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2011.08.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『虹の向こうには いつでも青空がある。』


この度の東日本大震災は、歴史に刻まれる甚大な惨禍を私たちにもたらしました。

家や 職場、尊い家族そして友人までも一瞬のうちに失い、原発という二次災害も起こりました。

さらに風評という目に見えない人災が、5か月を過ぎた今日においても収まる気配もなく全体像を途方もなく広げております。

5月15日の「税理士界」の特集記事を読み、被災された東北税理士会の惨状に衝撃を受け言葉もありませんでした。

亡くなられた会員の方、行方不明の職員の方、事務所が全壊し、そしてコンピューターや書類がことごとく流され再開の目途も絶たない現状に驚愕しました。

3月11日という日は、税理士事務所において確定申告の最終コーナーに差し掛かっているときでもあり、提出を控えた申告書が積みあがっていたことでないでしょうか。

申告納税制度を推進する立場である職業会計人にとって、商品である確定申告書が流されることは断腸の思いではなかったかと思います。

しかし いつまでも悲しんでばかりもおられません。被災された顧問先の皆様が力を合わせて、一歩を踏み出していました。

その中心に 東北税理士会の皆様が 職業会計人としての責務を果たそうと立ち上がる姿に感銘を受けました。



被災地にいなかった私ですが、もしその立場に自分がなったときのことを思うと、同じように一切れのパンを分け合うことができるのか、まったく自信がありません。

また 仮設トイレの順番をじっと待つ姿が浮かんでこないのです。

余震や放射線の危険に震え、少ない水や食べ物を分け合っているとき、安全な場所にいる我々が、水やトイレットペーパーや乾電池の買いだめに走る姿はどこか現代社会の歪みを感じていました。

山本周五郎「樅の木は残った」は、中央の幕府から伊達藩を守った話です。

「およそ人間の生きたかとはそういうものだ、いつの世でも、しんじつ国家を護立てているものは、こういう堪忍や辛抱、-人の目につかず名もあらわれないところに働いている」原田甲斐の言葉です。

勇ましく壮烈に見える生きかたは、羨望されがちだが、人間の生き方は、堪忍と辛抱にこそ真価がある。

今回の大震災から、まさしく東北人の遺伝子を感じたのです。

悔しさと悲しみを抑えて涙した小学校の避難所。

生きて再開して安堵したお寺の避難所。

これからのことを思うと途方に暮れる埼玉の避難所。

それぞれの避難所が徐々に閉鎖され、被災者の皆さんが、光が指す方向へと力強く立ち上がって行く姿がありました。



こんな思いをしている所沢支部会員の皆さんの声が聞こえてきました。

悲しいことなのですが、震災は瓦礫とともに 記憶がだんだん薄れていきます。

時とともに忘れて行きます。いや 確実に忘れてしまいます。

だから忘れられない仲間と行動を共にすれば「忘れようが 忘れまいが 忘れられない事実」が残ります。

いま 私たちが 出来ることは がんばる人たちに声を伝えることではないかと言う思いに至り、所沢支部のブログ仲間を中心としてメッセージを受け付けました。



折鶴の織り方を忘れた会員もおりましたが、皆で教えあいながら折鶴を折りました。

多くの所沢支部会員から、メッセージの言葉には変えられない 夢と希望を織り込んでいただきました。
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中小企業には、お金のこと、従業員のこと、流された工場のこと、後継者問題のこと、さらにはお客様との引継ぎのこと等、数多くの課題が残されています。

一瞬のうちに降りかかってきた沢山の課題にたいして東北税理士会会員の皆様が、被災企業の人たちと一緒になって真摯な態度をもって復興ビジョン描いていることに感銘を覚えたのです。

立ち止まってなんかいられない、走りながら考えていくしかないということを・・・・。

震災の後、さまざまな人たちとの新たなつながりが生まれています。

そのつながりの中から生まれて来る信頼が、次の時代のモデルになるものだと思います。

いまこそ、一人ひとりが力を合わせて逆境を乗り越え、新しい道を歩んでいきましょう。

"みんな明日を考えよう。明日は明日の太陽が昇る。" 『風と共に去りぬ』より


安西節雄





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Last updated  2011.08.22 18:25:32
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