深秘の華苑

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黒左右衛門

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2007.01.27
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と云う事で、彼とはまだ終わっていないらしい。


話は先週の日曜日迄遡る。
届く全てのご機嫌伺いメールを無視していたら、日曜になってメールの様子が変わって来た。
曰く、此の儘では自分の気持ちが収まらないし、何故こんな事をしてしまったのか
会ってちゃんと説明したい、ほんまで謝りたい、な内容が綿々と続いていた。
あたしとしては、もう済んだ話だし説明して貰ってもあたしは救われないから
説明は要らないし、正直今顔を合わせると何をするか自分でも保証できないから
会いたくもないので鍵を素直に返して欲しい旨を返答。そして以後は無視。
そしたら取り敢えず今から行くから、とか云い出したけど

と返答。そして以後はまた再び無視。

夜になり、再び彼から電話が在ったが居留守をしたら、
「鍵を手渡ししたいから、部屋に上げてくれ」とメェルが届く。ちゅうかもううちに来ていたのかよ!
と吃驚するものの、以後の問答で一歩も引かない彼にあたしが負けて、
10分だけ、と約束して彼を家に上げた。
此の時点で負けると思ったのは否定しない。甘さを見せちゃいけなかった。

うちの居間の入り口で、彼は立ち止まっていた。
其の目線の先にはTVがあって、此の部屋に越して以来変わらずTVの上に鎮座していた
初めて彼と行ったレストランで貰ったペアのぬいぐるみ其の他、彼関連のものが
消えているのをずっと観ていた。吃驚していた。物凄く長い沈黙の後、彼が謝って来た。
「黒ちゃん・・・・、ほんまでごめん。俺が全部悪い」

あたしは其れを聞き流して、でも云いたい事はほぼ言い切ると云う酷い事をした。
其れに対して彼は再び謝罪の言葉を並べ、そして沈黙。
眠い。
「もぅ解ったので、お引き取り下さい。鍵下さい」
「・・・・どうしても駄目なん?」

「そうやな。俺が全部悪いんやな」
「・・・って、自分を悪者にしていれば楽ですよね。やっぱ今回の嘘は厭ですわ」
みたいなネチネチを延々とやっていたのですが、本当に良い加減眠くなって
あたしは途中、ソファの上で居眠りしてしまった。
風邪引くよ、と起こされた所で犯された。

普通に厭だった訳ですが、腕力では勝てない訳でして。
悔しいのでしつこい位に強請られたキスは最後まで拒否した。
其の後彼の言い訳オンパレードと居眠りと交合ひ(しかしあたしは最後迄拒否)が続き
結局彼はうちに一晩泊まっていった。
彼は終焉を激しく拒否し、そして結果的には交合ひを果たせた事で
何事も無かったように仲直りしたと思っていたらしい。
が。
彼が、朝、うちから自宅へ帰る際に、今迄欠かさなかった見送りをしなかった。
いつもみたいに彼の後を追っかけてくると思っていたあたしが変わらずソファで
化粧しているので、彼は慌てて玄関から戻って来た。
「あれ?お見送りは?バイバイのキスは?」
「んなのありませんよ。此れで最後だし」
「・・・・・・・・最後やないもん」
「最後ですって。往生際悪い」
「厭やで。そんなん。鍵も返さへんし、一生俺のもんやで。ほなな」
な訳で、結果的に鍵は得られず、そして彼は別れを拒否した。

ややして届いたメェルには矢張り謝罪の数々と、最後に
「ちゃんと届いたメェルには返事頂戴よ。それマナーやで」
とあった。
マナーを理解した上で敢えて無視をしている意味を解ってるのか?
と疑問に思いつつ其処で無視してみた。

ああもう。





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Last updated  2007.01.28 01:14:23
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