深秘の華苑

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黒左右衛門

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2002.12.29
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 未だD論やっている。年末に実家に帰る事や部屋の片付け(爆)やら何やらを考慮すると、頭が未だ動く間に出来るだけ論文を直したいから。仕事納めは未だ先。と云うより無いなあ。仕事は3月迄続行。

 7時位に、彼氏さん到着。酷い渋滞は数カ所あったらしいけど、無事到着して安心。学部の校舎の前迄迎えに来て貰って、投稿論文アクセプト(仮)の御祝いに、7年振りに入った(笑)懐かしいレストランで 比較的素敵な御飯(非ラーメン) を御馳走になった。有難う、御馳走様。
 店の広さの割に人が少ないのが少々気になったけど、お陰で余り周りを気にせずにバカップルな会話をした。いえ、別にでかい声で話す訳ではないけど、


「……お前が行きたきゃ、行けばええやん。直ぐ帰ってこれるんやろ?」
「阿呆か。そんなん年単位で契約するんやわ」
「ほなあかん。やっぱ卒業したら関東に来いや」
「親に何て言い訳するん? 無理やっちゅーの」


 みたいな会話は、ぼそぼそとしていても、ついウェイターさんとかに聞かれているかと思うと恥ずかしくなるからね←莫迦。

 食事が済んでから軽くドライブして、再び大学に送って貰った。其処で帰省の予定が決定。諸般の事情から、去年と比べて年末年始に会社絡みの付き合いが殆ど無くて暇な彼氏さんと反対に、あたしは忙しい。なかなか巧くいかない。だから時間を作ってこまめに逢う事になった。と云うか、あたしがまる一日遊べないので、食事を何回か一緒にする事になった。気を遣わせているな。ごめんなさい。
 別れしな、「もうちょいで全部片付くんやろ? 身体壊さん程度に頑張れや」と云ってくれた。嬉しかった。

 ラボに戻って論文の訂正と推敲を再開する。そう云えば、あたしが大ボスから譲り受けた余所のラボの先輩の予備審査論文には、全く添削の痕跡が無い。大ボスが読んだのかどうかさえ怪しい位の美しさだ。そして彼の人の性格と当時騒ぎになった事を考慮すると、大ボスは恐らく先輩の予備審査論文を読んでいない。
 其れに比べて、あたしは恵まれているなあと思った。ボスはこまめに見てくれるし、副査Aはきちんと予備審査論文を読んで下さってチェックを入れて論文を返してくれている。黒山羊も見てくれているらしいし(本人談)。残りの副査の先生には、既に「ごめんな。一通り読んでんねんけど赤ペンチェック出来ひん。気になった所は予備審査会議でおたくのボスに云ってあるから」と告げられている。其の先生は傍目に見ていても、可成りの勢いで大忙しなのは知っているので構わない。寧ろ気を遣わせてしまって悪いと思う。

 ドクターを出すのには、教官に多大に負担をかける事は承知している。その上で、こんな教授ばかりだからうちの大学は駄目なんだと思う。んでもってあたしは矢張り恵まれていると感謝している。

 何かあたし、愛されてる (含大いなる勘違い) ?なんて思って、ちょっと幸せになった。
 ええの勘違いでも。其れで暫く生きていけるから。ゾウリムシ程度に単純な仕組みで出来た脳味噌だからね。







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Last updated  2002.12.29 03:28:09
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