2006/11/23
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とある、獣医さんのコミュニティで見かけた記事なんですが、譲渡会の始まった広島ドッグパークからの犬を引き取った方が患畜として診察にこられた時のお話。

その子は、かなり重度の寄生虫に冒されていて、平均体重の三分の一あるかないかくらいのひどい状況だったそうです。
なおかつ、長距離移動による疲労とストレス、長期間劣悪な環境におかれていたトラウマや環境変化による問題行動も多く、先住犬に寄生虫がうつったり、先住犬がストレスにより体調を崩してしまったりと、その引き取った飼い主さんには、少しの後悔の色がうかがえたそうです。

一日も早くすべてのワンちゃんの行き先が決まって、すべてのワンちゃんに安住の地が訪れることは願ってやまないことですが、この記事を読んでとても複雑な気持ちになりました。。。。。

善意や優しさが後悔に変わってしまう。。。。とても悲しいことです。
広島ドッグパークが起こした悲劇によって、おきた二次災害、とも言えるんじゃないでしょうか。。。。。

犬を引き取る、ましてや先住犬がいる場合、先住犬との相性、困難な状況化に置かれていた犬の精神のケア、病気のケア、それに費やせる経済力、時間、環境、根気、どれほどの覚悟が必要なことなのかということを痛切に感じました。
悲しいかな優しさや善意だけでは、足りないようです。

私なんて、生ぬるい優しさを持ち合わせてるだけで、結局何もできない無力な一個人でしかないなーと実感しました。

犬を飼うすべての人がその責任をちゃーんと守ることだけでも、不幸になる犬は減るはず。
たくさんの犬を救う事を有志でやっていらっしゃる団体のお手伝いも大きな資金援助も今の私にはできないことだけど、一匹の自分の犬を最後まで面倒見ることくらいはできる。
そんなこともできないで、引っ越すからといって犬を置き去りにしちゃったり、飼い主の都合で育犬を放棄する人間は
「お前が死んじゃえ」って思う。





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Last updated  2006/11/24 12:30:06 AM
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