トカトントン 2.1

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2007/01/18
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カテゴリ: テレビ番組
■大人がつまらない、なんていう言い草はなにも今始まったことではないのに、この物わかりの無さはなんなんだろう。もうすでにどっぶりとそのつまらなさの中に埋没してしまっている者から見れば、若者が理不尽に思うそのような我々の物わかりの良さには、苦渋の忍耐とか、一を聞いて十を知るとか、様々な人生訓が含まれているんだぞ、なんて、説教したい気持ちになったりもする。でもそれを聞く若者の立場に自分が立ったとすれば、それはかなりとてもウザい。

■つーか、フツーに、~なんて、なんて言葉を封印された若者たちのやりとりは見ていてとても窮屈に感じる。何を考えているんだかわからない、というある意味魅力的な登場人物はここでもまた現れてこない。大人の情感こそがこのドラマのテーマとするなら、彼らの存在はただの道具に過ぎないのかな、なんて感じもする。

■葬儀の夜に喪服に着がえてワゴン車の中から少し離れた場所に向かって会葬しなければならないという理不尽な行動は今回最も情感あふれたシーンだった。もしも、30年前のショーケンならば、警備の警官の制止を振り切っても本宅へ車を走らせてしまったかもしれない。でも今回のおにいちゃんにはそんな意外性や暴力性は似合わない。

■「つづく」というクレジットが思ったよりも早く来すぎてしまったように感じたのは、そんな意外性の欠如にあって、言いかえれば、小ネタの数だけ笑わせてもらったというようなドラマの見方に慣れすぎてしまったこちら側の問題なのかもしれない。喫茶店のマスターの映像がお通夜の席でもとらえられるというようなクドさを期待するような気持ちがあったからかもしれない。ただ間違いなく言えるのは板場の真剣勝負の場面が前回に比べ極端に少なかったせいであることは確かだ。

■物語としては熊沢の死去、真田(小野武彦登場!)と岸本加世子の密会などで、「坂下」存亡の危機感は加速。この問題に対して誰がそっち側について、誰がこっち側に残るのか、という物語が見せ場のひとつになるところだが、いかんせん、ここまでのところ、見る側に神楽坂という土地の風情なり歴史なり、思い入れを与える要素が不足していることはたしかで、それが無くなることで感じる悲哀がまだまだ薄いことが残念。まあ、それを感じないところが無粋であると言われてしまえばそれまでだけど。

■個人的には木村多江、池津祥子の間に挟まれた二宮君に半分嫉妬。ああいう普段着の芸者さんに昼間の茶店(さてん)で絡まれるのが若い頃の夢だった。そうか、神楽坂都市化計画によって彼女たちの行き場も少なくなってしまうということになるならば、ぜひ私はこっち側に残って八千草薫を守りたい、と思わせる原動力にあの場面はなっていたわけか。





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Last updated  2007/01/19 12:25:18 AM
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ミリオン@ Re:「北の国から」を友達にすすめてみる(01/02) こんばんは。 嬉しいです。頑張って下さい…
Dehe@ Re[1]:カルトQ 2005 北の国から(10/18) adventさんへ ご指摘の通りです。例によ…
advent@ Re:カルトQ 2005 北の国から(10/18) 五郎が読んだ大江健三郎> 開口健ではなく…
しょうゆ@ Re:家庭教師 / 岡村靖幸(09/09) …最後まで岡村靖幸はわからなかったのでは…
背番号のないエース0829 @ Re:ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
Dehe @ Re[1]:センチメンタル通り / はちみつぱい(04/17) Mr.Zokuさんへ 情報ありがとうございまし…

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