深秘の華苑

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黒左右衛門

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2003.11.02
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 前日の痴態を彷彿とせざるを得ないような、目覚めの瞬間から襲来した身体の節々が筋肉痛で凹んだ。そりゃ実家暮らしになって以来、月いちのセクースだもんね。普段使わない筋肉もそりゃあるだろう、ってそんな問題ではないし、みたいな。取り敢えず朝食を摂るのも億劫な位顎が痛いって何事?みたいな。


 で、彼氏さんに実家迄迎えに来て貰い、彼の本日の目的である某雑誌に載っていたラーメン屋さんに向かった。ちゅうか本当に小池さんだね君、みたいな。
 我が家から車で一時間程行った所にある某有名ラーメン屋さんは東京其の他にも姉妹店があるそうで、去年迄関東暮らしだった彼氏さんは本店に行った事があるそうだが、其れは其れで兎に角行きたいと云うので付き合った。何だかんだ云ってもあたしもラーメン好きだし。
 で、行列に巻き込まれる事76分(測定値)。漸く昼食にありついた。うまうま。しかし量が多かったので最後三分の一は罰ゲームだったけれど、76分(しつこい)待った甲斐があったよ。
 其の後、話の成り行き上ドライブを兼ねて彼の実家方面に位置する我らが母校の大学祭を見に行く事にした。あたしは大学に9年も居た訳だが、学年を重ねるにつれて学祭には参加しなくなっていった。大体、うちの大学では学祭を主に盛り上げるのは一、二回生で、院生になった頃にはツレの大半は学内に存在しなくなるし自分の研究の都合上祭見物どころでは無いしみたいな感じで毎年カルく見たり或いは全く見物しなかったりしていた。ちなみに去年は彼氏さんが関東方面から帰省中で有無を云わさず別の所へ行っていたような気がする。
 久々に覗いた学祭は、矢張り若いパワーが炸裂していて如何に自分がトシを取ったのかを再確認させられる場所でもあった。しかしこんな片田舎の辺鄙で地味な一地方大学が此処まで盛り上げているのなら独立行政法人化の波が容赦なく押し寄せる昨今だけど暫くは我が母校は大丈夫なのかしら存続出来そうかしら、と思えた(謎

 で、彼氏さんにそこそこの距離迄送って貰って(流石に実家迄送ってとは云えない距離だった)サヨナラした。
 彼と一緒に居て、埋まらない所は沢山在るけれど矢張り一番落ち着くのは此処だよなあ、と改めて感じた。昔からそうだったように、彼と「未来の話」を繰り広げ、でも其の未来が果たされない未来だとは思えないような安心感が在る。其れを大事にしたいのに、あたしときたら。


 二月末に結婚式を挙げるのに「ゴールデンウィークの頃にはお前妊娠しているかもしれないのに」とか平気で言ってのける彼の純朴さを、愛おしくも妬ましいと思った。

 多分、今が一番幸せなのだけど。





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Last updated  2003.11.07 23:31:06
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