
今夏は、早朝の庭の除草を止めた。熱中症と脅されているから。
それを良いことにしてあちこちに雌日芝が蔓延ってきた。
既に花穂を垂れて一見のどかな光景を醸している。
しかし、お盆に来訪した祖霊は、この花穂を見てさぞや嘆いていたろう。
*
当地方では、雌日芝は「ハクザ」と呼んだ。「葉草」を意味した方言である。
雑草の中でも、特に農作業泣かせの代物であったに違いない。
学齢の頃は、ウサギや羊の餌として与えていたが、今のようにどこにでも 蔓延っていたわけではなかった。
それにつけても、昔の人の丹精に脱帽で、此処まで来たら除草剤の手を借りなけりゃなるまい。
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