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suudarabushi
日本映画・落語・昭和歌謡から、世間の話題まで鋭くえぐり取らないささやかなコラム。
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2021年01月24日
カテゴリ： カテゴリ未分類
久々にヤフオク噺。
とは言っても楽しい話・良かった話ではなく、腹立たしい話に
なるのだが…どうかご了承いただきたい。私の中に蠢いている
妬みと僻みと怒りのトリプル感情（？）を吐き出す話ネ。
そこまで言うと、かなりオーバーになっちゃうか…（苦笑）。
今年に入ってからのヤフオク。私が20年以上探していた盤が
頻繁に出品される事象が多くあった。昨年もここに書いたが、
そういう盤を見つけたときの私は、理性のリミッターが外れて
ところが、どれほど頑張っても、その“戦闘モード状態”をもって
しても、大半の盤は落札できなかった。
いくら理性のリミッターが外れたとはいえ「この盤にこの額は
いくらなんでもおかしい」と思った瞬間にスッと引いてしまい、
落札できなかったことが５度ほどあったのだ。今年に入って。
特に…具体的な曲名を１つだけ上げるが、昭和12年のヒット曲
「男なら」オリジナル盤（林伊佐緒、近衛八郎、樋口静雄）が
落札できなかった悔しさったらなかった。
あまりの悔しさにイライラがひどくなり、寝つきが悪くなった
くらい悔しかった（苦笑）。
戦後盤と霧島昇の戦中盤を信じがたい高額で落札した。２枚で
２万円を軽く超えた（涙）。落札しておいて言うのもなんだが
「明らかに”その盤”に不釣合いな金額」だと思う。自分でも。
それで「男なら」を持っていかれた相手は違ったのだが、今日
私が落札した２枚、そして今年に入って落札できなかった盤を
２枚を競った相手は、間違いなくその人。
誹謗中傷では決してないのだが、この相手ってのが…どれだけ
財産があるんだか知らないが、まあ～ホントに引かない！
私ら（そんな裕福じゃないコレクター？）の足元を見ているのか
知らないが、ガンガン金額を吊り上げてくるので、ちょっとでも
油断すると本当に太刀打ちできないのである。
ただ！その人が単にお金持ちで純粋にＳＰ盤のコレクションを
している人で欲しい盤には糸目を付けない、というのであれば
「いいヤネェ、金持ちは…」程度のイラつきしかないのだが…。
何が腹立たしいって…高額で
出品するのだ、その人ぁ！分かる人には分かると思うが。
なんかレコード盤を「株」とか「ビットコイン」とかと同じに
扱うという、その料簡に私は腹が立つのである。
それも「５桁」「６桁」が当たり前という、ムチャクチャな
開始金額（値段設定）が殆ど。
おそらくだが、売る気はサラサラなくって、単に「俺ぁこんな
レア盤を持ってるんだ！どうだぁ！」って世間（狭い世間だが）
に言いたいだけなんじゃなかろうか？
仮に私が宝くじに当たって、東海林先生や藤山先生のレア盤を
「あなたの言い値で買いますヨ！」という気持ちで入札しても、
絶対“出品取り消し”しそうな気がしてならない、その人。
…完全な誹謗中傷か、これは（苦笑）。でも、なるべく安い
金額で欲しい盤を手に入れたいのは誰でも共通な気持ちで、
そのコレクターの気持ちを踏みにじる行為だと思うんだわね、
転売ってぇのは。
でもまあ、それだけ競るということは、その相手が欲しい盤も
私（や様々なコレクター）が欲しい盤も同じで、それだけ滅多に
お目にかかれない貴重盤ということか。
その相手が競ってきたときは「金持ちにゃ勝てねぇな」と思って
諦めるしかないのかもね（笑）。
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