋がる~と言いたかったのです。どうやら 違うニュアンスで伝わってしまいました。花粉症とのお付き合いも あと少し・・・・。花粉症が消えると同時に 私のストレス要因もなくなればいいのですが・・・・。日々勉強です。
2008年04月03日
春から学ぶ通信教育の大学から学生証が送られてきました。春から「学ぶ」ことに対して漠然とした気持ちを抱いていましたが、学生証を見ると 気が引き締まりました。履修届けも済み 夏のスクーリング計画もたちました。スクーリングにあまり参加できないので、卒業まで2年間の計画が3年になりそうです。「あせらず しかし 休まず じっくりと」がんばろうと思います。
2008年03月31日
税務関係の事で 知り合いの税理士さんのところへお話を伺いにいきました。生徒さんのご祖父さまです。かれこれ 10年ぐらい前に ある方の紹介でこの税理士さんのところを紹介され申告をお願いしました。その時 四方山話をして、3時間ぐらいおじゃましていたのですが、帰り際に、「先生のところで うちの孫娘をお願いしたいです」と、おっしゃられたのがきっかけで お孫さん(当時年中さん)をお預かりしました。中2まで 通ってくださり、途中中学受験があり、その間2年間は進学塾へいかれましたが、難関中を無事合格された後も中学2年間は通ってくださいました。生徒のご祖父様はお話をするのが大変好きで、私もお休みの日にあわせてお邪魔する事にしているのですが、この日も結局13時から4時間もお邪魔してしまいました。税務関係のお話2割 世間話8割といったところでしょうか。帰り際に、「先生、こんなに働いて これだけしかない収入では ボランティアとしか いいようがないですよ。本当に好きでないと出来ないでしょうねぇ」とため息混じりに おっしゃられました。儲からないのは あれこれ教育運営費に使ってしまったりする事が原因というのはよく分かっていますが・・・・。よりよい環境を考えると 補助の人もある程度人数がいります。学習が終わると渡すお菓子・・・誕生日に渡す プレゼント・・・卒業、入学祝い・・・・どれも削れません。さて、4時間後帰路に向かうと 後ろの方から「T大ママさ~~~ん」と どこかで聞き覚えのあるお声。振り向くと 元塾生のママSさんでした。13年前の最初の塾生のママです。もちろん 中学受験では アドヴァイスをし、その学校に縁あり行かれて希望の大学の推薦をもらい 今は大学生活を楽しく送っているとの事。「あの時 T大ママさんの言うとおりの学校にして 本当に正解!でした」と当時の話にはなが咲きました。「それは Sさんが人を信頼し思い切りがよい性格だからいい道が開けるのよ」と お答えしました。彼女のお子さんはは13年前の当時はK塾に通われていました。たまたま 私と知り合う事になり、私の教室の教材の特徴や方針を聞いた後、「貴方 に私の子ども2人 託します。煮るなり焼くなりしてちょうだい!貴女ならしっかりした学力つけてくれそうだから」と その日にK塾をやめ 私の教室に通う手続きをされました。最初の頃の会員さんというのは忘れがたいですが、その中でも彼女の入会にまつわる事は 今も印象深く残っています。信頼され、少し重圧でしたが、誠心誠意教えました。お二人とも思うような進路を歩み、どちらのお子さんも「理系」に強いお子さんとなりました。嬉しい限りです。
2008年03月28日
先日 河○塾の新校舎開校記念 イベント のひとつである講演会に行ってまいりました。 池谷裕二准教授による「脳科学からみた 効率的な学習法」という題目の講演会でした、 池谷准教授は どこかで 見たお顔~と公演終了まで ずっと 思っていましたが、「九九を小学生時代完全に覚えていなかった~」という話で思い出しました。 お友達が ネットで、「こんな 凄い人がいるよ~」という事で 紹介されて 一度池谷准教授のHPを見た事があったのです。 九九の話はさておき、講演会では ご自身の研究されている脳の「海馬」と言う部分の働きに関連して 「記憶」にまつわるお話から 展開されました。 脳はよく聞く「アルファ波」の他にも データ-波や シーター波、ガンマー波などを発しており その中でも 注意や興味などの分野で脳が働く時にでるのは 「シーター波」なのだそうです。つまり 効率的な学習をしようと思ったら この「シーター波」が出ている時に学習をすれば より効果的となる、という事でした。この「シーター波」は 海馬から生まれ 例えば 初めて来た道を通るとき強く出るそうです。つまり より注意深く周りを観察しなければならない時 生理的本能で出るのでしょうか。 それを踏まえ いくつかの点をおさえる 事が大事だと学習を進めるうえでのアドヴァイスをしてくださいました。1. 一度決めたら 貫く ・・・具体的には あれこれ 参考書をころころ 替えるのは 非効果的ということ。2. 復習効果 ・・・エビングハウスの 忘却曲線を例として 3. 何事にも興味を持つ・・・興味を持って取り組むのといやいや やるのでは 学習効果が全く違う=シーターも関連している4. 体験記憶を上手に利用・・・知識記憶、方法の記憶、体験記憶のうち 体験記憶を上手く使うと より記憶に効果的5. 得意科目を究める・・・方法記憶を利用して 一つの得意科目から勉強法 を 他の科目にも応用する。6. 努力が報われる・・・量自体は意味があるのではなく、記憶や習得した ものを活かす学習法。 インプットだけではなく アウトプットが大事である7. まずは 動作・・・脳は 体の後づけである。勉強したくなくても とりあえず 机に向かって始めてみる。等など、脳の働きと学習方法のより効率のあがるハウツーをご自身の経験、体験も織り込みながら 専門用語を交えながらも分かりやすい言葉で1時間30分お話くださいました。とっても 有意義な時間でした。
2008年03月25日
今日は後期の発表でした。前期のインターネットでの発表は 「接続不可」で 結局見ることが出来たのが 発表後 数時間たってからでした。今日は すんなり 見られました。やはり受験者数が前期より少ないということなのでしょう。結果は だめでした。「やっぱりなぁ~」と本人は 意外と けろりとしていていました。「2年間大学受験勉強 お疲れ様~」と 合格したにせよ不合格だったにせよ 言おうと思っていた言葉をかけました。「一浪してもいいかなぁ」と言われたら、「大変だけど やってみたら」と言うつもりではいましたが、本人からは その言葉は聞けませんでした。4月からH大学法学部へ行く事となりました。私も春から 通信教育の大学生。長男、次男、私 揃って学生となりました。
2008年03月21日
明日は次男の受験した大学の「後期」合格者発表の日です。国公立不合格の場合 内部進学で手続きをしておいた私立の大学へ進学する事になります。私立は他大学受験当初しない予定でしたが、締め切り間際になって、受験をして実力を試したい、とのことで 1校受験しました。TR大の数学科はどうにか合格を頂き、本人にも大学受験の勉強の成果を結果で見ることが出来とても喜んでいました。私としては 内部進学の学校よりTR大のほうが専門的な道に進めるような気がして TRを勧めました。しかし、本人の希望で やはり 内部進学の学校を選ぶことになりました。明日の結果については「期待しないでね」と本人から 言われています。「結局内部進学の学校に行く事になるけれど、他大学受験してよかった?」先日 次男に聞いてみました。次男は 即答で「絶対受験勉強を経験して良かった。数学や英語のほかにも 社会や理科なんかは 結構真面目に勉強できたし、ためになったと思うよ」との事。どこに進学してもいいです。真面目に数年間 受験勉強にむかった事は 「忍耐」や「ストレス」など 内なる葛藤と向かい合う経験が出来たのですから。明日の結果が出たら 長かった 受験の日は 終了です。
2008年03月20日
今年の新1年生は とっても よく出来ます。その 出来る中でも 飛びぬけて すごいお子さんがいらっしゃいます。なんと 表現したらいいのでしょう。「スポンジのように どんどん吸収する」では 物足りない表現です。「くもり ひとつない 真直線の回路」とでも言うべきか、「頭脳の引き出しの整理整頓が整然としていて、引き出しの箱が沢山ある」とでも言うべきか。今年高校受験で 開○、慶○合格された お子さんが 年長さんで入られた時にも そう思いました。こういうお子さんこそ、丁寧な指導が大事です。特に 後々さらに大きく飛躍するときの為に「おごらず 真面目に常に努力する姿勢作りと こちらのある程度高い目標設定。無理のない こつこつ 丁寧な積み重ね学習」そして 私の大事な仕事は「興味を持って 惰性的でない 取り組み」を ひっぱっり、時に引き出せる 支えになる事です。
2008年03月19日
今日は教室指導の日ではありませんが、明日の教室のために 3時間ほど準備をしてきました。たまたま 教室の前でお会いしたお母様が「今日は臨時の教室日ですか?」と尋ねられたので「生徒の教材セットに 10時間ほどかかるので、こうやってちょこちょこ 準備をするんです。」とお答えしたところ 大変驚いていました。120名で 次の教材のセットに一人5分はかかるのですから 600分。つまり10時間です。もちろん 先生によっては 1冊の束で渡して(単元ごとに束になっています)いる先生もいます。その場合こちらの手間はあまりかかりません。1冊渡せばすむのです。私の場合は 単元ごとから 抜いて そのお子さんに合わせた教材をセットするので とても手間がかかってしまいます。例えば 2年生(先取りしている生徒さん)でしたら 割り算の導入と、長さの復習の単元のプリントの組み合わせ~といった具合です。先取りしながら復習~や 比較的得意な単元と苦手な単元~その都度その都度 様子に応じて セットしていきます。野別満遍なく学力をつけるためには この方法がいいのだと私なりに確信しているので、もうこのやり方は替えられません。私のプリントセットの内容を一番知っているのは子ども達です。「先生~ 同じような掛け算プリントが2枚入っているよ、間違いじゃないの?」似たような問題や同じ単元からの問題でたまたま 構成した場合にはこのようなクレームがきますから。
2008年03月17日
う~~~~ん。と唸って考えています。春からは午前中の仕事を2時間にしました。今までは3時間だったのですが、春から大学の通信教育のお勉強をするので 午前中の仕事を短縮しました。教室もあまり人数を増やさないように現状でいこうと思っていました。ところが・・・今日ふってわいたようなお話しが舞い込んできました。私が開室当初からお世話になっていた近隣のお教室のB先生が具合が悪く、その先生の教室運営を一時的にやってくれないか・・・というお話です。月~日まで 空いている日は月曜日午後と日曜日。そのどちらかを B先生のところに割り当てる事にしない限りお手伝いは できません。もちろん「今の現状が忙しい」という事でお断りするのも可能ですが・・・。どうしても その先生には続けて欲しい~、そのためには やはり 私はお手伝いをしたいと思います。自分自身の体力が持つか・・・・。やってみないと分からないかもしれません。でも それでは 無責任なような気もしますし・・・。当分悩みそうです。
2008年03月12日
昨日、A中高の校長先生とお食事する機会に恵まれました。緊張してあまりお話ができませんでした。殆どお話を伺うばかりでしたが、校長先生は何より「生徒の事を一番に思う」愛あふれる方で益々ファンになりました。K校長先生の教育に関するお話にひとつひとつ聞き漏らしてはいけない~、と一心にお話を伺っていましたが、特に印象に残った言葉は、「道をきりひらいていくうえで備えていなければならないのは4H」と言う内容のお話でした。カーネギー財団のシュルマン教授(教育学、心理学の権威)が来日され、東大の基礎教養研究所で講演された時の話されたことなのだそうです。Honesty 正直Humility謙虚さ、謙遜Humor ユーモアーHope 希望確かに・・・・・。もちろん K校長先生は その全てを持ち合わせて(相当高いレベルで)いらっしゃる方です。私は・・・というと、謙虚さなどはまだまだですが、「Hope」こうありたい、この気持ちは 時々現実の厳しさにめげて 投げ出したくなるときもあります。しかし、理想をもって取り組む事は 新たなエネルギーを生み出す素となることです。ですから 前向きに「こういう風にしたい。」という小さな希望も常に抱いていたいと思いました。
2008年03月11日
ある 小冊子で 子育てに関する相談コーナーに興味のあることが書いてありました。相談内容は「子どもへ小言が増えることは愛情か過干渉か」という 事です。子どものやることがあれこれ気になって、よかれと思い(母親として)注意をするものの、ご主人からは「過干渉すぎる」という指摘を受けての相談です。 この相談に対して 精神科医の先生が 素晴らしい回答をしていました。愛情の温度は ころあいが大切だという内容で、「愛の温度は 高すぎれば息苦しく、低すぎれば かぜをひきます。丁度いい温度を少しずつ探し当ててください。」子育てには この「愛情の温度のころあい」が何より大切だと頷きこの言葉に感銘を受けました。
2008年03月08日
先日より数回見覚えのない ショートメールが携帯電話にきました。「是非ご相談にのってください。ご自宅と携帯とどちらに電話をしたらいいでしょう。」との事。ショートメールを受けるのは殆どありません。また お名前も書いていないので連絡を控えていました。ところが 先日、「お忙しい中本当に恐縮ですが、電話をしてもよろしいでしょうか Eより」と、氏名の記載がありました。慌てて お電話をこちらから致しました。K大付属高校、開○高校、学○大付属高校、と見事に合格された元生徒さんのお母様からでした。しばらく電話連絡をしなかった理由をお話しました。先方もショートメールはあまり使用した事がないとの氏名未記入はうっかりしていた・・・との事。相談というのは大学受験へ向けての塾選びについてでした。「はやく T大ママ先生に連絡して~ と子どもが毎日のように催促するんです。」との事。私の見解を聞いて参考にしたいのだとか・・・・・。そんなに頼られるほど私は大学受験に関する知識はないですが、塾を選ぶときのポイントなど私が思っていることをお伝えしました。「毎日帰宅してくるたびに『まだ聞いていないの?』と催促されますので今日は子どもの小言をきかなくて すみます。」と笑っておっしゃっていました。高校受験が終了したばかりですのに、次への目標をたてて邁進しようとするE君。生真面目な 性格は小さい頃からずっと変わりません。
2008年03月07日
春らしい陽気に恵まれ次男の卒業式を迎えることができました。卒業式後のお祝いの会の準備のため 1時間前から学校へ行きあれこれ最後の準備をしました。卒業式では PTA贈答品授与のお役を承ったので 壇上の端の方に座って参加いたしました。送辞では 私のかつての教え子が読む場面がありました。彼は年中から 5年まで7年間教えてきた生徒です。とっても立派になっていて 感慨深かったです。その後の祝う会では 机上の計画と本番との違いがいくつもの場面で出てきて 臨機応変な対応にその都度追われましたが、つつがなく終了いたしました。卒業式の日ですのに、終日忙しく 気が張っていて、涙など流す暇もない 一日でした。
2008年03月02日
明日は次男の卒業式です。私は卒業対策委員の委員長という役を引き受けこの1年あれこれ 明日の日のために準備を進めてまいりました。今日は前日。リハーサルですから 教室も以前より年間計画をたてて教室は お休みをしました。メンバー13人中 本日欠席のかた3人。途中帰り 3名。ボランティアな お仕事ですから まぁ 色々ご事情を優先していただいていいとは思います。個人個人の思いで この委員会に関っているのですから拘束も出来ません。明日の卒業式では 私のかつての教え子が 送辞。私は 卒業のお祝いの委員長として 保護者からの記念品贈呈を校長先生にお渡しします。最後のご挨拶は 心をこめて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
2008年02月29日
次男の卒業式が近づいてきました。まだまだ 受験真っ最中で、結果もままだ先の中での卒業式です。私は次男の卒業式後、保護者で祝う会の委員長になっているので毎月1,2度の会合を持ちました。各クラス数名出て 祝う会の準備をしてきました。折角の付属校ですので、直系の大学からグリークラブをお呼びする事を提案しました。また 今回初めて生徒退場の時に「花道」を作る事も提案しました。どちらも 紆余曲折を経て意見を受け入れてもらいました。歌のほうは曲目は高校生に合わせた いまどきの「コブクロ」等の曲を歌って頂くのです。ここまで 8ヶ月余り 10数回の話し合いをしてまいりましたが、毎回毎回 私が提案する事をことごとく反対する抵抗勢力もかなり 手ごわい存在でした。意見はもっともな事も多く、皆でそのつど考えるのですが、反対した後に 「それでは どうしたらいいか」という段階では あまり意見はでません。毎回 議案予定を作り、最近には当日のタイムテーブルをそのつど作ってまいりましたが、「出来たものを批判するのは簡単」なように あれこれ さんざん批評があります。民主的にやっていきたいですし、忌憚ない意見をいいあえるのはとてもいい事だとも思います。ですが、かなり 疲れました。早く 卒業の式典が終われば~と思ってしまいます。まぁ これも 私の政治力といったら大げさですが、女性特有の「仲間意識」を積極的に作ってこなかったのが 原因となっているのでしょう。女子校育ちでありながら「つるむ」のが苦手な性格が災いしました。
2008年02月24日
新入会の希望者がここのところ多く,指導前に面談が何件かありました。その中で先日保護者の方が、「先生、早期教育や早期先取りは必要でしょうか」と質問された方がいらっしゃいました。私はその方に「私のところの教材は 計算だけでの先取りではないのです。 しくみや意味を理解し文章題から立式するという『設問場面を理解認識して立式できる』読解力や理解力が必要になってくるので 先取りをやってもせいぜい1~2年先ぐらいが限界です。」と、お話しました。つまり九九がいえるだけではダメなのです。掛け算の意味→しくみ→文章題で立式こういう段階を経ますので 一つの単元にも相当な時間を費やします。そういうお話をしましたところ、「私は上の子どもを早期教育や沢山の習い事をやらせてしまって、後悔しているんです。結局中学になった今は あんなに早期教育をしていた事が意味があったか・・・と思うんです。」との事でした。先日も時事通信の記事に「早期教育の効果に疑問」という内容のものが出ていました。ケンブリッジ大学のロビン・アレクサンダー教授による研究発表の内容だそうです。これは 詳しい内容を読んでいませんからなんともいえません。書き抜きの部分によると「幼いころから学習を強制させられる事でかえって学習意欲をそぐ」というような内容のようです。質問されたお母様もそのような事をおっしゃっていました。私は幼児の間の「早期教育」がどの程度の進度と学習の取り組ませ方が「早期教育」と呼ぶのかは分かりませんが、なにしろ向こうが「早期教育をいいと思うかどうか」を私に問いかけている以上自分の思っていることをお伝えしました。「例えばピアノでしたら お子さんA,Bさんが同時に始めても そのお子さんの適性で 1年もたたないうちに 進度やや習得度も違ってきますよね。勉強でも同じことが言えると思います。興味が出てきて文字を覚えたければ文字を教える。その興味と習得度がどんどん高ければ その要求に添うようにこちらも指導していく~、それが自然だと思うのですが。」意欲や興味、これがないのに先取りしても「苦痛」かもしれませんが、そうでない場合は 全てが全て 早期教育が弊害~とも断定できないような気がします。まぁ これも 与え方次第なのかもしれませんが。
2008年02月22日
今公○などでも「春の無料体験募集」をやっているようで連日CMを目にします。もちろん 私の教室(G教室)でも「春の○○教室」といったニュアンスの文句で新聞に折込をしているようです。同じ区の先生達の教室の場所と電話番号、学習日などが掲載されていますが、私の教室の部分には「満員・紹介者がある方のみ受付ます」と印字されているようです。ようです・・・というのは実物をみていないので不確かなのです実際本社の担当者に「現在キャパシティが目一杯なのでこれ以上生徒は受け付けられない」「紹介者があれば それは受け付けるつもりである」という2点は伝えましたので、「満員・紹介者があれば受け付ける」という印字も仕方ないのかな・・・と思います。本当は、「募集致しておりません」と印字してほしかったのですが。さて、ちらしが入ったのか昨日と今日は問い合わせが何件かありました。午前中かかってきた 保護者の方はとっても感じがいい方でした。「ちらしは以前より見ていて興味があったのですが・・・・いずれは~と思っていて今になりました。体験お願いします。」と とても丁寧な口調でご連絡してくださいました。紹介者を訊ねたところ、紹介者は居ないとここと。困りました。しかし、ちらしにも そう謳っているわけですし、その方だけ「特別」扱いにもできません。「すみません、紹介者がいらっしゃらないと受付られないんです。本当にすみません。」とお詫びしました。お断りの言葉を言うのは得意ではありません。どきどきしてしまいますし、何より「折角かけてきてくださったのに~」と思うと心苦しいです。お電話の最後にその方は「どなたか 同じ学校の方で通われている方を探してみます。」と おっしゃってくださいました。心よりお待ちもうしあげています。
2008年02月21日
今日指導中に携帯電話がなりました。欠席の連絡?と思い出たところ聞き覚えのある声、「先生~ ○○です。え~と、お守りと応援ありがとうございました。お陰で 第一志望合格しました。」とE君からの合格報告。慶○志○高校、開○高校、学○大高校 全て合格!彼は幼児(年中)から 小学校6年まで8年間通ってくれました。上のお姉さまと下の弟さんも教室にかよってくださいましたのでご家族とは 本当に長いお付き合いです。E君は小学校受験も私の教室のお勉強のみで受験した結果学○大付属に合格されました。小学校の4年生ごろ中学受験をするかどうか迷いましたが、そのまま中学にいけるという事もあり、高校受験をする方を選択し、中学に進学しました。教室をやめて 3年。その間も漢検、数検の時は必ず受けに来てくれて成長した姿を見せてくれました。9年前の小学校受験合格のお母さまからの報告がついこの間のようです。今度は自ら電話をしての報告。おめでとう!心より祝福いたします。
2008年02月15日
私のやっている教室のうちの一つH教室は全く外部に宣伝をしていません。もちろん ポスターも一度も貼った事がないのです。ですから、入会希望の方に場所を説明すると「まぁ~ここでやっていらっしゃるとは存じませんでした。」と驚かれる方が多いのです。外部募集はしていませんが、保護者同士の紹介でいらっしゃる方がほとんどです。遠くは 車で40分ほどかけていらっしゃる方もいます今後も定員一杯のためひっそりとやっていくつもりです。「来るものは拒まず、去るものは追わず~」というのは 私の基本的姿勢です。この春は辞める方も大勢います。「進学塾への転塾。」組みが大勢です。そんな中 進学塾へ行ったお子さんが又再入会されました。もちろん 進学塾へ行きながら私の塾を並行されるのです。1年ぶりに久々に会ったM君は 相変わらず愛嬌がいいお子さんです。「国語読解、文法、基本がすべて だめなようです」とのお母様のお話でした。教室の国語の「言葉」(文法)や論○エンジン等の問題集をお見せし、今後の方針をお話しました。本人はやる気満々。やらなくていいページもどんどん「やってもいいでしょう?」と言って 積極的に取り組みました。その事を指導後お母様にお話したところ、「進学塾では全く消極的なのです。先生のところだから 安心してどんどん 出来るのでしょうね。」とお話されました。帰り支度をして靴をはいていたM君が、「大事な忘れ物~」といって慌てて教室に戻ってきました。「2時間やったから お菓子は2時間分の2個だよね」といって お菓子の箱から 2個飴を選んでいました。お母様と顔を見合わせて、「こういう事はしっかり覚えているのね~Mくん記憶力いいわぁ~」と大笑いしてしまいました。
2008年02月11日
先週教室において「全国○○」テストを実施しました。任意なので 希望者のみの受験です。全国何万人中何番という結果データが出るテストなので それを楽しみに受験を希望する生徒さんと それがいやなために受験しない、という生徒さんもいます。私の指導面としては スモールステップをやりながら進んでいく教材ですし、級があがるときには必ず「進級テスト」を実施しますので、「全国○○テスト」に参加しなくても指導に影響はありません。結果をみてみると 日頃口うるさく言っているせいか「数字の写し間違い」による ミス、筆算をしないがための計算ミス、読み間違いによるミスは ほとんどありません。どんなに出来るお子さんでも「字が乱雑」であったり面倒くさがり屋さんであったりすると致命傷です。難しい問題がすんなり解けても計算ミスや写し間違いミス、答え方のミスなどをすれば その問題の得点は0点です。その事をひごろから 何度も何度も言って、字が乱雑、筆算を残さない、という場合はその場で書き直させる指導をしてきました。「筆算しなくてもいいじゃないか。」「え~書き直しは面倒くさい」不満をいいつつも 繰り返し繰り返し言われ続けている間に「自分なりな丁寧さ」を身につけていきます。特に幼児さん。最初が肝心。神経質にならない程度に 「ゆっくりていねいに」をモットーに書かせています。「全国○○テスト」の結果は 来月。忘れた頃にやってくる結果ですが、みんな賞状をもらい満足することでしょう。
2008年02月10日
とにかく 2月に入ってからはあれこれ目まぐるしく日々が過ぎていきました。「2月は逃げる~3月去る~」とは よく言ったものです。元塾生プラス現在の塾生の中学受験、高校受験とその報告・・その後親御さんへのフォロー。(メールや電話がかなりかかってきました)私的な面では 次男の受験準備、長男の引越し。先週になって 私立も受験するとのことで 願書を急遽取り寄せましたが、昨日次男が受験する学校への願書を無事投函しました。そして 今日は 私自身の願書提出。4月から通信教育でまた教育関係を学習するのです。今日ですべての願書を提出して ほっとしました。先日も、「受かった学校へ行くかどうかを迷っている」と、受験終了の保護者より相談がありました。第一志望の学校でなかったので、受かった私立へ行くより公立へ行った方がいいのでは・・・と、ここに来て迷っている様子。「お子さんはどうですか?それで 納得しますか?お子さんが受かった学校へ行きたいといっているのですから、もう 気持ちをそちらに向けましょう。さっさと 入学金を支払ってしまえば 気持ちは リセットされるものです。」とアドヴァイスを致しました。大枚は飛びますが、それと同時に、迷いも飛びます。「入学して勉強する~!」という決意や今後への豊富がそれと 交換に心に芽生えてくるものです。
2008年02月08日
今日は昨日の降雪で路面が所々滑りやすくなっていました。朝のニュースでは 「転倒事故を防ぐには~」と言った内容を話していました。7時30分に保育園が始まるので15分前には自宅を出ますが、今日は念のため30分前に家を出ました。自転車でいくかどうか迷いましたが、なるだけ車道を走れば大丈夫?と思い自転車で向かいました。保育園に向かう途中、中学受験に向かう途中の親子連れの方を見かけました。今日、明日まで受験の受験生も多いとは思いますが、連日の緊張の日々、本当に疲れることと思います。「どうぞ 頑張ってくださいね。」と、心の中でお声掛けしました。私の元塾生たちからの報告もひと段落。今日まで 全員合格を頂けました。ほっとしました。「すべる」「ころぶ」を禁句にしてきた私は一気に気が緩んだのか、路面凍結の為か 幹線道路のしかも直進で斜めすべりをしました。「おおこけ」でした。
2008年02月04日
首都圏では2月中学入試3日目となりました。私がアドバイスをしてきた生徒達もどこかしら合格が決まっています。しかし、お一人だけまだ朗報がない方がいました。私は確実に合格する学校を今日か明日受験するように言いました。これまでお勉強して積み重ねた日々の努力を「合格」という一文字に替えてあげたいのです。合格した学校には行かず公立に行くにしても、「合格」の一文字を頂いて公立へ進学するのとしないのでは 今後の心の持ちようが随分変わると思うのです。そんなお話を受験生のママにした直後に次男が帰宅。帰宅して開口一番「私立も受験するから。」との事。国公立だけを受験するつもりだったはず。どういう心境の変化があったのかと驚きましたが、本人曰く「国公立がダメだった場合 自分の受験してきた努力がなんら目に見えるものに反映されない。行かなくても合格という実績を自分のためにほしいんだ。」との事。あらぁ、さっきまで 私がママにお話していた内容そのものです。ごめんなさい、そういえば 一番身近なわが子の事はすっぽり抜けていました。もう高校生だから そういう配慮はいらないぐらいに心のどこかで思っていたのかもしれません。年齢に関らず 自分が努力してきた成果を形にして手に入れさせる事は 大事なことでした。
2008年02月03日
センター試験が終了し、自己採点の結果受験する学校が自ずと絞られてきました。いくつかの中から選ぶ~という贅沢な選択肢はありません。2次試験の科目数も殆ど3教科。これから また1ヶ月気持ちを切り替えての勉強です。春を迎える準備のため とても厳しく辛い冬を乗り越えるのは仕方無い事とはいえ、見守る周りも正直しんどいです。あと10日もすれば 私のところを卒塾した生徒達の中学受験も本番です。お守り(根付)も渡しましたし、受験校も報告を受けています。どうか 本番に皆さん万全の力を出せますように。
2008年01月21日
今日はセンター2日目。東京は晴れています。雪は今日夜から降るとのことです。2日ともお天気に恵まれて良かったです。長男の時から大学情報センターが出している「がんばれ国公立受験生!」というメールマガジンを受信しています。国公立受験に関係する情報を定期的に配信してくれるので、とても参考になりました。昨日も21時よりセンター試験解答が出ました。早速次男は○付けをしていました。人によっては翌日の試験に影響するのでやらない受験生もいるようです。次男は倫理が自信があり、英語、国語が 「微妙だ~」と言っていました。国語「え~~、勘があたった。」「あれ、まぐれで当たってる。」採点している間 ずっとこの単語が飛び交いました。終了後、「お母さん 今日は勘が随分冴えていたよ!」実力でなく 運が良かったようでした。苦手な国語はどうにか8割いったようです。英語も同じように「勘」が案外的中していたそうです。逆に倫理は 満点の自信があったようでしたが、こちらは逆に「問題を勘違い」して読み間違いをしていた為に ぎりぎり8割だったようです。採点が終わった後、前期、後期受験希望の大学がどうにか受験可能な範囲であることが分かり、少しほっとしていました。「最終的な倍率を見極めたりしないと・・・。後期も穴場があるしね。」と私が言うと、「お母さん情報はちょっとあてにできないからな、いつも自分に都合がいいように言うし。」と反抗的な発言。「塾の情報とか教育情報誌を読んでいるんだから、至って客観的だと思うけど。」と言い返すと、「マザーコントロールされないぞ。」というのです。「マザコンは イコール マザーコントロールではなくて マザーコンプレックスよ」と訂正すると、「そんな事承知の上だよ。うちの場合のマザコンはマザーコントロールなの!」思わず笑ってしまいました。
2008年01月20日
センター試験1日目無事終了しました。いつもは目覚ましを2個私自身かけているのですが、昨日は万一のためにプラス2個目覚ましをかけました。次男も普段と違い すんなり朝は起きてきました。「昨日眠れたのか眠れなかったのか不確か」と言っていましたが、「2時間ぐらいは寝たかもしれない。」との事。あまり神経の細やかな子どもではないのですが、やはり相当緊張したのでしょう。受験票、学生証、ホカロン、眼鏡、鉛筆半ダース、鉛筆削り、けしごむ2個、腕時計、マスク、傘、携帯電話。チョコレート、飴、参考書。昨日バッグに詰め込んだものをもう一度出る前にチェック。昨夜次男が、「結局付属の大学に行く事になっても(国立不合格の場合)他大学受験のための勉強を続けた事は良かったと思う」と言っていました。「受験勉強をしなくてそのまま付属の大学に進んでいたらストレスは感じなかったかもしれないけれど、大学受験のための5教科7科目の勉強はためになった。」との事。風邪などひかず 無事試験を迎えられた事と、勉強した事を自分なりに意味づけできたことだけで、もう私は満足しています。
2008年01月19日
土曜日のセンター試験に向けて今日から朝型に切り替えるように言いました。毎日2時ごろまで勉強しているのですが、昨日は11時ごろ寝るように言いました。そして 今日は7時におきる予定朝私が出かける7時に起こし、そのまま私は仕事へ。一旦お昼に帰宅してその後塾の仕事に行くのですが・・・・・。まだ 次男は寝ていました。ほっておいたら 本当にいつまでも寝る子どもです。再び次男を起こして、その後仕事に行きました。19時に仕事が終了し、いつものように夕飯のお買い物。お菓子コーナーの目立つところには「合格お菓子」がてんこ盛り。「キットカット」「トッパー(トッポーのポをパに替えていました)」「ウカール(カールに ウをつけていました)そのほか 合格菓子パン、合格饅頭 など色々ありました。長男の時は キャラメルコーンがだるまの絵になっていたのでそれを買いました。なんとなく縁起がいいような気がしたのです。次男の場合は今回思わず手をだしたお菓子がありました。「コアラのマーチ」=寝てても落ちない。よく寝る子なので迷わず買いました。無事 週末試験が終わりますように。
2008年01月16日
1月2校受験したお子さんから 合格メールが届きました。私の携帯電話のメールは「とってもラッキーメール」?とでも命名したいぐらい全て「合格」報告です。今後もこれが続くといいのですが。さて、2校合格したお子さんのパパはご自身も中学受験経験者。私のところから進学塾へ移行するとき、受験校を決めるとき、全て私のところに相談にみえました。今回1月受験を3校ほど考えていらっしゃったのですが、最後の1校が 2月1日間際の受験だった事と とても偏差値が高く難関な所の為 受験はみ合わせた方がいいのでは・・・とアドヴァイスしました。2月1日本番に近い1月受験で 万一風邪でもひいたら 大変です。また 不合格を2月1日直前に経験すると 1日の試験で必要以上に萎縮してしまう可能性もあります。そのようにお話しすると「先生の仰るとおりにします。」とすんなり3校目の受験を見合わせました。先週は先週でやはり6年の女の子のお父様との受験に関する面談。その前日は新小1のお子さんのお父様から教室問い合わせ。このところ お父様とお話する機会がとても多くなりました。お母様の中には「お友達が○○塾に行くからうちも試しにいってみよう」と、周りの人に影響を受けやすい人もいますが、お父様達は、塾であれば それぞれの塾の特徴なり実績、学校であれば出口の大学実績、雰囲気や有名度よりも「実質」的な部分から切り口を持ってきます。ですから データーなどを話の中に必ずおり込みます。最終的には 実績+そのお子さんによりあう環境 と言う事で保護者で話し合うのでしょうが、わざわざ 私のようなところに出向いてくださる父親が多くなったと言う事は、時代と共に家事の共同化に伴い「男性がまめになってきた」ということなのかもしれません。
2008年01月14日
昨日生徒が埼玉のO中を受験。そして 今日発表でした。お昼前に「合格しました。」の嬉しい報告が。3日前にあげた ご利益たっぷり(?)のねずみの根付をしっかりバッグにつけて 臨んだとの嬉しい追加報告も受けました。ほっと一息。まだまだ 明日からも 埼玉受験は続きます。今日は 生徒のご両親が 2月受験の事で 教室終了後相談にいらっしゃいました。1時間ほど お話して、ようやく お父様の気持ちが固まったご様子。あまり偏差値の低いところなら よっぽど 公立中に行かせたほうがいいのか どうか・・・と言う事がメインの相談でした。思っていらっしゃる事を吐き出し、就職→大学→中学受験又は高校受験というラインで冷静に考えると、偏差値云々よりも、より彼女の可能性を広げられる選択肢をするべき!という結論に至ったようです。迷いながら、自問自答しながら 答えはおのずと見つかっていくものだと思いました。週末プラス 緊張した面談もあり今日の疲れはピーク、と思いきや 今日は心が温かなので 全く疲れないようです。ご両親との面談のちょっと前に 小2の生徒のN君が一人尋ねてきて、「先生~ 先生がほしがっていたかごを編んだからもってきたよ~」と 小さな白い袋を大事そうに抱えてきました。中を見ると~。以前その子が学童クラブで作ってきた「かご」でした。手作りの編んだかごに 手作りのお花までつけてきてくれました。数ヶ月前 かごの作品を見せてくれた際に あんまり 私がそれを褒め為か N君は、「先生にもひとつ作ってきて あげるよ」と言ってくれたのです。しかし、本当に作ってきてくれるとは思いませんでした。有難う今日の疲れや、明日から益々受験モードで 気持ちがきつくなりそうな所に エネルギーを沢山もらった気持ちです。
2008年01月11日
次男はセンター試験の過去問中心に学習しています。年度によって すごく むらがあるとの事。1教科あたり、出来る年度の過去問と出来ていないのを比較すると200点満点で、約20点ほどの開きがあるようです。5教科6科目で900点満点とした場合、1教科につき20点の差がでてしまうと言う事は、得点が 90点の前後があると言う事です。85%取れる 765点と 675点では すごく大きな差です。長男の時は「受験しようと思っている国立大は1校だけ。」と本人が言っていましたので、他に願書は取り寄せませんでした。しかし、次男は行きたい学部があるところなら「こだわらない」との事です。こんなにむらがあるのですから 悪かったときも想定して、あと2校分先ほど願書を取り寄せました。中学受験の時も 次男は結構私のあれこれ気遣う心配をよそに、「どうにかなるよ」と 悠々を構えていました。今回も同じような感じです。今からもう胃が痛くなってきました。
2008年01月06日
長男は一昨年は2箇所の家庭教師のバイトをしていました。今は週1、小6生のお宅へ家庭教師に行くのみです。去年から大学受験の問題の解説を書く仕事を自宅でしています。好きな時間に出来るので こちらの仕事だけに先々したいようです。家庭教師で教えている生徒はかわいいようなのですが、勉強終了後 保護者の方と話すのが苦手~なようです。長男は我はすごく強いのですが、特に中学生ぐらいになってからは我を強いのを押さえるようになった代償に 内弁慶になったような感じも受けます。年上の人との会話が苦手(友人とはそんな事はないようですが)なようでは卒業してから 社会人になれるのかしら・・・と今から心配です。長男に関してはいつも気性の面で悩んでいるような気がします。「T大ママさんのお子さんなのに、社交的ではないのですね。」と仰る方も多いのですが・・・・。「本当は私自身もすごく内向的なんです。」と心の中で反論したりします。私自身バランスが良い人付き合いが出来る人ならもっと自然体で人と接する事ができるのだと思います。私はそれが 出来ません。過剰に気を遣ってしまいますので仕事以外はあまり人と積極的に交際する事がないのです。一緒にショッピング、ランチを共にする~この手の友達はいません。「本当に友達という友達があまりいないのね。」私の実生活を知っているごく限られた周りの人は言います。生活のために仕事をしなくてすむなら 朝起きてから夜やすむまでずっと自然相手に何か体を動かす事をして「人」相手でなく「自然」を相手に 過ごしたいです。こんな私ですが どうにか対外的な仕事もこなせていますから長男の事も取り越し苦労なのかもしれません。
2008年01月05日
昨日と今日は箱根駅伝に釘付けでした。毎年必ず見ているのですが、どこを応援している~というわけでもありません。ただ 毎年とても「いいものを観戦した」気持ちになります。箱根駅伝は解説者や中継所のアナウンサーが語る選手のエピソードが心打たれます。本番までの各学校の練習での経緯を含め 各個人や学校ごとの歴史が紹介され、たすきを渡す場面では特に「たすきをつなげた」事に関する賞賛とねぎらいの言葉がまた心を潤ませます。さて、今年は3校が途中棄権という結果になりました。その事について解説者が、「天候もまずまずだし、コンディションも良かったようなのに・・・・。やはり今の子どもはプレッシャーに弱いのでしょうか。」と言っていた言葉になんとなく納得しました。次男の本番はどうでしょうか。センタープレ試験では 教科によって 8割~9割取れるときもあれば、7割ほどしか取れない教科もあります。時間配分も影響しているのでしょうが、あまり気負わない次男は本番もあがることがないような気がします。その時の試験問題との相性なのかもしれません。とにかく本番まで体調だけは崩さないように 健康だけは留意していきたいと思います。
2008年01月03日
朝早くから次男は塾に行きました。元旦も受験生にとっては センター試験日の18日前という感じです。初詣や賑やかな場所には受験が終了するまでは縁が無いようです。合格祈願は長男の時も行きませんでした。ただ、その年の根付だけは 受験生に渡す習慣があるので、長男の時も根付を渡しておきました。次男の分も今年は確保しました。 長男は春から大学3年生。学ぶ場所も変わります。今も家から離れてより学校へ行きやすい所から 学校に通っているのですが、本郷に代わると今の場所からは不便なので 本郷の近くのアパートを探す予定です。 次男も多分家を出て学校の近くから通うことになるかもしれません。そうなると 週1回はそれぞれのアパートに巡回する事になるでしょう。 私の今年の予定は 数年前から やろうと口ではいっていてもなかなか実行に移せなかった 大学での学習をする予定です。働きながらなので 通信教育で学習をします。13年前も通信教育を受けたのですがそのときは今ほど 仕事がびっしり 詰まっていなかったのでどうにか2年間続けられました。今度も2~3年学習する予定です。 勉強はいくつからでもやれるのですが、頭がこちこちになっていますし、思うように覚えられないとは思います。しかし、生徒にいつも言っているように、「集中して学習し、何かを学び取ろうとする姿勢が大事」なのですから、頑張ろうと思います。
2008年01月01日
次男のセンター試験まで 20日をきりました。ここ2、3日 鼻かぜをひいているようなので、夜も早めに寝るように言っています。私も今日ようやく 1年間の教室経営の経理関係が終了して ほっと一息したとたん 気の緩みか 全く転びそうもない状況で しりもちをついてしまいました。右の太ももの横に大きなあざ。家の中で転んだので他の人に見られなくて良かったのですが、結構おおげさに転倒してしまいました。おせちをつくり、あれこれ 家の仕事も完了。栄養ある食事で 風邪らしきものを早々に撤退させたいです。センター試験までは気力・体力を温存する事が何より大事なのですから。
2007年12月31日
今年も残すところ あとわずか。明日で仕事が終了ですが、今日は暇をみて あれこれ お正月の準備をしました。昨日届いた「来年の根付」の 「ねずみ」をお渡しする人に包むのも準備のひとつ。その年の「根付」を毎年受験生にお渡ししているのです。数ヶ月前にはお友達から、「次男の受験に是非 おくってもらいたいのだけれど・・・」と、リクエストもありました。例年30個ほど頼むのですが、今年は35個注文しました。この「根付」を売っているお寺さんでお勤めしている方のお名前が「道真」さんとおっしゃるのです。「みちざね」とは読まず「どうしん」とお読みするそうですが、漢字は一緒ですので、とっても ご利益がありそうだという感じがしてもうかれこれ8年前から毎年注文しています。来年も 皆さん いい受験ができますように。
2007年12月28日
今年もあとわずか。幼児さんの教室は先日で終わりました。「十二支」「いろは歌」を最後に暗誦して、終了。教室に出かける前にママに習ってきたのでしょう、全員ちゃんと「良いお年をお迎えください。」とそれぞれ挨拶して、帰っていったのには感心しました。絵本読み、季節の移り変わりの節目での「季節の風物詩」のお話。そして プリント。今年も沢山吸収できた事と思います。絵本読みは 季節感を取り入れたりはしていますが、基本的には「絶対に一度は目にしてほしい絵本」を選りすぐって読み聞かせをしています。読んだ絵本は私の机においておきますので、その後小学生も読むことが出来ます。小学生にも10分間読書用の本を用意していますが、これがきっかけでシリーズを続けて読もうとするお子さんも珍しくはないです。先日B君が、「くまのパディントン」をとても気に入っている様子で、「先生 くまのパディントンの他のお話持ってきて。」と言いました。もちろん 私は すぐに承諾したのですが、「ママに買ってもらってもいいかもね。このシリーズは何冊もあるのよ。」と教えたところ、「え~~、ママは買ってくれないよ。絶対買ってくれない。 本を買うのは 無駄!って言ってるもん。」との事。「では 図書館で借りてきたら?」というと、「行く 暇ないから。ママも連れて行ってくれない。」とそっけない答え。B君のママは 専業主婦の方ですから 時間がないとは思えません。本を子どもに購入する事が「無駄」だと思うご家庭もあるのですね。本は 図書館で借りればいいことですが、私の場合は図書館で最新版が入っていなかったりすると せがまれて 購入したりもしました。また 図鑑や辞典などは成長過程の必要に応じ次から次へと購入してきました。私は絵本や本、図鑑などにつぎ込むお金は その子の内面や知識の栄養になるものですから 惜しいとは思いませんでした。子どもによっては自分から図書館へ行く都合をなかなか つけられないのですから、せめて 親御さんが 1ヶ月に1回でもいいですから 図書館へ一緒に足を運ぶといいのに~ と切実に思いました。
2007年12月27日
センター試験1月19日まで 1ヶ月きっています。今センター対策で次男は明け暮れています。昨日も センター対策云々~と次男と話をしていたところ 1本のお電話。自宅を知っている人は「宅配便」さんか「次男の塾(数箇所)」かごくごく親しい知人です。電話に出ると 次男と同じ今年センター試験を受ける受験生のママ。ご長男は昨年理3に見事合格されました。時々ご次男の 学習の事、塾の事、受験校の事などで電話があります。お互い次男同士の今度の受験。長男の時の情報を全てあてには出来ません。彼女の相談はセンター対策の塾の講座選びでした。一応塾に届けを出した後、「私の最も信頼し尊敬するお母様にご相談して最終的に決めたいと思います。」とお断りをして もう一度場合によっては選びなおしてもいいかどうか念をおしたそうです。「信頼できるお母様はその講座をなんと仰っていました?」と私が聞くと、「『信頼できるお母様』って あなたに決まっているでしょう。だから こうやって聞いているの」との事。「まぁ!!! そんなに信頼していただいているのかと思うと、口が重くなってきてしまいます。」と思わず 噴出してしまいました。出来る限り自分の感じたことや 思ったことをお話しました。結論はこの本番1ヶ月切った時期は 『やる内容』も大事ですが、なにより それをやったことで 精神的にどれだけ 落ち着けるか~という事も大事かと思います。後で「あの講座さえ受けていれば 合格したかもしれない」と思うのなら 自分が納得する為にも 「自分で受けたいと思ったものは受講させる」事が大事~と言う事をお伝えしました。精神力。受験では疎かにできません。
2007年12月26日
先日元塾生の保護者の方と道でばったりお会いしました。現在6年。中学受験本番まであと少し~。志望校などの話をしてくださいました。先日国立中の推薦の受験を終え(残念な結果だったそうです)2月にはやはり国立校を1校、私立を1校受験するそうです。現在の偏差値から比べると20ぐらい上の学校を受験するのだとか。「それ以下の所は行ってもしょうがないと、主人が言うものですから。」との話でした。そのお子さんは私の教室に通われている頃は大変デリケートなお子さんでした。その性格に今も余り変化がないようでしたら、もし万一「全て不合格」の場合どんなフォローをなさるつもりなのか心配になりました。今回推薦入試で不合格になったときも「もう受験をやめたい。」とごねたそうです。受験をして 全て落ちて公立に行く事になったときの状態を考えればひとつでも「合格」を用意してあげる事が大事ではないでしょうか。たとえ その学校に行かず公立に進学するにしても、数年頑張ってきた努力へのご褒美として「自信」をプレゼントしてあげることがそのお子さんの今後の歩みには必要だと思うのです。私はあえて「押さえの学校を受験する」必要性を強くお話しました。「成功体験」細やかな神経のお子さんには今後のステップを考えるにあたり大事な事だと思うのです。
2007年12月23日
最近なんだか 相談事が多いです。今日だけで 保護者の方からの電話相談が 3件ありました。1.卒塾されたお子さんの保護者の方からお電話。中学受験で大学付属中に行かれたお子さんは現在中2。中1まで それほどお勉強をしなくても 定期テストはほぼ上位の成績だったそうです。中2になると どんどん成績が低下してしまい、今塾を考えているので そのことについてのご相談。2.こちらも 現在中2.学校の補習をしてほしいとのこと。かなり進度の速い進学校に通われています。3.小6の受験間際の6年生。成績が全くあがらず 公開テストも悲惨だったので ここに来て行っている進学塾を変えたほうがいいかどうかのご相談。それぞれ 私の思うところをお話しました。中学受験が終了したその後~それについてのイメージが皆さん結構欠落しています。入った当初は「ゆっくりさせてあげたい」と言うことやまずは新しい環境に慣れること~が優先して、毎日の学習の取り組みについてはあまり口をださなくなります。中1ぐらいは 受験勉強の時の「貯金」がかなりものを言うのでテストをやってもそれほど悲惨な結果にはなりません。しかし、「家庭学習の継続」を まるまる1年いいかげんにしているとそのつけは 2年生ぐらいに出てきます。分かっていることなんですが・・・・。小6の転塾の話に関しては 私としてはもう少し考えるようにお話しました。ここで 変わってしまって、本人が新しい環境でストレスを貯めないか。仕上げの段階であるのは どこも同じだけれど、やはり ずっと居た生徒でないので、その子の特徴を(得意不得意分野)を充分把握できていない塾に通うメリットはあるか・・・。そういう事を踏まえてもう一度考えるようにいいました。受験まであと少し、あせる気持ちはわかります
2007年12月21日
今日は お教室前後に訪問者がありました。教室での指導が始まる数分前 懐かしい保護者のお顔。3人のお子さんを私の教室に通わせてくださったママです。開室間もないころ 長女の方と長男の方を、そして 今年春まで3番目のお子さんも託してくれました。3番目のお子さんは中学受験希望でしたのでこの春から進学塾へ移行されました。「すみません、T大ママさんしか 思い浮かばなくて。」と申し訳なさそうに用件をお話くださいました。知人の大学付属の中2の坊ちゃんの英語を見てほしい~というお話でした。「私の最も信頼している先生にご相談します~とお友達にはお話したんです。」との事でした。教室へ定時に通うことは無理なようで、私のあいている時間に個別に見てほしい~という話でしたが、なかなか「空いている時間」がありません。今回は丁重にお断りしました。その後は お子さん3人のお話に花が咲きました。「先生のおかげで基礎はばっちり出来ました。その土台があったので3人とも 国語、算数は 困った事はありません。」との事でした。「私のおかげなんて とんでもないです。お母様のご家庭での教育の賜物です」と返答しました。私が関れるのは1週間のうちのごく数時間。結局は 家庭学習の補完です。さて、教室終了後は6月までいた中3の生徒さん。私のところで受験を~と言う事でしたが、そのお子さんには理科、社会の補強が必要だったので、私が他の塾への移行を進めました。彼女は年中さんからの生徒さんですので 10年間私の教室に通ってくれたのです。英検、漢検 準2級まで取得できていましたので、主要教科に関しては安心していました。今日は高校受験の受験校決定の報告でした。話をしているうちに、その後の大学への展望について話が弾みました。彼女だったら大丈夫!真面目で素直ですし、学習習慣も身についています。ここのところ とっても精神的に落ち込んでいたので、沢山の温かさを今日の「懐かしい来訪者」から頂きました。有難うございました。
2007年12月19日
今月の 読○ウイークリーの記事にお仲間が乗りました。「中高受験人気塾」というタイトルのところです。H先生(写真入)やK先生は 「中学受験」の研究会「悠○学園」という会を一緒に立ち上げたお仲間です。真面目で 実直な先生です。プラスとても子ども思いの先生です。今までは 小さな個人塾の先生でしたが、四○の先生となり、一躍脚光を浴びました。こういう先生が 大舞台を与えられるべきだとは思っていました。実力と立つべき舞台が比例しています。何より素晴らしいのは 教える技術云々より「人を教える事にすごく真面目である」という姿勢です。お金儲けより 子どもの成長をまずなにより第一に考える。そんな人が本当の「カリスマ」ではないかと思うのです。
2007年12月18日
11月に「プレゼント引き換え葉書」なるものが本社より会員全員に配られました。そして 今週が配布日です。物は 「パワーストーン」小学生には この手のものは人気があります。皆 赤、青、黄色、緑のパワーストーンを真剣に選んでいました。今週初めに手にした男の子などは毎日布で 石を磨いているそうです。今日はまずは 幼児さんに選ばせました。しかし、ある女の子Bちゃんは、「私いらないわぁ~。パワーストーンより こっちにする」と言って 果物クリップを選びました。プレゼント引き換え葉書をなくした人は パワーストーンがもらえないので可哀相なのでその代わりに 果物クリップを私が用意しておいたのでした。「え?どうして、だって 綺麗な石ですよ?」と訊ねました。Bちゃんは 日ごろから 「きらきらするものが大好き~~」と言っているお子さんでしたので、パワーストーンを誰より喜ぶと思っていたのです。Bちゃん 曰く「だって、ただの 石でしょう、宝石じゃないもの!」幼児でも 立派な現実主義の女性だわぁ~~~と 衝撃をうけました。私ももちろん 綺麗なきらきら光る宝石や かわいい宝石は好きです。でも こどもだったら パワーストーンがいいなぁ~と思っていたに違いありません。
2007年12月13日
最近の一番の教室の課題は、「学習開始するときの姿勢作り」です。まずは ・「おしゃべりしない。」(当たり前ですが、出来ないのです、これが!)・「机の上にプリントを正しく置く」(斜めになっていたり、何枚も散乱させておかない!)この基本的な姿勢を徹底しています。プリントは特にきちんとまっすぐ置き筆箱はプリントの真上横。これが 案外できないのです。今日の学習日は1週間の中で人数が比較的少ない教室なので、思うように出来ました。机の上を散乱させない、おしゃべりを極力しない。そうすると 頭がすっきり 整理されて思うように学習がはかどるのです。
2007年12月13日
先々月取材を受けた雑誌「アエラ ウィズ キッズ」冬号が出来上がったようです。ポストに昨日入っていました。2時間近く毎回あれこれ取材を受けるのですが、記事の中に出るときは数行です。いつも 数件(又は 数十件)の取材をしながら 記事をまとめる労力はすごい事です。感心いたします。さて、タイトルは「頑張りすぎない中学受験」なのですが、記事全体の発想が大変素晴らしく今回は氏名を載せてもO.Kと言う事にしました。この記事の中での自分のコメントを見ると、長くだらだら 話した内容を 的確に数行で書いているのですから毎度のことながら心服してしまいます。この記事を読んだ人から、「T大ママさんの人柄も出ているよね。」との言葉も頂きました。プロの ライターの人は そういう才能をもっていらっしゃるのです。私が一番印象に残ったのは、「セカンドオピニオン」という言葉を 中学受験に絡めた事です。あれこれ 迷いが多い中学受験。果たして 自分が進めている道は正しいのだろうか。子どもに余計な負荷を 負わせてはないのだろうか。そんな時 母親や子どもの立場にたった アドヴァイスをくれる 「セカンド オピニオン」的な存在は 必要だと思いました。
2007年12月09日
先日は補習用教室を早めに閉めました。夕方から次男の卒業委員の仕事があったので、1時間ほど早く終了したのです。その後次男の学校に向かう途中にメールがきました。「合格のお礼に来たのですが・・・・。」との小学校受験の保護者のお声。丁度電車にのろうとしていたところなので、引き返して教室の方に行く事を伝えました。保護者の方は 「そこまでしてくださらなくても~。いいです 出直します。」私は、「今から行きますから~」この言葉の押し問答でこれから教室に戻るかどうかで5分間やりとりしてしまいました。結局次回の教室でお会いする事になりました。片道40分ぐらいかけて 車で来てくださるのです。次男の学校の用事を済ませ その足で教室に戻りました。ポストには その方からのお菓子がありました。ごめんなさい。
2007年12月09日
昨日国立O小が合格された方が挨拶にこられました。「ばっちり、先生のご指導して頂いた問題が出ました。」とのこと。国立K小でも今年は折り紙が制作の課題だったようですが、こちらも「折り紙は今年でそうだから やっていてね。」とたまたま受験生のアドヴァイスしていました。しかし、こちらを受験された方は 時間がどうしても間に合わずだめだったそうです。さて、国立O小合格をするには「くじ」→「ペーパ」での合格の後にまた「くじ」があります。合格されたママさんのお言葉。「運をとっておくために今年1年ずっと宝くじを買いませんでした。」とおっしゃっていました。ご立派です。ゲンかつぎかもしれませんが、こういう「気の入れ方」は母ならではの思いつき。自分では何もできません。受験は環境を整えてあげた後は「祈る」しかないのです。
2007年12月05日
今日国立小受験された方から報告がありました。報告は残念な結果でした。土曜日には合格報告があり、今日は不合格報告。私が心理的に受ける度数を数値してみると、合格報告プラス5パワーなら不合格パワーマイナス10です。もう どっと 落ち込みます。もちろん 保護者の方はもっとショックを受けていらっしゃるのですから、「小学校受験は本当に『運』がつきものですから。」とお話して、「ひとつの経験として次につなげましょう。」と言葉かけをします。しかし・・・・電話を切った後は 本当に がっくり落ち込みます。中学受験も、本番で力が出し切れないお子さんも多いのですが小学校受験なら尚の事です。わかってはいるのですが、「私の生徒は全員合格させたい」のです。絶対これは無理なことでしょうから、小学受験に関わるのはやめようかと思います。立ち直るまでしばらく時間がかかりそうです。
2007年12月03日
大学の学園祭は11月がピークのようでした。11月の連休に長男の学校も学園祭がありました。友人や母から「一緒に行こう」とのお誘いを数件うけました。行きたいのは山々なんですが・・・・・・。次男が受験生です。一応受験生の母としてはあまり浮かれた様子は見せられません。本人が模擬試験だの受験願書準備だのセンター入試対策の勉強など口にしてがんばっているのですから 私もその体制に付き合わないとなりません。丁寧に駒○祭の同行をお断りしました。もちろん受験が終了するまで友達からのディナーのお誘いもお断りしています。私が自制しても何も変わらないかもしれませんが・・・・・。駒○祭では 長男のいつも一緒に遊んでいる(勉強していると書きたいのですが)友人T君が ミスターT大になったそうです。長男はその友達の紹介役だったそうです。舞台にでたかどうかは不明です。T君もちろん 今で言う「イケ面」君なのですが、かざらない素直なかわいい性格のお子さんです。来春からは3年生。住まいも今の浜○山から本○に近いところを探す予定です。学校により近いところに住まわせないと大学から足が遠のく事がありますから。過保護、心配性・・・なのかもしれません。
2007年12月02日
昨日友人のOさんから電話がありました。Oさんご長男は今年めでたく東大理3合格されました。長男とは小学校からの同級生で、中学受験が縁でずっと親しくしてきました。現役の時理3しか受験せず、1浪の末今年後期で合格したのです。ご長男が前期残念な結果だったとき、彼女のたっての頼みでO君に激励の電話を送ったのは9ヶ月前の事です。彼女の口癖は「困ったときのT大ママ頼み」そういって あまり役にたたない私を頼ってくださいます。この日の電話はご次男の受験。御次男は1浪目の受験です。現役時代とあまり成績が変わらないとのことで、どこを受けたらいいか~という相談でした。偏差値を伺って後日電話を~という約束をして昨日は電話をきりました。弟君は兄の受験の時に「後期受かりますように」と、神社にお水取りにいったやさしいお子さんです。自分自身も受験生ですのに、お兄さん思いの弟君に私はすごく感動しました。理系受験のはずがなぜか文系の科目ができるそうです。本人は特別行きたい学部がないとの事。お兄様の影響で医療関係もいいかなぁ~と漠然と考えているとのこと。しかし、センターはあまりとれないので、センターは受けない方がいいかしら・・・。国立も諦めたほうがいいかしら・・との質問でした。とりあえず センターは絶対受けなければ~と言う事はその日にお話しました。その後 大学ランキング(科目別)を国立私立チェックして今日彼女にお電話しました。結局1時間近い長電話になってしまいました。理系なら国立はA君の今の偏差値で確実に入れるところが○○大であること。医療系なら 国立の医療系はむりとしても私立の薬学、理学療法などの学部を受験してもいいのでは?という話を偏差値表を参考にお話しました。しかし、本来文系ができるとのことなので、彼の性格から教育系も向いているのでは?ということで 教育心理学部を提案もしました。弟君は とても優しく人に奉仕するような心根をもっている人柄です。そのことをお話しすると「いまどきの教師は親の対応が大変でしょう。」と ママが心配していました。私が勧めたのは教育心理や特別支援の学科で、現場といっても「カウンセリング」に将来つくであろう学科です。私も担任であれこれ親にもまれることは彼には向いていないと思いますので生徒の心を癒す「カウンセリング」が向いていると思って提案したのです。そのことをお話すると、「T大ママさん、その通りなの、Aの性格をよく把握されてます」私と色々お話して、とにかく今の偏差値で可能なところを国立も諦めずチャレンジする決心をつけたようです。この時期不安になりがちです。共にあれこれ相談できる人がいることは(学校の先生、塾の先生、友人だれでもいいのです)精神衛生上必要なことです。「私は1年違いの兄弟を小5から受験体制につきあって、ず~~~と10年間受験という事から離れなかった事はありません。」彼女は私にしんみり言いました。「受験が終了したら 今度は 昼のランチではなく、夜ゆっくりお食事に行きましょうね」そう言った私自身も 今年で子どもの受験の区切りがつく事に自分自身にもどういう結果であれ「お疲れさま」を言いたいのかもしれません。
2007年12月02日
全540件 (540件中 1-50件目)