深秘の華苑

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黒左右衛門

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2005.03.17
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長年のセフレの彼とは、結局「引っ付いている」か「存在を自分の世界から消去する」のどちらかでしか関係できない自分を発見した。

一昨日の晩、久々に届いた彼からのメェルが此迄と様子が違って、彼に何があったのだろうか殊勝過ぎて気色悪い(←言い過ぎ)とか思ったが、だからと云って「彼が珍しくあたしに対して殊勝な態度でメェルを投げてきた理由」は知りたいものの其れは野次馬根性からで、今は「彼と逢ってみたい」とは全く思わない。

嘗てはあんなに執着していたのに。
一生続くと半ば本気で信じて居られたのに。

今迄の人生の中であたしに付き合ってくれた男の皆さんには、別れてからも仲良く出来る人と音信不通になっている人が居た。今でも普通に付き合いのある人や、普段は全く逢わないけど共通の知り合い関係で偶然会ったりしても全然平気に何の蟠りも無く近況報告出来る人も居る。全く音信不通で今生きているのかどうかさえ解らない人も。
だから、あたしは「別れても男女の間で『友情』とが成立するか?」と云う設問には「どちらとも云えない」としか云えない。
其の恋の終わり方、其の時の相手とあたしの熱の違い、そして両者の性格の違いが大きく関与していると思う。全く以て個人的な意見に過ぎないが。

長い間セフレだった彼とは。
知り合ってからもうじき11年目を迎えるあたし達に、肉や欲が関与しない「友情」が成立していた期間は僅か3ヶ月だった。あとはズルズルと肉欲に溺れた。あたしは肉欲だけで無く歪んだ独占欲や妙な諦めを覚えた。

あたしには、彼に抱かれるか彼とは縁を切るかのどちらかしか選べない。「此からはセックスは無しで仲の良い友人として」と云う関係がどうしても想像出来ないし、道徳的にも良好な関係の構築の必要性が感じられない。肉で繋がっていないのなら、関係は総て断絶していないと座りが悪い。

一応、彼とは共通の友人が多いので何かしらのイベントに一緒に参加する事はあった。嘗ては「肉の関係のある人」の距離でオープンに接していた(何
しかし。今、同じ様なイベントが開催され彼と遭遇しても。
会話は出来るだろう。視線を合わせる事も出来るだろう。でも、其れ以上は出来ない。居心地が悪い。
彼との関係を「友情」に変える必要性も意志も無い。あたしの世界から消えて貰っても良い。思い出は残すけど。

と、云う事を考えて、そして距離を置いても平気であるが故に普通の「ごきげんよう。如何お過ごし?」メェルすら送信する気力が無い事に気付いた。

なので、彼は要らない。



昨日、予定外の事が色々あって、結局不倫相手が夜中にうちに来て休息していった。あたしが昔のセフレに対して色々考えていたのを読みとったかのような発言を繰り返し、あたしを抱きしめて永遠を誓わせた。

だから、あたしらの間に「永遠」なんて存在しないやん

思った事は云えなかった。
彼があたしを大切にしてくれているのはとても良く解るけど、ねぇ。


昨晩は本当に夜更かししていたので、今日はとても眠い。

寝る。





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Last updated  2005.03.17 23:03:49
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