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先月、司法書士試験を受験した長男。受験前から試験終了後の自分のやるべき行動を既に考えていた。合不合格した場合とどちらとも判断ができない場合の3パターンだ。受験後の司法書士受験生は8月に発表される法務省の択一の正解、基準点発表を待たずして自らの答案用紙で不合格を自覚してしまった者なら「これ以上無理!」と司法書士になるのを諦めるか、「こんなことをしていてはいけない」と来年への受験計画を立てるとかするらしいが、頑張った挙句に良い結果が出せなかったとなれば去年の長男もそうであった様に、心機一転とはなかなかいかず、立ち直るまでに何ヶ月かかかったりするのが殆んどらしい。自己採点で合否がハッキリできない場合この期間、蛇の生殺し状態の者もいる。9月末日の司法書士試験の合格発表を待つのだけれど合格していれば10月の口述試験を経て、合格者発表に至る。しかし、今年長男が受験後10日も経たずに取った行動は予備校が行う奨学生選抜試験を受けることだった。合格した手応えのある人であっても、万、万、万が一の事を考え受験する場合もあるというこの司法書士予備校が行う試験は、我が息子の様に金銭に余裕の無い受験生には非常にありがたいものでもある。予備校で必要になる受講料が格段にお安くなるサービスとも言える。選抜試験の結果次第では最高で100%~5%まで割引してくれるという予備校の受講料はめちゃくちゃお高いものだ。長男は今年まで都会から離れた山里で通信手段のみの予備校利用、生の人間との接触は殆んどナシで仙人の様に1日12時間前後勉強を続けてきた。人との交流や社会貢献を望む長男には本当に酷な日々である。息子が行けるものなら行きたいと、切望する場所にも行かせてやれない甲斐性が無い親なのがいけないのだと責任を感じる。30歳過ぎた息子に親が感じる事ではないとお思いになるだろうが長男の場合この夏難病指定されたばかりの病を抱え、高校生ができる低度のバイトも躊躇しなければならない、そんな身体に生んでしまった母親としても、独り立ちできるまで手助けするのは当たり前だろう。 私の様な無教養の人間は予備校どころか勉強する為の塾だって行ったことがない。せいぜい小学校に行ったそろばん塾だの習字塾だったりする。主人だって学校推薦で現役入学で大学に行ったものだから本格的受験経験は薄い。子供の頃の塾や予備校なんてろくに行ってないんじゃないだろうか。そんな両親から生まれた息子は苦労するのだ。そもそも私と主人は夫婦となる前に、婚前駆け落ち、双方の両親に無断結婚した上に、長男妊娠時に流産騒ぎで迷惑をかけた。その手前もあり息子達が生まれた当時、会社経営していた主人の両親とは同居状態にあった我ら親子。特に姑は家中でも社中でも絶対的権力を持った女性だった。姑には、衣食住に関する主導権まで握られた挙句に子供の教育面でも掌握されていた。しかし姑は、けして教育熱心とは言えなかった。子供達に習い事を始めさせても長続きさせられない。(子供が「やめたい」、「やりたくない」言えば即、やめさせる)(娯楽を共にさせたい為、定期的な塾は行かせられない)(「欲しい」と言えばナンでも買い与えてしまう)所詮、祖父母は孫には甘いものなのだ。普通なら自分の息子達なのだから「お義母さん、しつけは厳しくしたいので 息子の教育は私達に任せて下さい」なんて、今なら言えるかもしれないけれど当時、駆け落ちする思い切りのよさはあっても姑に盾突く度胸というか勇気というか・・・<子供の教育とは如何なるものか>の考えも無く親になっていた。 日々新たに そんなこんなで子供に学費が必要になった時が最悪だった。経営する会社が傾き始めていたのだ。息子達の為に掛けていた学資保険だってとっくに解約されていた。長男が私立高校卒業時、とうとう授業料が払えなくなった。会社に負担する資金はあっても子供に負担するお金が無い。補助金が時期的に間に合わなくて「学費を払わなければ卒業式に参加できない」なんて学校側。「無いものは出せるわけないから補助金を頼っているんだ」って~主人。「別に卒業させてくれルンなら式になんて出なくても構わない」っつ~長男(結局、学校側が折れたけれど長男の金銭面の苦労はこの辺から始まっている。)そんな最中にも長男は都内の有名大学進学を考えていた。レベルの低い高校でそんな大学に進学した生徒などいないから普通なら予備校にどうしたって行かなきゃならないのに我が家には進学塾に行かせる費用なんて無かった。「ナン十万円も出せないけれど、数万円なら」と父親から渡される気持ち程度の学費。アルバイトにも挑戦して市販の参考書を買い漁った長男。他人よりも参考書にまでめちゃくちゃ詳しくなるくらい勉強した。そんな受験前に父親から告げられたのは「もし大学合格できても学費が払えるかわからない」だった。しかし、運良く大金が手に入って大学進学が可能になった。心雑な中勉強を重ね、二浪した挙句に赤本さえ買ってない希望した大学ではない都内有名大学に合格してしまい、入学することした。楽しい学生生活が始まりそうだ!と、思いきや父親から言われたのは「学費は奨学金借りて払え、都内にアパートなんて借りるなんて無理! 家から通うなら電車賃は出す」だった。結局、3年程頑張り続けたが本人思うトコロあって司法の道に目覚め金銭面も加わって諸々の理由で中退を決意した。長男、やっとの思いで夜勤バイトで120万貯め、旧司法試験受験をする為の塾費を稼いだ。苦労した挙句に始まった司法試験受験に向けての山中引き篭もり勉強生活の始まりだった。しかし、その後の法改正で新司法試験に代わり、長男の目標は金銭面でまたまた滞ってしまった。 明日への希望 親に稼ぎや貯蓄が無いばかりに、遠回りしてばかりの長男。最後まで大事に抱えていた会社は結局大きな借金を残したまま倒産にすらできない宙ぶらりんの状態。父親は現在、給料差し押さえにビビリながらパート勤務で薄給生活。全く頼りにならないものだから、この先離婚にだってなりかねないのを分かっているのかいないのか?一番親として甲斐性がない母親の私としては、これまで力になれなかった分夜勤パートで稼いで長男に念願の予備校通いをさせたくて1日12時間以上働いてもみる。この度、長男の奨学生選抜試験の結果が思いのほかよろしく、全国での上位に位置できて50%引きとなった。自力で勉強するには限界があることを感じ、その総仕上げとして都会の予備校に通いつつ憧れの講師の生授業を受講することになった。長男がかつて行きたくても行くことのできなかった小・中・高校進学の塾、大学進学予備校、司法試験予備校。三十路を過ぎて念願叶う予備校通いを今から楽しみにしている様だ。
2015年08月03日
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同僚Mさんが某飲食店の懸賞に応募してお一人様無料バス旅行の当選ハガキが届いたとかで同伴者は5,800円の支払いがあるけれど自分が半額払うから一緒に行かない?とかお誘いがかかったのは先月の事。で、本日は『旬のイチゴを食べ尽くそう!!イチゴ狩りと駿河湾しらすづくし!風光明媚な修善寺散策とビーナス見学の旅』なんて銘打ったバスツアーに生まれて初めて参加致しました。朝、7時50分裏駅に集合で出発して最初に向かったのが何故か駿河湾とは正反対の横浜総合卸センターの一角にある日本最大のジュエリーメーカーのアウトレットBe-NAS見学&ショッピングでツアーに組み込まれてはいたもののショッパナから~?!まさかコレが本命じゃないよね?日帰りのバスツアーなんて時間との勝負!いかに限られた時間内にそのイベントを楽しむかってのが肝心なんだと思うのよね。でも、ココでの所要時間がこのツアーの中で一番長い90分てのが笑えちゃうのだまぁ、とりあえずはハナからジュエリーなんて購入する気ないのでおかれた状況を楽しむことに致します ガラスケースに入った国内外で高評価を受けたという受賞作品が4~5箇所置かれたホール素晴らしい技法を凝らした作品はその細かさと美しさに目までキラキラしてきます。ビーズ手芸好きの私には興味深く素晴らしいからもっと見たかったのにサッサと自慢を語って場所の移動になったのが残念。目の保養は目薬を注すくらいの間だったわコレが所要時間10分で、次のインフォメーションルームで所要時間30分ここからは撮影禁止だっていうから画像は無しTVでお馴染みの有名人も愛用のオリジナルジュエリーの紹介とかジュエリー関連のクイズを出して正解者にはフェイスマスクプレゼントとかね。それと、装着部位の凝りや血行促進煮効果のあるスーパー炭素のネックレスの遠赤外線の効果実験高温で圧縮したスーパー炭素の板に載せた氷はガラス板や備長炭に載せた氷よりも数段早く溶けてこの溶けた水は粒子が細かいので美容に良いとかお肌にどうぞと勧められた奥様達がお肌にピトピトつけてたわ。Mさんとも言ってたけど「あの板欲しい~ アレ販売すればいいのにね~ 今使ってる冷凍品の解凍板より凄いもん」で、再び移動してショップギャラリーへジュエリーはガラスケースに入っていないので身につけ放題でお手頃価格でお求め頂けるなんてあったけれど、興味とジュエリーを買うお金(それでも数万~30万円ほど)に余裕の無い人間にはココでの所要時間50分は長い、長い。それでも中には購入するお客もいるのでバスの中で待つ羽目にもなり、延長時間もプラスされ待たせたお詫びとストラップを配布される。入場した際に配られたキャンディー2個で全1時間半以上はねぇ~どうやらネットで調べてみると飲食店等での懸賞で当選した無料招待券にはこのジュエリーメーカーの見学が含まれているというのがけっこう多い話みたいで、別に押し売りとか悪徳商法とか悪質なものではないのだろうけど懸賞で当てた人やその連れをバスに乗せて、それも毎日の様に数台は見学に来ている様子ナンとも頭を使った客引き商売を考えたなぁ~と半ば感心したのでありますで、この後やっと横浜から待ちに待った沼津方向に向かいます~♪
2013年03月19日
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山懐にある店の駐車場に立った時どこからか甘~い葡萄ジュースの様な良い香りがしてくる。私の中の「自然界にある花の香りベスト10」に入る位好きな花の香りだ。 葛(クズ) クズ(葛、学名: Pueraria lobata subsp. lobata)マメ科クズ属つる性の多年草こんなに良い香りなら同じマメ科のアカシア(ニセアカシア)やレンゲみたいにクズのハチミツがあったらさぞや美味しいのではないだろうかな~んて食いしん坊は思いつくのだけれど、意外や意外、調べてみたらあるものでクズの花のハチミツ実際販売もされていた様で、やっぱり影響を受けて同じ香りがするらしいぞ。ミツバチがクズの花に訪れることも珍しいなんて言われる中、(私はクマンバチがいるのはみたことあるけれどミツバチはなかった)実際、ミツバチはやってきて蜜を集め、ハチミツを作った養蜂家の方がいらしたんだなぁと、ちょいと感動した私。いつかめぐり遇えたらいいなぁ~クズの花のハチミツ因みに、クズの根っこからできる葛根湯はよく見るがクズの花にも漢方の力は存在するそうだ。葛花(かっか)と呼ばれ「酒毒(しゅどく)を解す」といわれ開花直後に摘み取り、風通しの良い場所で日干しし、シベを取り除いたものを煎じて飲むと二日酔いや眩暈に効果があるという話。二日酔いになるほど飲酒することもないけれどクズの花の漢方薬・・・ナンでも美味しそうに思えてしまうナ クズ【花言葉】治癒クズは秋の七草のひとつ。秋の七草(オミナエシ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・フジバカマ・クズ・ハギ)は花を見て楽しむ観賞用植物なんだそうだ。因みに春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)は「七草がゆ」にして食べるなど、食を楽しむ食用植物と言われる。しかしクズが観賞というには私にはいまひとつ風情を感じられないのは他の秋の七草と違い、つる性の旺盛な繁殖力と生命力をもっているからなのか、山野に生えるだけでは飽き足らず、今や町の公園や街路樹や空き家の庭や屋根にまでどこにでも顔を出してきているものだから主張の強いずーずーしい奴に思えるのだ。それでも人の顔を隠すほど大きくなる葉に花を隠した様に咲かせるのは慎ましいものも感じる。でもやっぱり、花や種に頼らなくても根っこさえあればのびのび好き勝手に生きれるのよ~とばかりに大柄に蔓延っている様に私は感じてしまうワケで・・・葛(樹木の天辺で風に傾く花)posted by (C)くろすけcatフジの花に似た花を咲かせるクズ同じマメ科つる性植物でもは下向きに花を咲かせる。野生のフジの花は他の樹木に絡まって、高い場所で咲くのでけっこう目に入る。いっぽう、クズは上向きに咲く。川縁や土手やら木々の上、最近は町なかの空き家の庭と、よっぽど野生フジより人に近い場所に存在するのにいざ花を見たくても見れない事がある。見事に咲いていたと思っても高い木の上で咲いていてカメラを向けないと見られないなんてのもあるが、(青空入りがその時の葛画像)小葉3枚でできた大きな葉の茎の付け根に花をつけるものだから、まるで大きな日傘を差した様で花があっても葉に覆われて見えない事も多かった。(住宅地の近くでうっそうと茂り樹木の日を塞ぐクズ)2020年夏のあの日朝6時過ぎ、夜勤勤めを終えて山の宅に向かう途中での趣味の道草週末の唯一の楽しみでもあった。あの日もクズの花の写真を撮影しようとしていた。やっぱり大きな葉が邪魔をしてモタモタしていた私。何しろ山の麓だから虫にビビりつつウッソウとする葉を除けてなんとか写真写りに良さそうなクズの花を見つけたものの撮影しようとするとシャッターが切れない今の今まで他の花はフツウに撮れていたのに、ナンで???カメラの画面が真っ暗になった・・・次男にプレゼントされたデジカメなのに・・・壊れた。悪い予感とか、これから起こるであろう良くない事柄を漠然と感じるのは「虫の知らせ」なんて言うけれどそんな気も起きなかった。何せ私は、ナンにつけても鈍感女だから。あとから思えば花の写真なんていつまで撮ってないで早く来て欲しかったのだろうかとも思った。別居中の亡夫の亡骸を見たのがそんな日の朝だった。。。クズの花は陰鬱なことを思い出させたりもする。葛 posted by (C)くろすけcat実家で・・・子供の頃は色々動物を飼っていた。犬や猫は嫌がって飼うことを拒んでいた父も何故か小動物を飼うことは許してくれた。ペットに与える餌は毎朝毎晩祖母が調達してくれたが私も合間合間に道端や近くの田畑に生えた乳草と呼ぶ草を採りに行った。「手折った葉っぱの切り口から白い液が出るのが 乳草でウサギの大好物なんだよ」そう、祖母に教わったのでタンポポやノゲシ、ジシバリ等、乳の出る草を探し回って餌採りをしたものだ。採り過ぎて行動半径内の乳草が品薄になったある時、祖母が田んぼ帰りに採ってきたのがクズの葉だった。今時は、小動物用にネット上でクズの葉が乾燥させて売買されているのを見てちょっと驚いた。どこにでも生えてて、それこそ仕入れ無料で売る程あるのに。だから売っているんだろうね~クズの葉にはビタミン・ミネラルがバランスよく含まれ豊富なクロロフィルは細胞を活性化、尿臭の軽減にもなるそうだ。しかし、それを言ったらタダ同然にクズが生えていても葛根湯や葛粉の原料になる根の部分を有効活用する為に掘らないのは、かなりの手間がかかるからだという。肥大した根は地下深くに潜伏し、長さは1~2m大人の足ほどの太さで、重さは十数キロを超すこともある。と、掘り出すだけでも大変そうで・・・更に葛粉にするには、根の外皮を取り、乾燥させ、砕き、水にさらし、沈殿させる。この作業を繰り返して作るそうだ。収穫から製造にこれほど手間がかかるから作られた葛粉は高価なものなので、じゃが芋等が代用される。怖ろしいほどの繁殖力を持った上に花、葉、茎、根までその全体が役に立つのを分かっているのだから、どこかの誰かがクズ畑を作って根から葛粉に漢方薬、茎からは繊維、花は蜂蜜に葉は家畜の飼料とか有用有益な感じがするのに、うまく行かないものなのだろうか?クズの有用性は知りつつも、迷惑な雑草で処分され、野放し状態なのは勿体ないと思いつつどうにもならない悲しい現実だなぁ クズ【花言葉】活力
2025年09月10日
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現在の私の職場の部署に、50歳代に突入したばかりの女性Yさんが別の部署から移動してきて1年あまり。器用に仕事もこなし、言葉はあまり綺麗な方ではないがおしゃべりで人当たりも面倒見も良い。何気に仕切りたがりなトコロもあって、5~6人で回す仕事なので派遣やら初心者の指示を率先して受けてくれる彼女がいるとけっこうありがたかったりする。当初は冗談を言い合ったり、プライベートな話もする様な仲だった。しかし、ある日を境に急に口を利かなくなったと思ったら、挨拶しても無視をする、同じ室内に二人だけで居るのも嫌な様子。しかし全く、いったい全体、どういうことでそんな風になっちゃったのか私にはさっぱりわからないのである。長男に問えば「知らないうちにその人の地雷踏んじゃったんじゃないの? 鈍感だから踏んだことさえ気が付かなかったりするんじゃない」長男にそう言われて無性に腹立たしくなってきた。私に言わせて貰えば怒りたければ面と向かって怒ってくれた方がよっぽどありがたい。ダンマリを決め込むなんて卑怯としか思えない、大人じゃない、というか人間だったら口があるんだからちゃんと言えってんだ!ハナからおしゃべりのお口はお持ちなんだから、そのくらいのことは言えそうなものだ。そういえば・・・彼女が移動したての頃元居た同じ部署の班長と口を利かないという話をしていたのを思い出した。「あの人、凄い横柄な口の利き方するから大嫌い! 口なんて利いてやってないし無視してるんだ」こんな話をされた時、ちょっと嫌な予感はあったのだ。見れば確かに、その班長がYさんに話しかけてもぞんざいに接していた記憶がある。で、思うのだ。またか・・・またココにもこういうのがいるのかって 不信感(花言葉)以前の勤め先を辞めたのは理由は4~5つあったのだがその一因が同僚Mさんに嫌気がさしたことにある。プライベートでも旅行をしたり、悩み相談したり、友人と呼べる人でもあるのに急に口を利かなくなり、挨拶もしない、コチラの姿を見るとサッサと姿を消す。「どうして黙ってるの?」と、聞けば「ただしゃべりたくないだけ」と、言う。「私、ナンか怒らせることした?」と、聞けば「別に・・・」なんだそれ?!私以外の人には普通に会話もして、笑顔を見せているくせに、だ。それが何週間も続いて、ある日何も無かったかの様に「ねぇね~聞いてくれる、〇〇さんたらねぇ~・・・・」と、急に話を始める。今までの私に対する態度はナンだったのか?!これまでの悶々、苛々、鬱々した気分をどうしてくれるんだ標的は私に限らなかった。同じ職場に居た彼氏でも、年上の同僚にも口を利かないことがあった。その時は必ず口を利かない理由を私に話していた。しかし、私に口を利かないときは理由は話してくれない。いくら普段仲良くしていても、時折ワケの分からないダンマリ無視をされたら精神衛生上宜しくないし、自己嫌悪になってしまう自分が居る。こんなお付き合いだったら、一緒に居ない方がよっぽど良いし、いい加減堪忍袋の緒が切れてしまい、諸々の理由含めて勤め先を辞めた。・・・転職した頃からやや人間嫌いになっているのかもしれない。それでなくても元来他人との接触や会話が面倒くさくなったりする。ブログでコメント欄を閉じたのもその影響はある。 私を元気づける(花言葉)で・・・転職した先に現れたのがMさんに似たようなことをするYさんである。そのYさんと仕事以外の会話、挨拶を交わさなくなって8ヶ月になる。当初から大人なんだから基本的挨拶は返事が無くても言おうと決めている。「おはようございます」「ありがとう」「お疲れ様」・・・当たり前の言葉ですらこちらから発しても彼女からは返事は無い。仕事の話までしないようなら問題だが、それはないので不自由はしないし、私もそこまでの人物だと決めて接触しない様にしたし、する気もない。もと通り仲良くなりたいとも思わないし、またMさんの様に繰り返されたらたまったものではないので敬遠状態だ。ある日、同じ部署で働く40代Gさんが悩み事を持ちかけてきた。「Yさんね、話しかけても黙ってるし、挨拶しても『フン』て感じで、 上司に指示受けてやってる仕事なのに『そんなやり方してんじゃねぇよ』とか言うし、私、何か気に入らないことやったのかなぁ?最近、私あの人と一緒に仕事していると胃が痛くなってきちゃって」「気にすることないよ、Yさん私にだって同じことしてるんだから。 私ぐらい神経図太くしなきゃダメだよ」「Yさんさ、居ない人の悪口平気で言うんだ。 〇〇さん(私)のことだって、酷いこと言ってたし、 ホラ、ああやって私の悪口だって言ってるんだよきっと」(Yさんと別のパートが会話の最中だった)「ダメだよ、そんな被害妄想になっちゃ~」などと言いつつ、アドバイスになるかどうか対応してあげていたもののか細い神経の持ち主なのか休みがちになり、挙句Gさん週休2日で来てくれていたのに、Yさんと被る日を休みにして週休5日にしてしまったというのだ。「ごめんね、やっぱり私、耐えられない!Yさんの顔も見たくなければ、声聞くのも嫌になってきた。私の顔、見ないで済むからYさんも良かったって思うんじゃない」 こりゃ、重症だ 成熟した精神(花言葉) 困るのは仕事である。それでなくても人手が足りない職場なのに何が気に入らないか知らないけれど、イジメともとれる、大人らしからぬ、ひとりの身勝手な行動・言動で人を傷つけ、仕事が捗らなくなったり、余計な時間的プレッシャーやら、残業やら発生する可能性が出てくるじゃないか。Yさん、前の部署でも同じ様な大人気ないことをやっていた様だが、そんなことをやっていったい今まで何人の人を傷つけてきたのだろう。いくら仕事ができても、職場を仕切る能力があってもひとりでできる仕事ではないのだから考えて欲しいものだ やわらかな心(花言葉)
2017年03月02日
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最近、多国籍になった我が職場。入社したての頃は日本人のみでパート、派遣社員も多かった。徐々に派遣社員も減って、去年の今頃は私の働く部所は日系ブラジル人が多かったがいつの間にやらネパール人やベトナム人の若者だらけとなった。途上国への技術移転を目的にできたという【技能実習制度】によるものらしい。企業や政府が、人不足を外国人で埋めたいのが本音だろうなんて言われていたりする。勤め先でタイムカードがカタカナ名前の外国人だらけになったのは そういう事情があってのことかと今更ながら知る。私の持ち場は週末なんて日本人のパートはたいがいお休みでワケの分からないベトナム語が飛び交う中、日本人私独りで仕事をしているので異国にいる気分を味わえる。(ココはドコ?私は孤独~)ちょっと前はベトナム人同士、ブラジル人同士で仕事中に会話をしているのを聞くと(『郷に入りては郷に従え』って言うでしょ、お国じゃなんて言うか知らんけど 日本に来たんだから日本語で話しなさいよぉ~)とか思いつつ、あまりにもおしゃべりが多いと(日本語で話さないのは聞かれちゃマズイ話だからでしょ?そうでしょ? そう思っちゃうからね!)なんて、イジケた嫌味を喉元にぶらさげつつ(日本の漢字で『女』を3個書くとね『姦しい』<かしましい>って読むんだよ~ホントだね~)皮肉の冗談言ったって分かるワケないじゃん。注意したくても仕事の話だったらと思うと何も言えないし、そのうち(口も手も同時並行で動いてちゃんと仕事できてるんだから、まあいいか)と、なった。私の働く部所は20代のベトナム女子ばかりで皆、背格好は同じ様で女子高生の延長みたいで何しろ元気で明るい。仕事は多少大雑把でもちゃんとこなすし、日本語はひらがな・カタカナ・漢字がミックスして難しいだろうに、どう把握するのか、ちゃんとモノになっているし、仕事覚えが早いので驚く。只、日本語会話になると難しいものもあるらしい。「ちゅな」「ちゃまご」当初この単語入りで質問された時、「ナンのこっちゃい?!」だった。「た」行の発音が難しく「ちゃちゅちょ」になるのかとも思ったが、聞くところに寄れば、ベトナム語には「つ」と発音する言葉がないらしく苦労するらしい。(中学生の頃、英語の発音練習を思い出す)そんな彼女達は何故か日本人のオバサン達を『オネエサン』と呼ぶ。当初、『オネエサン』と呼ばれることにあまり良い印象が無かった私は先輩パートOさんに愚痴った。「ダメですよね、ちゃんと名前で呼んで貰うようにしなきゃ。 社員はそういう指示しないんでしょうか? 『オネエサン』て言われたらオバサンみんな振り向いちゃうじゃないですか」なんて言ってはいたものの、面倒くさがりな私は日本名を書いた靴しか履いてないしローマ字名前の入った名札なんて付けるのも億劫。「まぁ、いっか~」で、『オネエサン』にもいつの間にか慣れてしまった。 ベトナム国花 蓮ベトナム人の国民性として4Kというのがあるらしい「器用」・・・繊細な作業の不良品率が非常に低く、 流れ作業でも一人当たりのコストパフォーマンスが高い「向学心旺盛」・・・信仰する儒教が強く作用し、教育熱心な人が多く 教育されることが習慣化している「近視眼的」・・・遠くの利益よりも目先の利益を優先「カカア天下」・・・基本的に女性が主導権 ( 戦争で男手が徴兵されていく中、ベトナムの生活を守っていたのは 女性だった。その過去があるからかベトナム女性は気が強く、 男性は家庭優先という傾向があるらしい)日頃、ベトナム女子と一緒に仕事をしていると思うのはベトナム女子は働き者だ。最近、彼女達の素直な明るさにはコチラが元気を貰える。ベトナム男子はあまり接触がないのだけれど、見ている限りでは、日清カップヌードル<トムヤムクン>ばかり食べて通路や作業所内で他人に聞こえるように歌を歌っていて、女子ほど積極性を感じなく大人しい。が、大荷物を運んでいると手伝ってくれたりするのもベトナム男子で。ベトナム男子は優しいというのは本当かもしれない。 ハス【花言葉】清らかな心 今月も今月とて、我が職場の外国人労働者は増えていく。パート・アルバイトの採用掲示板に採用された十数人の名前が貼り出される。やはりカタカナ名前ばかり・・・グエンと名乗るベトナム人だけでも5人。日本人なんて2人しかいない・・・たぶん直ぐ辞めちゃうのかもな。
2019年03月12日
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私の身近にはどういう巡り合わせか因縁か自分の子供と血の繋がりを持たない三人の母親がいた。思うがままに愛情を注いでいても、日々の営みに心通わせながらも、思う様に行かないそんな時、心の奥底に潜ませていたものが思わず口をついて出てしまう。その母親達は内に秘めた血の繋がりへの蟠りを一生にしたらのほんの僅かな時ではあるが、私の前で吐露していた・・・・ イチゴ【花言葉】幸せな家庭私の父方の伯母は子供が授からなかった為に伯父の従弟にあたる男の子を養子に迎えた。生前、伯母がひと言だけ漏らした言葉が耳に残っている。 「自分の産んだ子供なら叱ることもできただろうけれどね、 姑(養子には実の叔母)のいる前で、叱れなかった」姑と夫の血縁であっても血の繋がりの無い伯母には気兼ねしてしまうものがあったのだろうか・・・伯母の夫は養子の名前を呼び捨てだったが、伯母はニックネームで「ちゃん付け」だった。伯母は伯父と伯父の母親と養子の四人暮らし仲の良い家族で、私と妹が遊びに行くとよくドライブや趣味の釣りなどに連れて行ってくれた。数いた親戚の中で一番マメに訪問してくれたのは伯母だった。将来出来ることなら私か妹どちらかでも養子の嫁に来てくれたらと秘かに思っていたフシもあるし、父の口からそんな話があることを聞いた記憶も薄っすらある。もしそうできてたら・・・思うことはたまにある。 ハーデンベルギア【花言葉】出会えてよかった姑から聞かされた昭和三十年代頃の話・・・若かりし頃の姑が嫁いだ先には自分の夫(次男)を含め6人の兄弟姉妹がいてその中の長女は先天性の異常で膣が無く、嫁ぐこともできない。義理の姉となった姑は、気の毒に思い当時自身に財力もあったこともあり、長女を大学病院に連れて行き、膣形成の手術を受けさせた。おかげで会社経営する男性と縁があり、結婚はできたのだけれど、当然のことだったのか子供に恵まれることは無かった。そこで姑は、義理の妹夫婦に幼い男の子を養子に迎えさせた・・・時折、その義理の妹夫婦の会社で資金繰りが悪化すると姑の懐を当てにして金銭の無心に来ることが何度かあり、盛大な姉妹喧嘩になることがあった。「穴なし小町だったのを病院に連れてって、手術させて 結婚できたのは誰のおかげだと思ってるの?!」「子供ができなかったあの人に 養子の世話までしてあげたのは私なのに!!」 激高した時、姑の義理の妹へ言葉が出ると売り言葉に買い言葉の応酬が始まる。「お義姉さんは、私達家族がどうなってもいいと思ってるんでしょ! ●●(養子の名前)を連れてきた責任だってあるでしょう!!」巻き込まれているとしか見えない双方の夫は口出しできない立場だ。(日頃から嫁の尻に敷かれている双方の夫)金の無心の為に来ている母親に、会話の中とは言え引っ張り出される息子●●も気の毒になる。過去の出来事を盾にするにしても、息子まで盾にするつもりは無かった・・・とは思いたかった。私の夫の父親の妹・・・叔母に当たるので・・・私には義理の叔母 ネリネ【花言葉】幸せな思い出この歳になって姑の気持ちを思えば一人息子と駆け落ちした挙句に、ふたりで勝手に籍まで入れて子供まで身籠った女を嫁として家に迎えるのは相当な心持であったろうと自分の冒したこと故に後悔も同情も山程ある。「嫁に来て欲しくなかったタイプの女を息子が勝手に嫁にしてしまった」ので、姑は「息子の嫁らしく教育したかった」のに、私は「根本的に出来が良くない女」だったので、「思う様にならない姑が年中キレていた・・・」と、いうのが私が嫁いでの数年間であった。結婚早々、夫の両親とホボ同居だったのも災いである。私には苦痛の日々、忍耐の日々だった。姑にとってもそうであったに違いない。別居すればいい話なのに、あえて近くにいたがるのは最愛の息子はむろん、生まれたばかりの孫がいた為であろう。家族経営の会社があったのも今思えば「諸悪の根源」だったのかもしれない。当時私は二十歳ソコソコの田舎育ちの世間知らず家事も気働きもできない、不器用女だった。自覚はあったから、自己嫌悪にもなる。姑からのDVもあって、饒舌で思い込みの激しい姑からの言葉の責苦、朝昼晩お構いなしの時間をかけての罵詈雑言、出来の悪い自分の為に、実家の両親までが悪態つかれるのも悲しかった。挙句に「子供を育てる資格なんてあんたには無い!!」「あんたじゃなくても代りになってくれる母親はいる」なんて子育てまで否定され続けたら「私なんていたら子供の為に良くないんだ」そう、思ってしまっていた。『女は三界に家無し』姑は私に言った。20歳で家出した時にもう実家には帰れない親の死に目にも会えないと覚悟していたし、だから耐えた。二人の息子を妊娠中だって、姑流の理由を付けて里帰りを我慢させられた。実家の親に縋る(すがる)のだけはダメだと自分に言い聞かせつつ、姑と一緒に居ることに心休まらず、ある時我慢の限界が来た。姑とのいざこざが原因で群馬の実家に帰ったのは結婚して六年の間に三度二度目までは夫の迎えで私が頭を下げることで戻ったけれどさすがに三度目は頑なだった。姑と一緒にいるのが嫌で嫌で、結婚した相手は姑じゃないのに夫との離婚も考え、離婚届もサインして置いて出た。(後々分かった話だが、夫はこの頃浮気の真っ最中だった。 この時離婚しとけば別の苦労は無かったろうと思ったり・・・)当初実家とは反対方向の電車に乗った時、自死まで考えていた・・・本当に苦しかったから。でも自分はこの世から離れて楽になってもこれから先の子供の心情を考えたら「子供の為に自殺だけはしてはいけない」そう思い直し、自分の親に縋る(すがる)ことを選んだ。夫が迎えに来ても帰るのを拒否すると、数日して姑が直々に実家に来た。(2度目までは夫に説得され、姑に頭を下げ戻っていた)そして泣きながら訴えてきた。「子供達から母親であるあなたを引き離してはダメなの。 私はそんな悲しい母親を二人もつくっちゃいけないの」最初は何を言ってるのか理解できなかった。散々、私が子供の母親でいることを責め立てていた本人が言う台詞とは思えなかった。「この話は墓場までもっていくつもりだったけど あなたに戻って来て欲しいから言うの。 私の息子の●●は私が産んだ子供じゃないの!!」夫●●は姑の実の子供ではなく養子だという。(戸籍上は実子となっていたし、よく似た容姿でそんな疑いすら起きず 夫も私が離婚騒ぎを起こさなければ知らなかった)「実母から、育てたくても育てることができない●●を託された以上 彼女に代わって母親になった以上、どんな辛いことがあっても 私には死ぬ自由は無いと思って生きてきた」(姑は若かりし頃、色々あって舅との離婚と再婚を経験している)「●●にもこのことは話して、 私はあなた達と別に暮らすからあなたは戻って来て」 (結局・・・姑は嘘つきで、亡くなる寸前まで別居もせず 肝心の夫にも出生の詳細は話すことなく交通事故で他界した)私が起こした家出騒ぎで姑に夫●●の出生の秘密を告白することを決意させてしまった。そんな大事な話を肝心の夫より前にされ、私は離婚することを断念したのと同時に「息子達を姑らに委ねてはいけない」と、思った「親子関係に血の繋がりは関係無い」俗に言うし、確かにそうなのかもしれない。深い愛情、通い合う心は血の繋がりにも勝るのであろう。そうは思っていてもいざとなったら血の繋がりを自ら断ってはいけないと思ったのはこの時だった。 ブーゲンビレア【花言葉】秘められた思い産んだというだけで母にはなれたけれど私は母親にはなれていたのだろうか?この歳になって今更、まだまだ、もっと、なんて思うことが多い。私はできそこないの母親で、姑が言った様に、本当に子育できない女だったのかもしれない。(そうは言っても満足の行く子育てなんて確信もってできるものじゃない)子供達に巣立ちの準備どころか、させ方さえ分からないまま。子供の足を引っ張るだけの親だった頃が疎ましい。父親が父親の役目を成していなかった分、私ができる限りのことをするべきだった。血の繋がりは妥協や甘えになり、ともすれば私物の様に我が子を扱うことになり兼ねない。私は自分自身、子供に甘えさせて貰っていた感さえある。挙句、今更ながら我が息子に親とはどうあるものか教えられ、考えさせられている場面もあったりする。親を忠実に評価できるのは子供なんだろうなぁ・・・(『親の子育て通信簿』なんてのを見つけた)おそらくこのまま行けば我が息子らは結婚もせず、親としての本当の喜びや大変さは実感できないまま、いつまでも私の子供のままで居続けることになってしまう。(嫁を貰って欲しい、孫の顔が見たいなんて私は更々思っていない)それは親の不出来が一因なのかもしれない。ただ、親として私が今言い切るのは、「自分の人生は自分の為に使った方が良い。」最近の長男が言い切るのは「残りの人生、結婚相手や子供の為の ATMにはなる気は無い。 自分のやりたいことをやる!」(長男も私も異性には苦労をかけられたので思うことでもある)
2025年06月22日
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「この辺に来るとハンバーグの匂いがする~」夜勤作業中にも関わらず、同僚Mさんは私の背後でクンクンしはじめる。Mさん「ハンバーグのソースみたいな匂いがするんだぁ」 私 「お腹が空いてるからそんな風に感じるんじゃない? それとも、着ているTシャツにでもいつか食べたのが 付きっ放しとかさ~」Mさん「そんなことないよ~、もしかしてハンバーグの匂いの 香水とかつけてんじゃない?!」 私 「え~?!そんなんある訳ないでしょ!香水は変えたけど。」Mさん「ほら、前言ってたじゃない、つける人の体臭によっても 匂いが変わるって~」 私 「ヤダ!私の体臭ってどんなよ~」 先日、香水をまとめ買いしてその中の気に入った一品。男性用らしいのだけど、私は香りで選ぶのであまり気にしない。香りを説明すれば・・・香調:フレッシュ・グリーントップのベルガモット、グレープフルーツ、レモン、ローズマリーから、ミドルのナチュラル ベチバー、バンブー サップ、ロータスフラワー、ホワイトティー、ナツメグへと続き、ラストのクリスタル ムスクに包まれます。弾け飛ぶシトラスの香りと共に、ナチュラルアンバーといった印象の香りが組み合わさったフレッシュグリーンの香り。このナツメグというトコロに引っ掛かった。ハンバーグの中に入ってたりするし・・・でも、香水の中のひとつの香料でハンバーグまでたどり着くかなぁ~フツウー?!でも、うちの長男も食べてもいないのに、元カノに「サンドイッチの匂いがする~♪」と、言われたことがあると言っていたし・・・(家族で食い物の匂いがするってどういう事??)小学校の時通ったソロバン塾の、おしゃれな男の先生がつけていた香水は甘~いキャラメルの様な匂いがして先生が側に寄るとえら~く恍惚気分になった。う~~~んあえてまたMさんに反論する私・・・「 花粉症になったかもって言ってたじゃない、 ひょっとして、鼻詰まりの鼻が、幻覚じゃなくて 幻の匂いでも嗅いだんじゃなぁい」
2009年03月29日
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小学校3~4年生だった頃、私の住まいした村での祭りはそれこそ地味~で、綿菓子や金魚すくいとか焼き饅頭の屋台も出なかった。でも、隣り村のお祭りはお神楽を舞ったり、神社の境内の両脇に屋台が並んでそれはそれは賑やかなお祭りだった。その村にある小高い山の天辺には、鎮守の神様が祀られていて長~~~い歪んだ石の階段を上がっていくと小さな社殿があってその中で中年親父や爺さん達が祝い酒とばかりに一升瓶を抱えて日本酒を飲んでいた。仲良しの友達と一緒に、酒で陽気に浮かれているオッサン達の相手をしていると中のひとりがお猪口に入った日本酒を差し出し、「年に一度のお祭りだから、子供だっていいから、飲め♪飲め♪」とか小学生に向って言うのだ。興味津々、面白半分でひと口、ふた口、口にしたら、けっこうイケる♪甘酒や酒饅頭が大好きだったこの頃の私としたら、調子にのっておかわりをした覚えがある。もう、お互い時効の話だけれど、おそらくこれが飲酒初体験だったかもしれない。だからではないけれど、お酒の類では日本酒が一番好きなんだな家での飲酒は主人以外のメンバーは盆正月くらいにしか飲まない。しかし、今月誕生日を迎えた私と長男。お互い誰からもお祝いされないのを嘆きつつ、誕生日自体はさほどめでたくもないと言いつつも、祝杯くらいはあげても良かろうと日本酒を飲もうという話になった。先ずはお手軽にストーブで沸かしたお湯でワンカップを熱燗にしてみる。久しぶりに飲んでみれば、「やっぱり日本酒は美味い!」となり、これから休日の2日間は飲酒することにしようということになった。 大学時代は酒豪?!だったらしい長男は、最近めっきり断酒状態でアルコールにちょいと弱くなっている。今から少しずつ鍛えて、社会に出る前には復活しておきたい様子である。やっぱり日本酒には和食のつまみだよね~地味~ (出しツユ葱入り厚焼き卵・ホウレン草と胡桃入りおから・白菜の漬物・あたりめ) ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● こんな化粧水を見つけた。 日本酒の化粧水 菊正宗 堂々と日本酒の名前をそのまんま付けた日本酒(コメ発酵液)を配合した保湿化粧水だ。当然だけれど日本酒の香りがするので笑える以前、畑違いに見えるフジフイルムが化粧品を出したのにかなり驚いたけど、発酵食品を使った化粧品が多いのにも今更だけど驚く。お酒もそうだけど、納豆やヨーグルトなんてあるでしょ。昔、お酒が余った時、化粧水代わりにしたし、賞味期限が切れたヨーグルトで全身パックしたり、納豆化粧水がTV番組で取り上げられた時、張り切って手作りしたっけ今じゃ販売されてるんだもの、良い時代だわ。値段が千円もしないし・容量見てから質を考える私にはよろしいわね。2013年の話だけれど、ベストコスメ大賞化粧水部門で3位になった様だし。★1本に日本酒1升分の主要アミノ酸が含まれているので、より高い保湿力を体感できる。★たっぷり500ml容量なので、フェイスはもちろん全身に使用可。 と、ある。こちらも本日より開始することにしたしだい
2014年12月18日
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今の世には悪質クレーマーが蔓延って、時折騒ぎを起こしているのを見聞きする。私も食品関係の企業に勤務していたりするので、日々クレームになる異物混入の類には注意する御達しがある。企業によっては【お客からの苦情は問題点の改善提案】とか言いつつも、クレームが無いに越したことはない。時折、自身が消費者となってクレームしたくなる場面に遭遇したとしても騒ぐ程でもないと我慢してみたり、日記やブログに書いて気をおさめてみたり、滅多に面と向って苦情を相手に訴えたりしないものだけれど場合によってはそうもいかなかったりする。 (イメージ)今日も今日とて、この3月で行きつけ1周年となる回転寿司屋に長男とやってきた。なんのかんの言いつつも、私の好み、長男の好みに最終的に合っているからだ。アルバイトの店員にいつも通りにチョイスされた席に着く。セルフでお茶の給仕、お気に入りのネタを頼んで1皿、2皿食べ始めた時長男が訝しげに耳を押さえながら言う。「この音嫌いなんだよね~」長男に言われるまで気がつかなかったのだけれど『キィ~ッ・・・・・キキキッ・・・・キィ~』何やら間隔を不規則に変えながら金属が擦れる音がする。見ると、ナンの為についているのかは分からないが寿司の皿が回転するレーン側面にある金属部分が鮮度くんの受け皿と蓋を繋ぐ間接部分の出っ張りに擦れて音を立てているのだった。手前寄りに流れるものは音が出ないのに、奥に寄り過ぎる皿が音を立てているのだ。言われてみると気になりだすもので、だんだんイライラ感が生じてきた。これでは週に1度のお楽しみタイムに支障をきたすのでアルバイトの店員を呼んで「音が気になって落ち着いて食事できないんですけど」と、言えば「少々お待ち下さい」との返事で、数分後にやってきたのは店長だった。音のする理由と状況を場所を指摘しながら話すと「本日は音が出ない様に皿を手前に流す様に致しますし、 後日改善対策致しますので、申し訳ございません」とか言うので、不規則にいくつも流れている皿をいったいどんな風に手前に寄せて流し続けるのか?!と疑問を感じつつ「今後改善をされるのはよろしいことですけれど、 今の現状をどうにかして頂きたいんですよね」と私が返答していると間に入った長男が店長に向ってにこやかに言う。「まだ食べた皿カウントさせていないので隣りの席に移っていいですか?」 (問題の金属部分)そうなのだ、私が言いたかったのはココの席ではない別の席へ移動させて貰えれば良かっただけなのにアルバイト店員に直に言いそびれたばかりに変に話が広がってしまっていた。店長は隣りの席への移動を快諾してくれたのだった。「〇〇ちゃん(長男は私の名前をニックネームで呼ぶ)はさ、 どうしてマジな顔して問題を大きくするのさ。 怖い顔して難しい言い方するから店長、クレーマーだと思って ビビッた顔してたよ。きっとこういうのにも慣れてない人なんじゃないの~」ちょっと反省したのだった。しかし、その数分後に私達親子は顔を見合わせた。私達親子以外に殆んど客も疎らで、他にも多く席が空いているにも拘らず相変わらずキーキー悲鳴を上げている音が耳元で聞こえるその席にアルバイト店員が小さな子供連れの親子を案内していた。たぶん、客の席を決めるにもマニュアルがあるのだろうけれど私が店長ならアルバイト店員には「あの席はなるべく使わない様に」との支持を出しておくけれど、その支持はなかった様だ。案の定、あの金属音がするのを気にしている会話が聞こえてきた。母親は耳に手を当てたりしているし、父親はレーンを覗き込む。どうするかな~?!と思って暫く様子を伺っていたがその親子はナンの苦情も訴える様子も見られなかった。人によって我慢の限界点、苦情を言いたくなる沸点には違いがあるのだな。次回、また食事に来た時には是非、改善されていると期待したいものだ
2015年02月25日
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いつも回転寿司に行くのは殆んど長男とだけ。次男とは時間が合わないし、主人は外出するのが嫌いだからだ。おかげで料金は2人分で安上がりで済んでいるものの、「たまにはお土産で持って帰って食べさせてやろうか」とか思い注文しておいた・・・ 「回っているのを食べるより豪華じゃない」なんとなく損した気になる。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●車を運転中、前方を走るトラックのマークを見て笑う。 「JALじゃなくてSAL?!空飛ぶ猿かぁ・・・」 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●猫好き3階建ての外壁と、思われる家、ちなみに表札も猫入り 「きっと内装も猫が喜びそうなんだろうなぁ」と、想像する猫好きな私。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●鯉のぼりネタで使おうと何度か撮影を試みるも、無風の日ばかりであった。 「風がないと頬ざしの鰯みたいだ」
2015年04月29日
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12日の午前、夜勤も残業がちょこっとはあったけれど疲れもそれほどでもないので、保全センターのまだツボミだった桜が見たくて帰宅前に車をとばして向かう私。前に大きなトラックがゆっくり走っていたので近道、近道♪信号のない裏道を抜けて行く。余裕でトラックの前に出たらしくトラックの姿はまだ見えない・・・よしよし自分が走る車の前には、先の見えなくなる大きな車は走って欲しくないものである。ゆっくりした坂道を越えるのに少し加速。アクセルを踏み込む場所でもある。山の中の人通りも少ない道は、天気も良くて快適だ~♪とか、思っいつつ突如コンビニ向こうの脇道から私の目前に現れたのは白ヘルのお巡りさん?!(あちゃ~ そういえばこの道、 ネズミ捕りやってるっていつだか主人に聞いた事あったわ~)とか思い出したってアトの祭り・・・「ハイ~、今速度の取り締まりやってま~す! この奥の道へ進んで下さい」運転歴30年以上になるけれどスピード違反で捕まったのは初めての経験私の前には自動二輪の若者がキップを切られてる最中だった。しばし待たされた私が手にしたのは久々に見る青色キップ久々といっても一昨年の秋に群馬へ帰郷した帰り、昭島市で進路変更禁止違反で減点1点、罰金6千円なんてのを頂いておる。今回は・・・制限速度40kmのところを24kmオーバーしたとのこと嫌になっちゃうのは一昨年の時も今回の時も全然違反しているなんて思わずに運転してたって事。我ながら呆れちゃう。捕まった時一瞬『なんで?!』とか思うんだからちょっと始末が悪いでしょ。指定速度違反で減点2点、罰金1万5千円!!給料日前だっていうのに1週間以内に納めなきゃならないのは痛いわぁ~、辛いわ~、悲しいわ~川辺の桜 posted by (C)くろすけcat翌日、そんな話をその道が通勤路の同僚Mさんに話す。Mサン「え~?!あの道確かにやってる時あるけどさ、 捕まっちゃったの~?!」私 「Mさんはあの日横浜デートだったから 違う道通ってったんだ~ Mさんは通りなれてるからあそこじゃスピード落とすよね」Mサン「それにしても1万5千円は高いね~ じゃぁ、さすがに桜見に行くって行ってたけど その元気なくなっちゃったね?」私 「いや、いやそれとコレは別、別だよ~ しっかり写真も撮影してきたもんね♪ でも、1万5千円払ったでしょ、 昨日Mさんに横浜で豚まん買って来て貰って2千円でしょ、 残念だけど、給料出たら行こうって行ってた 串揚げ食べ放題は中止だね~」Mサン「えぇ~?!ガッカリ~」江戸清の豚まん posted by (C)くろすけcat豚まんなら30個食べれたんだなぁ・・・1万5千円
2012年04月14日
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茨城産の銀杏が売っていました。もう銀杏の採れる季節がやってきたのね~ 綺麗に洗浄されてパック詰めされていてもそこはかとなく臭ってくる独特な香り!銀杏のニオイが好きなお人はなかなかいないでしょうがこの殻を破れば美しい色をした美味なる種子があらわれるのだわ♪そう思うと銀杏の殻を割る銀杏割り器を持つ手にも力が入る、イヤ、やたら力を入れてはいけないのだわ。殻どころか中身まで潰してしまう~リビングでパッキンパッキンテレビを見ながら殻割りに勤しむ私・・・やってきた息子達が「くっさっ!!」と、顔をしかめる美味しいものを食べるにはそれなりの苦労はあるものよ~何個かやってるうちにニオイにも慣れちゃったわ。 我が家の一番お気に召し銀杏料理はこれを油で軽く揚げた揚げ銀杏薄皮も揚げると自然と剥がれ易くて綺麗に取れちゃうんです。今回はこの揚げた銀杏を軽く下味つけたご飯に混ぜ込んで銀杏ご飯にしてしまいました。 きっとご飯と炊き込んだ方のが歯ざわりもソフトな銀杏になるかもしれないけどこんな翡翠色に仕上げる自信、私にはないし~この色が見たい私はあえて、揚げ銀杏の混ぜご飯?!・・・だってその方が、我が家好みの我が家流 あとは、甘辛ハンバーグの卵とじ・海老とアボカドのサラダ冷奴の茗荷のせ・大根と油揚げの味噌汁
2009年11月01日
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横浜のみなとみらい辺りをうろついて夜の帳(とばり)が下りる頃になれば嫌でも素敵な夜景が目の前に現れてくれます。2009年横浜クリスマス posted by (C)くろすけcat実のところ、今回はクリスマスツリーを期待してここまでやってきました。夜景は以前見てますし、本格的に見るならやっぱりクリスマスイブに見られるみなとみらい21のオフィスビル全館点灯が見たかったのですが、さすがにイブに横浜に来る勇気がありません~2009年横浜クリスマス posted by (C)くろすけcatで、目玉のツリーかなと思われるひとつ横浜ランドマークタワーのクリスマスイルミネーションへ2009年横浜クリスマス posted by (C)くろすけcatこちらでクリスマス期間中の18時から行なわれる降雪イベント『メリースノークリスマス』。高さ約30mのな吹き抜け空間に、真っ白な雪が降るという情報を得ていた私は、期待を込めておりましたが・・・始まる時間の20分前ほどから人の山。ちょっとちょっと、ど~してもっと近くで見せてくれないの?!と、内心クレームの嵐だった私辺りは囲いが張られてステージができちゃってます。下から見上げるアングルで撮影したかったのに~で、どうやらツリーの上からタダ雪が降るだけではないのでした。2009年横浜クリスマス posted by (C)くろすけcat イケメン司会者?!がやってきて・・・2009年横浜クリスマス posted by (C)くろすけcatサンタや白い衣装を身にまとったお嬢様達がステージの上で踊り出しました「・・・こ、こんなの要らない」頑張ってらっしゃる皆様にもステージの周囲にに集まって真面目に見ているお方たちにも悪いとは思いつつも、笑いがこみ上げて我慢するのが大変。私、このてのショーは見るのが苦手でしてね。でも雪が降るのがみたいばかりにひたすら天井の辺りとにらめっこ持病の首痛が酷くなりそうでしたわ。2009年横浜クリスマス posted by (C)くろすけcat天井から下がる大きなシャンデリアの上の降雪機から舞い降りる雪があら素敵♪この季節、まだこの辺りには雪は降ってませんから、ちょっとは初雪気分です。しかし、待った割にはイマイチだったかなぁ次に行こう~っと・・・
2009年12月22日
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結局、製菓学校を断念した次男は町なかにある皮膚科のお医者に行くことに。アンティークショップで待つこと1時間半あまり白いビニール袋を提げて帰ってまいりました。次男「薬いっぱい貰ってきた」私 「そ、それ全部薬?!診察代高かった?」次男「薬代入れても2,000円いかないよ」私 「え~っ!じゃぁ、昨日薬局行って薬買う方が 高くついたじゃない~」で、家で店開きしてみると~内服薬3種類、外用薬4種類もありました。 私 「で、原因わかったの?」次男「いや、とりあえずこの薬使って様子見て ダメなようなら、その時アレルギー検査もするって」私 「ふ~ん、まだアレルギー検査してくれないんだ」次男「ガーゼに軟膏つけて湿布するんだけど、 あなたなら説明しなくても上手に塗れるわねって 看護婦さんに言われた」私 「なんで??」次男「製菓学校に通ってるって、医者に言ってたの 聞いてたみたいでなんだけど、 生クリーム塗るのと一緒だって~事?!」私 「」チューブの軟膏は麺棒に少しずつ取ってできものの患部にだけつけるとか、風呂あがって、就寝前には両腕に軟膏湿布してネットでおさえたりと、けっこう手間です。でも薬のおかげで、かゆみも腫れぼったい顔もひいてきたようです。とりあえず、明日は製菓学校に行きます。明日はパンの日葡萄パン作るそうです♪
2009年06月01日
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実家にいた頃はコロッケが食べたくなると4キロ程はなれた藤岡の町なかにある<黒沢精肉店>の安くて美味いソースなんてかけなくてもしっかりした味があるよく揚げたてのコロッケを父と買いに行った藤岡市ではダントツに美味いんだな実家に帰ると必ず買いに行ってしまう。 20年近く住んだ海老名市と隣町との境に我が家での通称<国分寺台のコロッケ屋>がある老夫婦が細々と営む揚げ物専門のお惣菜屋さん息子達はもの心ついた時からここのコロッケが大好きスーパーややたらの店で買うコロッケはガサガサにパン粉が付いているけれどここのは細かなパン粉で油っぽさがないだからお年寄りにも人気あるんだな♪ どこに住んでもお気に入りのコロッケ屋さんてあったものなんだけど・・・ここ何年も遭遇できないのが悲しい近所にあるセブンイレブンの 『じゃがごろコロッケ』近所にコロッケ屋さんがないせいかついついお世話になってしまうこのコロッケイモを手でつぶしたからこそ残る、ホクホクとした食感にこだわったというだけに、手作り感はあるし、美味しく頂けるけどね 先日、長男と東京に行ったとき聞いた話。長男が3年程前、早稲田で学生をやっていた頃、元彼女との同棲生活もしていた為、1~2週間で1万円生活を送っていたという長男。その日も欠食状態で早稲田の町の肉屋の前を通りかかった長男は、揚げ物の匂いに誘われて、コロッケを注文したそうな。「すみません、コロッケ1個下さい」「いらっしゃい♪コロッケ1個ね。他には?」財布の中を見てももコロッケ1個買うだけしか持ち合わせていなかった長男は「あ、いいです。1個で」揚げたてコロッケを出すそのお店しばらく待つと、オジサンはガサつく小袋を差し出した。コロッケ1個にしては重いので袋の中を覗きこむと中にはコロッケ2枚とハムカツが1枚入っていた。驚いた長男がオジサンの顔を見ると、オジサンは笑顔で「いいんだよ、食べな。おなかすいてんだろ」そう、言ってくれたそうだ。長男はオジサンの優しさが嬉しくて涙が出そうになった。よっぽどヒモジイ顔でもしていたのか?今時の早稲田の学生らしからぬ貧乏学生にでも見えたのか?長男はオジサンに何度も頭を下げ、店を出るとベンチでコロッケを頂いたそうな・・・身に沁みるほど美味しかったそうだ。 「そんないい話、早稲田にいるときに話してくれれば そのお肉屋さんのコロッケいっぱい買って来たのに~」帰りの電車の中でブーイングした私でした。そんな人情味あふれるコロッケさぞや美味しいんじゃないかなぁ・・・
2009年01月16日
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7月、長男がお町で職をもつことが決まった。長い長い長い道程の末、自分で選択した司法という道は思った以上に障害だらけで、険しく、厳しかった。それでも長男にとってはやっとスタート地点に立ったとも言える。長男を山から通わせるなんてのは到底無理だし、これまで穿き古したパンツのゴムみたいに伸びきった夫との関係もいい加減チョン切りたいと思っている私。これから己の決めた世界へと始動する長男に便乗して離婚の為の手始めに夫との別居を考えていた私は前々から暇をみてはネットで家探しを実行していた。しかし、国家試験に合格したからといったって長男が職を得るに至るまでにも司法世界はもの入りで、合格してもなんやかや、あれもこれもとキリのない金取り業界であるおかげさまで引越しする資金も悲しいくらい無くなった。「この際思い切って借金をするしかない!」実家の父が生前よく言っていたことを思い出す。「借金はするな、いくら身内でも保証人にはなるな」『家訓だと思え』ってな言われ方だった気がするが、しかし・・・(ごめん、お父ちゃん。言い付け守れないで。 お父ちゃんの言うこと聞かないで反対押し切って、 甲斐性無しの男と一緒になったばっかりに、 今や夫が借りた私名義の借金もあれば(夫月々返済中) 連帯保証人にされているものもある)夫ときたら子供らの将来に関してはたいがい我関せずで蚊帳の外。息子二人が生まれた時から、自分の両親と私に子育て任せて好き勝手やってたくらいだから、親らしい口のきき方だってできないし、子供の為に何するも、何しようも全く無い。5年前に息子二人をアパート住いさせたことがあったがその時だって口も出さなければ、手助けも、関心すら無い様だし住んでいる場所さえ知らないでも平気だった。おそらく今回もそれでいいのだろう。まったく親子、夫婦やっている意味がない(ごめん、お父ちゃん。男を見る目が無かったよ。 長男に「アイツと結婚した母ちゃんは『マイナスジャンボ宝くじ』 に当たった様なものだ」なんて言われるし)引越しするだけの少額でもいいから宝くじでも当たってくれたらどんなに良いかしれないけれど、そういう運は生まれてこの方持ち合わせていない。しかし、今のご時世パートごときの身分でもありがたいことにカードローンなんてお手軽な借金方法もあることで引越しに踏み切れたのである。 ペンタス【花言葉】希望は実現する 忙しくてブログも更新できないのがトホホである。
2018年08月01日
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