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先週は金曜に何度か指導に行った中学の演劇発表、そして日曜が私の所属劇団の公演という予定でした。
それが、新型インフルエンザの影響で中学の演劇発表が延期(いつできるかわからない)となりすっごいショック
あんなにがんばっていたのに・・・
当日になって一気に欠席者が増えてしまって、キャストもそろわず、校長は断腸の思いで延期の決断をしたらしい
経験者なんて1人もいないのに、先生も生徒も一生懸命で、毎日練習していたあの子たちのことを思うと、残念でたまりません・・・なんとか後日できるといいのだけれど・・・
そして日曜の公演は、一昨年に引き続き地元の昔話を取り上げたお芝居をしました
こちらは年寄り劇団なので(インフルに罹ることもなく)、みんな元気いっぱい子役の小学生(劇団員の子ども)1人が練習途中に風邪をひいたものの、新型インフルエンザではなく大事にはいたらず、無事1日2回の本番を終えることができました
出来栄えはといいますと・・・とても「成功」とは言えません
今回は練習不足が本番までひびきましたね。しかも会場の関係で前日のリハーサルができず、舞台に慣れないままぶっつけ本番という感じが素人劇団には痛いことでした。
まるっきりあがってしまって、真っ白になりセリフが出てこない人がいたり、出トチをする人がいたり、考えられない失敗があったり・・・
1回目の公演は、ドタバタでした。
さすがに2回目は少し持ち直しましたけど
でもまぁ、見に来てくださる方々も、出演者の身内やご近所の方といった、本格的に芝居を知らない人が圧倒的に多いので、こちらの失敗も温かく見ていただけて、芝居自体は面白かったとおおむね好評でした。
まったくの学芸会のような芝居なのに、喜んでくださる方々がいるというのは嬉しいものです(汗)ただ、照明と音響だけは出来るスタッフが劇団員にいないため、プロに頼むのですが、このお2人は本当にさすがで照明と音響のおかげで、なんとか芝居になっているようなものです
練習も1度しか見ていないし、リハもできなかったのに、本番は少しの狂いもないタイミングですばらしい腕を見せていただきましたプロだぁ~
練習はいろいろ大変なことがあったけど、こうして終わってみれば「やっぱり演劇って面白い」ってまたまたやりたくなるんですよね。不思議~。
でもね、最近ちょっと考えるんです。
こういう田舎の素人劇団で、役者もまったくの初心者だらけ(基礎もまったくなっていない)で楽しみながら・・・というやり方も悪くはないのだけれど、もう少し本格的に演劇やってみたいな、という気持ちがわいてきて。
隣の市にはそれこそ真剣に芝居に取り組んでいる劇団がわんさかありまして(地方でこれだけ熱心なところは珍しいのではないかな)、そういう芝居を見るとますます私もこういう本物の演劇をやってみたいって思ってしまう・・・
劇団内からも、まわりからも、私の演技は上手いってよくほめられるけれど(自分で言うな~(笑))、それはこの素人劇団の中にいるから目立つのであって、本格的にされている人たちの中に入れば、まったく相手にされないのはわかっているから、素直に喜べないところがあって。
楽しみながら、趣味の延長でやってる今の劇団もいいとは思いつつ、もっともっとのめりこみたいと思っている自分もいて、最近いろいろ考えてしまうのです・・・
jまあ、それはそうと、本番終了後はもちろん打ち上げで盛り上がりましたよ~
これをやるためにがんばっていると言ってもいいもんね(笑)
楽しかったわぁ
でも、さすがに疲れてて、2次会までで終了。いつもよりずっと早い帰宅となりました。やっぱり年寄り劇団やねぇ~(笑)