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2013.10.20
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カテゴリ: 和食
今日は雨がひどかったし、Lucyがなかなか通信教育が終わらず、16時近くになって外出。新国立美術館で、アメリカンポップアート展と点描画の展覧会両方を観るつもりだったのだが、時間もないし、月曜で終わってしまうアメリカンポップアート展だけに行った。

ジャスパージョーンズの作品の中にすごく良いものが多く、アンディウォーホールはもちろん良い。約1時間程度しかいられなかったが、やはりポップアートは良い。MOMAにまた行きたい。

夕食は初めての OIKAWA (中央区日本橋2-15-8 03-3272-0757)。ポケットコンシェルジュを見たら、知らない割烹が日本橋にあって空いているようだし日曜営業だったので、数日前に予約を入れて利用した。子供用に2000円で用意も出来るとのことだったが、通常の一番安い5000円のコースをLucy用で頼み、我々は8500円のコースにした。


都営浅草線日本橋駅D1出口を出たところにあるビルの裏の細道にOIKAWAはあった。

我々用に8人でも使えそうな個室が用意されていて、カウンターには先客が2名。結構空いている。ご主人はまだ若く、お母さんだろうか、おばさんが一人でフロアを担当していた。

8500円のコースで出てきた料理は、
ヒラメの棒寿司ときぬかつぎ(普通に美味しい)、色々野菜の素揚げと生麩の揚げ(ちょっと食感が湿った感じでイマイチに感じた)、松茸の土瓶蒸し(焼いたグジと松茸。グジの焼いた香ばしさが前面に出て松茸の香りが控え目。汁は濃い目)、お造りはイカと秋刀魚(なかなか良い)、フグのたたき ポン酢ジュレ(ポン酢のジュレは濃い目の味わいだがなかなか美味しい)、すっぽん茶碗蒸し(ちょっと甘めの醤油餡がかかっている。すっぽんなどの具が入っている。なかなか美味しい)、京都牛の桑焼き(サシの入った京都牛はまずまず。海老芋や茄子も美味しい)、9種類の香の物や鰊の煮物、昆布佃煮、じゃこ山椒、土鍋ご飯(長野のコシヒカリとのことだが、これが美味しい。香の物も鰹節もみな美味しく、ご飯が進む)と赤出汁(小さななめこ)、おこげに醤油をかけて(これがまた旨い)、色々なフルーツのキューブに赤ワインジュレかけ(これも美味しい)、栗むし羊羹(美味しい)、お薄。

我々のコースがLucyの好物ばかりで、結局土瓶蒸しや、ふぐや、すっぽん茶碗蒸しなど、我々が半分ずつあげたので一人で一人前食べたことになる。ちなみにLucyのオーダーした5000円のコースは、ヒラメの棒寿司ときぬかつぎ、色々野菜の素揚げと生麩の揚げ(容器はシャンパングラスのよう)までは基本同じ。続いてふぐの唐揚げ、お造りはサーモンとゲソ(子供だからサーモンにしたのだろうか。鱒の寿司は好きなのだが、サーモンを刺身で食べるのは初めて。正直言って、私が5000円のコースでサーモン出てきたら、かなり萎える。Lucyもいらないと言って、結局両方食べず、妻の秋刀魚とイカをもらっていた。このお造りなら外した方がいい)、海老芋と穴子の炊き合わせ(これは美味しかった模様)、9種の香の物、ご飯、赤出汁、おこげ、デザート2種、お薄は同じ。5000円のコースは微妙な印象だった。



とはいえ、10000円程度でこのクオリティなら満足度が高いと思う。日曜営業でガラガラで、ちょっとわかりにくい隠れ家風な場所にあって、個室もあって使いやすい店だと思う。

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Last updated  2013.10.20 23:40:20
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