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・・・先生、よく御無事でいられましたね・・・・
快気お祝いのために某ホテルに招かれた私たちは、杖を突きながらニコニコ顔で入り口でお迎えしてくださる師を目前にして、ハラリと涙がこぼれた。
先生は来月で85歳、昨年11月30日に講演会場に向かっている最中の正面衝突事故で、大破し、煙が出た瞬間に、助手席の扉から引きずり出され九死に一生を得て、昨日を迎えた。
お子さんに恵まれなかった先生は、すでにご主人を亡くされ愛犬「マロン」ちゃんと二人住まい。
そして、遠縁にあたるO氏が時々、先生のお世話をされていらっしゃる。
事故3日後に失礼とは思いながらも、いてもたってもいられなく、救急病院に駆け付けた私は、ただ、ただ、手をずっと握ったまま涙に暮れていた。
気の利く言葉など見つからなかった。
先生は色々な病気を乗り越えては、骨折したり、心臓を患ったりと、健康体ではないけれど、いつもいつも前向きに自分と向き合う姿には、感心と尊敬の念しか抱けない。
お見舞いに行ったその日は、相手の損害保険会社の男性がいらして、包帯をぐるぐる巻きにしている
先生に、事故のいきさつを聞くために延々と1時間はいらした。
先生曰く・・・事故は起こしたくて起きたものではなく、1秒違えば私では、なかったかもしれない、相手の女性だって事故の過失を追わなかったかもしれないので、・・責める気持ちはない・・
ふんふんとうなづく保険やさんに私は・・・先生だから、そのような言葉がでるのですよ・・私なら、事故扱いすると思いますよ・・・一言
それから62日目、85歳でもリハビリーで頑張り、気丈にも杖をつきつき歩けるようになられた。先生の、
「人はどのような環境に陥っても、心がけ次第で環境は変わる。人の人生は創造でき、私達は目の前に起きている事に翻弄されるものではない」ピンクのスイートピーと黄色のバラの花束が先生のお顔を、よりキレイに引き立たせてくれた。
昨日は、「快気祝い」でご馳走様でした! しかも、素晴らしいご馳走でした!