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2006.01.22
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カテゴリ: プロ野球
2月22日2時22分に生まれたという大魔神。

幸福なことに忙殺されていたこの正月、唯一見た
正月番組では彼が手弁当で二人の愛児を送り出しながら
マウンドを守っていたことを伝えていた。
それにしても長男も同じ日付の誕生と言うから縁は深い。

現役引退の前後、靄の晴れない晩節であったが、
漸く少しはすっきりした心持になれた。
同学年でありながら甲子園のヒーローであった清原に

大学野球で腰を痛め、ドラフト前は不安で雲隠れもした。
そして先発で結果が出なかった末のリリーフ転向である。
しかし背水の陣にフォークをものにした暁には
清原をも凌駕して、共に剣豪タイプとして大成した。
一芸名人の豪快な勝負論でも清原とは会い通じている。
そんな彼らの長男が示し合わせたように同じ名前なのは
一体、何の偶然なのだろうか。

佐々木が横浜を去るときに一部では背番号22は
永久欠番になるとも囁かれた。
しかし、彼がシアトルへ旅立ってすぐに、外国人投手が
その番号を背負った時に彼は失望したと言う。


例えば読売ファンだ。
彼らは永遠にグランド狭しと躍動する背番号1や3の
夢の続きが見られないのだ。
不世出の英雄を讃える気持は理解できるが、その一方で、
勇姿への幻想は膨らむばかりではないだろうか。

球団は買い続ける。

しかし、それでも飽き足りることはなく、結局は
現物を引き摺り倒している有様だ。
天界に祭り上げられた3番はマスターズリーグにも
降りてこられない。
古くは三原・水原の相克と同様に1番は下野し、
新天地を福岡に求めた。
西武黄金時代のA・K(秋山・清原)も相似形なのが
面白く、源平の時代から九州には捲土重来の力を蓄えさせる、
そうした磁場のようなものがあるのだろうか。

読売が3の幻影に後、何回縋れるのかは分らない。
それは死してなお、続く祭りとなるのかも知れない。
しかし、永久欠番の再降臨はない。
佐々木の22番にあやかる押さえ投手、
工藤の47にあやかる左腕投手など、
期待を込めて送り出す分には良いだろうが、
同一球団であれば、滅多やたらな選手には
そうした番号を背負わせて欲しくは無い。

22番に相応しい才能が出現しない限りは、
その不在も致し方ないだろう。
しかし、その後進の才能や躍動を衆目が認めた時に
初めて凱旋する番号であって欲しい。
夢の続きを個人が見ているようでは、
真のスペクテーターズ・スポーツは成り立たない。





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Last updated  2006.01.22 16:34:56
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