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May 31, 2007
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カテゴリ: 映画のように
暗いところで待ち合わせ



『踊る大走査線』のように巨額の制作費で作り上げた大作なんかじゃない──
カンヌ映画祭に招待されるような話題作でもない──
でも──こんなに心を惹かれて、涙させられる日本映画は、久し振りなんじゃないだろうか。

もしも、まだ観ていない人がいたら、たとえ予告編を観る機会があっても、観ないで欲しい。
予告編の中に、たくさんの大切なものが入ってしまっているから──

前から、ネットでの評価を見て、是非とも観てみたかったこの映画──
皆んなの評価を信じて、本当に良かった。
もう少しで、素敵な作品を見逃してしまうところだった──


人付き合いが下手で孤立し、殺人の容疑者として追われている中国人とのハーフの青年(チェン・ボーリン)──

二人の繊細な演技が、この静かな映画の中で、優しく輝いている──

このタイトルを見た当初は、てっきり、オードリー・ヘップバーンの名作『暗くなるまで待って』のリメイクか、それに似たものなんだろうと思っていた。
それでも、なんとなく気になって、観たかったのだけれど──
それとは、まったく違う──サスペンスよりも人間ドラマをメインにした、優しさに満ちあふれた作品だった。

とにかく、何も予備知識なしで観た方が、きっとより面白いはず。

相手役が、何故、チェン・ボーリンなのか?
佐藤浩市が、何故、チョイ役と思われる先輩役で出ているのか?
近所の優しいお姉さんが、何故、井川遥なのか?

話が進むにつれて、それらがすべて、うなずけるようになるんです──

俺の中で、普通の若手女優でしかなかった田中麗奈の存在が、一気に、上位に跳ね上がってきた、彼女の代表作とも言える作品。

素朴で無器用な青年を、見事に演じてくれています。

単館上映だったのが、本当にもったいない──
俺にとっては、何百億円かけて製作された洋画の多くよりも、ずっと心に響いた一本です♪

★★★★★!!!──いつものことながら、ボロボロ泣きましたよぉ。
映画館じゃなくて、良かったぁ──(*´σー`)エヘヘ






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Last updated  May 31, 2007 08:11:38 PM
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