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相方に連れられて、代々木第一体育館で、氷室京介のコンサートを見ました。何年ぶりだかのツアーの最終日だったので、2階席だったにもかかわらず、周囲には熱い人が多くて、さすがに、7月のあの日のように、タンクトップの兄さんたちはいなかったものの、クロムハーツのTシャツ着て張り切っている人も(隣に)いたりして、「ああ、たぶんこの代々木第一体育館中で、 上から10番目ぐらいには冷静な私・・・」と、いたたまれない気持ちでコンサートの開始を待っていたところ、ななめ後ろに、小学4年生ぐらいの少年を発見。茶髪のおかあさまに連れられてきた模様の彼は、ジュースを飲みながら、おとなしく座っていました。やがてコンサートがはじまり、もちろんぼーっと座っているわけにはいかないので、熱いみなさんと一緒に立って「VIRGIN BEAT」を聴くわけですが、思いあまって、「ひむろーっ」とか叫んでいる人も(隣に)いたりして、こんなとき、ななめ後ろの少年はどうしているのかと気になり、ちらっと後ろをみやったところ、彼は、まじめに直立不動で立っているのでした。さて、開演前に隣の人の分までうばってビールを飲み、夏のコンサートの後多少予習復習もしたので今回も知っている曲が多く、それに「かもんかもんかもんうぉう」とかいいながら、手をあげたりするのは、一生懸命歌っているアーティストへの敬意としてやらねばいかんのだろう、とか自分にいいわけしつつ、だんだん私が冷静さをうしなってきたころ、ななめ後ろの彼は、「いったいこの大人たちの姿はなんなのであろうか」という表情で座っていて、間違いなく代々木第一体育館中で一番冷静な人になっていました。その後も彼は冷静に立ったり座ったりを繰り返していたのですが、コンサートも後半を迎え、気分も最高潮に盛り上がった茶髪のおかあさまが、彼の手を持ち上げ、無理矢理、「すたんばーいみぃーえーーーーんじぇーーーる」・・・かわいそうに。小学4年生(推定)に、はだかの俺を見つめなよエンジェルと言ったところで、やーん恥ずかしい、と思うだけであろう。さらに盛り上がったおかあさま、アンコールまでの合間に、「××君、ひむろーっって叫んでごらん」と少年に強要。(もちろん彼は冷静に拒否していましたが)彼にとってはえらく迷惑な出来事だったに違いないのですがでもやっぱり学校へ行って自慢したんでしょうか。「俺、この連休に氷室京介のコンサートに行ったんだ~」「ひむろ?誰それ?」「俺もよく知らない・・・」※誤解のないように付け加えておきますが、後ろの少年がきになりつつも、コンサートはとてもいいコンサートでした。ファンでない私でも、あのCLOUDY HEARTには感動したっす。→HIMURO.COM
2003.11.23