ちょっと休憩

ちょっと休憩

2008年11月30日
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カテゴリ: 本
11月に読んだ本をまとめて。



加納朋子「モノレールねこ」
家族の絆を描いた短編集。
最終話「バルタン最期の日」、まさかザリガニに感情移入して泣けるとは……。

有吉佐和子「和宮様御留」
サスペンス仕立ての和宮降嫁にまつわる歴史秘話。
真偽のほどは?
いけずでもったいぶったお公家さん同士の応酬がいやらしくていいです。
篤姫を呼んでこいっ。


角田光代「八日目の蝉」

それぞれの視点から描かれた章が、表裏一体を成していて、小説世界に深みが生まれてます。
第1章の逃避行、結構スリリングです。


拓未司「禁断のパンダ」
グルメ・ミステリー。
ミステリーとしては…………だけど、グルメ描写は秀逸。


池上永一「バガージマヌパナス」
沖縄の小島を舞台にしたファンタジー。
といっても、沖縄ならさもありなんと思わせるリアリティもあります。


三浦展「下流大学が日本を滅ぼす!」
そんな大学全入時代を迎えているのに、じゃあなぜあんなに中学受験とかの教育熱は過熱してるんだ?


小川洋子「科学の扉をノックする」
理系世界にあこがれる文系人間(まさに私)に送る科学入門書。
小川洋子らしい、「想像(妄想?)部分」も挿入されていて、おもしろいです。


大村あつし「エブリリトルシング」
小説の形をとった一種の自己啓発書って感じかなあ。
言ってることは素晴らしいですよ。


藤沢周平「用心棒日月抄」

昔NHKでドラマ化されていたから(見てなかったが)、やっぱり主人公・青江は村上弘明を想定して読んでしまいます。


レイモンド・カーヴァー 村上春樹・訳 「大聖堂」
短編集。
人生は、些細なことの積み重ねで、でも積み重ねたからといって、どうにもならならないときはどうにもならないし、逆にほんの些細なことが救いとまで言わなくてもちょっとばかり慰めにもなる。
人は脆いし、向上できないことも多いけど、それでも何があろうとも何がなかろうとも、人生は続く。
読んでいてそんなことを漠然と思いました。

それぞれに違った味わいにがあって、それぞれに違う余韻に浸りました。


残り9冊は、また後日。





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Last updated  2008年11月30日 22時55分34秒
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