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苫治安

苫治安

2007.03.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
脚本:W.シェイクスピア

演出:蜷川幸雄
出演:北村一輝、姜 暢雄、窪塚俊介、高橋 洋、内田 滋、月川悠貴、中村友也、須賀貴匡、ほか

あらすじ(すげーダイジェスト)。
ナヴァール王は今後3年間勉学に励み、女性には会わないという誓約を3人の学友とともに立てる(馬鹿だ…)。
しかしちょうどそこへフランス王女の一行が王の名代として訪れ、4人が4人とも王女と3人の侍女に対する恋に落ちてしまう。
4人の青年は誓約を破らずになんとか思いを伝えられないかと苦慮するが……?

2回目。

いやー、前回後列(といっても真ん中くらい)から見ておいて、本当によかった。
角度が付きすぎて、逆サイドで何をやってるかサッパリわからん(一度見てるから全部わかったけどさ)。
舞台そのものが好きな人間には不向きな席だ。
ただ、役者さんの細かい呟きをいろいろ拾えて、その点では後列にない面白さがあったけど。
そして間近で見てもあまり違和感のナイ女形たち……ますますオカシイ(そりゃ肌理が粗いぐらいわかるけどさ)。

今回もまぁ笑えた。
もう高橋洋と内田滋については語るまい(言うまでもないから)。
王女役(姜 暢雄)も好演していて、よかった。
最後に使者がやってくるあたり、思わずホロリとしそうになる。
あとは、ジャケレッタ。これはなかなかよかった。
つい見ちゃう。あんまり女らしいという感じでもないのだが、田舎娘っぽくてすごくイイ。

ということで、全員好演かも。だからこれ以上いちいち挙げるのはやめとく。
ただし、怪演ってのはいなかった。
(ちなみに、怪演、という言葉で私が思い浮かべるのは、まず白石加代子、それから大竹しのぶ。女優ばっかりだな(笑))

ところでこの台本は、いったいだれを対象に書かれているんだろう?
猥雑な台詞が多いところをみると、ちょっとしたネタでゲラゲラわらってくれる大衆向けのような気もするが、登場する語彙の量からすると一定の教育を受けたニンゲンじゃなければわからんような気もするし、姫や王が出てくる(=卑猥のどん底に落としきれない)点からは紳士以上が対象かしらとも思えるし……。

でもやっぱり、一般ピープルかねぇ。
とにかく笑え、と。
全部笑い飛ばせ、と。

柳の大木は相変わらずさやさや。風があるような気すらする。
こういう、場面転換の必要のない舞台装置って、大好き♪(場面ごとにくるくる回るセットも楽しいですけどね)
下が絨緞って、現実にはありえないけど、脳内で勝手に芝生あたりに変換しちゃうのでちょうどいい(?)。
照明もかなり工夫しているはずだが、その点を見落とした。ありようが自然だったから。

余談だが、帰りの電車でコスタードとダルが一緒だった。
2人とも重要な脇役。彼らがいないと劇は回らない。
今さらですが、おつかれさまでした。





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Last updated  2007.04.03 12:43:18


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