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苫治安

苫治安

2007.12.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
書名:暗い森

出版社:早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ページ数:360p
発行年月:2006年02月
ISBN:9784151751059
本体価格:800円(税込 840円)

読了は12/7だが、こちらで。

あらすじ ワシントン州の国立公園の大森林で人骨の一部が発見された。遭難したハイカーの遺骸なのか?だが、ギデオン・オリヴァー教授の鑑定の結果、骨は六年前に殺された男性のものと判明する。そのうえ、殺人の兇器は一万年前に絶滅したはずの種族が使っていた槍だった!森の奥深くに住むという伝説の猿人が本当にあたりを徘徊しているのか…一片の骨から縦横無尽の推理を繰り出すスケルトン探偵が真骨頂を示す初期代表作。


ミステリよりもそっちがメインの気がする(笑)。
ジュリーはギデオンの二人目の妻(となる)で、このスケルトン探偵シリーズ中あちこちに登場する女性。
このハナシで初めて会って、次のハナシではもう新婚旅行に行ってるから、独身時代(といってもギデオンは既婚者だが)のロマンスはこの本でしか味わえないというワケ。

相変わらず面白いんだけど、相変わらずミステリ小説的には今ひとつ。
『断崖の骨』や『古い骨』のほうがミステリっぽい。
そして台詞の妙を楽しむという意味では『水底の骨』のほうがぐぐっとオススメ。
まぁそれでも面白いっちゃ面白いんだけど。

「絶滅したはずの種族」……そう、人間はさまざまな種を絶滅させてきたけれど、何もそれは他の動植物に限らず、人類の中の部族についても言えることで、その失われた部族が本当は失われていなくてある日ひょっこり現れたとしたら、それはどんなにシアワセなことだろう。
そういう空想(ファンシー)にロマンを見出すヒトなら、この話は面白いだろう。
逆に見出さないヒトにはオススメしない。
理由は読めばわかる(あれ? 結局読まなきゃだめ?)。


日本の、あってなきがごとし国立公園と違い、アメリカの国立公園はそりゃー立派である。
アメリカで最も訪れるべきところを挙げろと言われたら、私ゃマンハッタンよりハリウッドよりマイアミよりどこよりも、国立公園を挙げるね(まぁその国立公園がたくさんあるのでそこから選ぶのが大変ですが)。
実に素晴らしいので。
しかも「広い」から、どれだけ混んでも(有名なグランドキャニオンですら)夏の江ノ島のようになることは決してない。
いろんな顔の国立公園があるけど、どれも雄大で、どれか一つでも行かれることをオススメする(アメリカに行ったら、ね)。

エヴァーグレーズ国立公園。
どれも素晴らしい財産だ。

そしてそこで働くパークレンジャーのカッコイイこと。
いや~、憧れます。
ワタクシがもっとも憧れる職業、パークレンジャー。
たぶん実際には薄給で3Kな職場だと思うけど(笑)。
でもめちゃめちゃカッコイイの。
馬に乗ってさっそうと現れちゃったりして。
誇りをもって仕事してるヒトが多いから、何か尋ねたりするととても親切に教えてくれるし。
以上、本の紹介じゃなくて、国立公園とパークレンジャーの紹介でした(あれ~?)。
本の紹介はもういいや、あらすじに書いてある(笑)。

▼この本はこちら。3時間強かな?





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Last updated  2007.12.12 12:54:46


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