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トラの穴っ!

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2012.12.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類




怖い夢をみた。


日本海側の高速の全SAに立ち寄らなければならない・・・という

どうやらTV番組の企画のようなのだが


出演者!の僕はコンクリート打ちっぱなしの壁に鉄の扉、


それを開けて階段を昇っていくと上がりきった脇に


誰かに火を放たれたのか哀れな姿になったバイクの残骸が。




そしてこの通路、明らかに幅が狭く高速、という風ではない。



上がり切るとガードレールも何も無い細い沈下橋のような道路が一筋、


荒れる海を二分割している。






呆然とした気持ちの根源がそもそも、その道路を行くのは車両ではなく


自分自身でしかないと気付いたことにある。



そしてようやく思い出したかのように慌てて振り向いてみると


道の端には歩道に車両の侵入を妨げるような鉄柱が1本。



荒れる海は水位を上げ、


気付きたくないものに気付いてしまったのだが


その5,6メートル後方には大きな魚影がゆらめいている。



魚は口蓋の直径で捕食できる獲物が決まるというが


これほど巨大なシーバスもどきなら


充分可能な捕食の対象として僕を見ていることだろう。




波が僕の脹脛を洗う。







と、巨大魚は大きく体をひとつ、くねらせて何処かへ行ってしまった。


まるで舌打ちが聞こえるような振る舞いであった。




・・・階段の扉の前の踊り場もすでに浸水している。


このまま扉を開ければどうなることか?


そして階段を降りようとする僕の呼吸もどうなることか?






そこにある。




恐らく、この細いタイヤは波で表れた路面を捉えきれないだろう。



横波に攫われることだって無い方が不思議だ。



しかし、それでも



この道の通じるもう一方の果てを目指さねばならないのだ。


ひとりで。







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Last updated  2012.12.02 18:22:24
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