2003年07月10日
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 夫が不調を訴えたのは昨夜だった。好きな晩酌は進まず夕食も半ばで止めた。来訪中だった義弟が去った後、本人は入浴などして回復を待っていたらしい。

 思えば先週の金曜日から兆候があった。夕食を全て吐いたのだ。腹痛はあったが下痢はなかった。土日はニラ粥などを食べて過ごした。週があけてから多忙だった。本人は、回復したと思ったようだが、食は細かった。

 午前零時を過ぎて、不快は増すばかり。便意はあったも排出できない。
「夜間診療を探して欲しい」と、悶絶しないばかりに頼まれて、私もやっと事の重大さを悟った。

 救急車の出動を依頼するのを、躊躇して。夜間医療救急センターへ問い合わせた。教えられた2,3の病院を当たった。以前にも診察を受けたことのあるT総合病院が引き受けてくれた。午前2時を回っていた。

 T総合病院では、応急処置とレントゲンをとって貰った。看護士がかかりつけの総合病院へ行かなかったことをしきりに不審がっていた。今にして思えば、救急車を頼んでかかりつけの総合病院へ行くべきだったのだ。

 夜が明けてから、かねて夫が通院する医療センターで受診した。状態は昨夜と変わっていないので、入院となった。これから各種検査が待っている。

 子供たちへ知らせると、またかといった反応だ。それで、なじってみた。
「猫の具合が悪いとみんな飛んで帰ってくるけれど、父さんでは誰も来ないねえ」

「何かおいしいものを食べさせてもらいなさい」と、声を掛けた。

 息子を伴って、私は近くの回転すし屋へ行った。成人した息子には、特に食べたいご馳走などないようだった。






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最終更新日  2003年07月12日 12時04分26秒
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