★★★★ しましまＬＩＦＥ ★★★★

日記/記事の投稿

残留新年＋楽天さん。
お正月～。
気をつけてね

カテゴリ

とらんくるーむ。

< 新しい記事

新着記事一覧(全1515件)

過去の記事 >

2011.03.15

結局、実施されなかった今朝の計画停電。

武蔵野市は都内ということで免除されました。

振り当てられたグループは昨日も朝一番からの停電、
ということで、情報を知った前日の深夜に洗濯開始、
水の確保に努めたり、その後の情報をチェックしたり。

翌朝は来るべき停電にそなえて６：２０までに食事と
身支度をすませ、ＰＣの電源を落として、さあ来い！
照明が消える瞬間に身構えたのですが音沙汰なし・・・・

ネットテレビをつけると最初の輪番停電は中止との報道、
ホっとしながらも刻々と深刻さが明らかになる被災地の
様子や原発の不安な状況にまたまた心が沈みに沈み。

いつもより遅い出社で木さんを送りだしてからは
また・・・・　無事で会えるだろうか？
あってもおかしくない心配にとらわれる心は
いつもより早い帰宅を迎えてピカリと晴れる。
普通のことがかほどありがたいとは・・・・

地震が起きた当日。
突然やってきた激しい揺れ、様子をみるも
収まる気配はなくＳＲＣ造の家がミシミシ鳴る。

庭に出てみるとやはり屋内が怖いのかベランダに
出ていたお隣の奥さんがわたしの近くに降りてきた。

心臓は大丈夫ですか？

大病を経験された１０才程上のその奥さんのご病気に
さわるだろう揺れを少しでも防げるよういつの間に？

力をこめて二人で耐えていると、　大丈夫か！

外出先から急ぎ帰宅したお隣のご主人が
リュック姿でだだっと庭に降りてきた。

ご主人は一見して別状ない様子に
ホっとした表情で
二人でなにをしているんだ？
ここにいては逃げられないぞ？
ガラスも落ちてくるし
外に出るなら逆、ドアをでなきゃ

優しい声を聞いているうち　ハっ・・
そういえば上からパラパラ石みたいな
ものが落下していたことが思い出されて、
奥さんを守るならそうすべきだった・・・

何事もなかったからいいようなものの、
我ながら間の抜けたことにガックシして
部屋にもどると　

jabaちゃん、俺をおいてどこに行ってたの？
いたはずの寝室からいつの間にか消えてたし

たまたま通院があってお休みしていた木さんに
さっきのことを話すとお隣のご主人と同じ注意。
最初、庭に出たときは木さんを守る方法を見極める
ために外の状況を見ようと思っていたのに・・・・
全然、お門違いの結果になってしまつた。

しかし、この激しい揺れ。
もし出社していたら帰宅難民になっていたよ？
事故の後遺症を負う身でそんなことになったら・・・
日頃、非常時に起こりうる困難を話し合って
いたことが実際、起きた日の在宅にまずは安堵、
するも間もなく被災地を襲う津波に呆然・・・・

それからは刻々と伝わる新たな報道に目が離せず、
目にすれば目にする程、悲しみでいっぱでなにも手が
つかなくなってしまい・・・・・・

するうち、長男くんやコンちゃんから電話。
こちらの状況を気遣う声に勇気づけられる。
と、義母さんや楽天友達ほかたくさんの友人
から届く電話やメールに元気づけられる。
夜にはセンシャんからの声を聞いて嬉しくなり、
が、テレビを見るとまた悲しくて・・・・

罪もなく悲惨な状況に見舞われた人たちを
思うにつけ、青臭いとはわかっていても
気持ちはどんどん底なしに落ち込み続ける。

そんな数日を過ごした週末の深夜、
突然飛び込んできたのが計画停電の報。
そうだ、わたしは家庭を守らなきゃ！
家族が不自由しないようにするには？
あれをしてこれをして、そうあれも・・・

ちょっと前。

生き残ったものは今を精一杯生きよう

突然の友人の訃報に悲しみを共にした
巨頭星人さんから言ってもらった言葉が
今またわたしの胸によみがえります。

いくら悲しんでいても亡くなった方々や
悲しむ方々にかわってあげることはできない・・・・
しかしながらなにかの役にたてるとしたら、
自分は自分の力を尽くすことしかない。

家族の無事と共に生きられることに感謝し、
友人たちの励ましに力をもらい、今、
自分にできることを精一杯やってゆく。
日々の生活を支えてゆくことが、いま、
この国が陥った窮状への支えへとつながる。
ようやっとそうした心境になってきました。

はじめて直面する計画停電。
はからずも切れかけた心のスイッチを
押されてしまいましたが、
明日からはどうなるかなぁ・・・
とにかく頑張るぞ　おーー

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう